ライオンズ

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一年に二回スタジアムでライオンズを観る目標は昨年未達に終わった。
そのため今年も同じ目標を立てて臨み、
8/8(土)京セラドームでのオリックス・バファローズ戦と
9/26(土)西武プリンスドームでの東北楽天・ゴールデンイーグルス戦に行ってきた。
(以後ホームスタジアムのことを子供の時分よりの馴染みのある「ライオンズ球場」と呼ぶことにする。)
 
しかし、3月末開幕に対し、初めて観に行くのがオールスター明けの8月なのだから、
この日付から考えると、まともにライオンズを応援しようとする気がないように見える。
本当にライオンズファンなのかも疑わしく感じるかもしれないが、
ベルとライオンズを天秤に掛けるとベルに傾いてしまう現状、
まずベルを優先し、次にライオンズをとなってしまうので致し方ない。
しかも、仕事の予定とも全く噛み合わなかったので、
今年も目標断念かと諦めかけていた中での目標達成だったから、
まだ試合を観に行ってもいないのに、
よく都合を付けたと自分で自分を褒めてあげたい気分となった。
 
今年のライオンズは開幕ダッシュに躓くことなく順調に滑り出し、
パシフィックリーグのチームが全て優勢になり、
五割で乗り切ってもリーグ内順位が下がるという奇妙な現象が毎年起こる交流戦も
試合数が24から18に減ったせいか無事に乗り切り、
二位争いをしながら四位にはかなりのゲーム差を付けていたので、
シーズン半ばだったが、クライマックスシリーズ(CS)出場は確実で、
あとは順位をどこまで上げられるかだなと楽観していた。
けれども、この気持ちがいけなかったのか、ここから怒濤の連敗に陥ってしまう。
 
連敗初めはすぐ止まると思っていたが、
いつまで経っても止まらない敗戦の結果を見続けている内、
私が観に行く8月には連敗が止まっているよなと心配になってきた。
その間、ライオンズ球場に試合を観に行った母曰く、
リードしていたのに、ともみ(高橋朋美)が出てきたら勝てる気がしなくて、
案の定、打たれて逆転されて負けちゃったのよ、とのこと。
リリーフピッチャーが打たれれば負けるのは当たり前であるが、
全てともみのせいではあるまい。
負ける時は打線と投手陣とが噛み合っていない時であり、
今年はそれが顕著だったに過ぎないのだが、あまりに負け続けるので、
私が観に行くまでに連敗が止まっているか、日に日に憂いが増していた。
幸い、連敗は私が観に行く前に止まったので、前に記した憂いも収まったが、
ここで数字を挙げるのも嫌なほど負けを重ねに重ね、
2位はおろかCS出場も絶望的な状況となってしまった。
そんな状態なので、先ほど使った「幸い」という言葉は適切でない。
決して「幸い」ではない。
 
けれども、シーズンは終わっていないのだから、諦めるにはまだ早すぎる。
何とか気を取り戻して、8/8昼過ぎに家を出て、京セラドームへ行った。
しかし、と言ってよいのかわからないが、
連敗が止まったとはいえ、好調とは程遠いチーム状態そのものが現れた試合となった。
 
試合序盤は調子が良かった。
この日誕生日を迎えた森友哉のタイムリーなどで、3−0とリードし幸先良く滑り出した。
けれども、先発でマスクを被り三点目のタイムリーを打った岡田雅利が
負傷退場したところから流れがおかしくなってきた。
投手陣も先発の野上亮磨が毎回ランナーを出すピリッとせず、
これは長くは持たないなと思うに至った。
ベンチも同様に判断したせいか、6回から岡本洋介、高橋朋美、増田達至と
一人一回ずつをヒヤヒヤもので抑えて何とか8回を終えた。
翻って攻撃は決して調子が良いわけではない先発の西勇輝を打ち崩せず、
二回以降は音無し状態が続いていたので、とても楽しめる展開ではない。
 
それでも勝ってくれれば良しと、だらだらと時間だけを要した試合を
愛想を尽かさず席も立たず観続けていた9回裏のマウンドに
牧田和久が上がったのを目にし、気持ちが少し高まった。
彼のオーセンティックユニフォームを購入し、
それを纏っての昨年の観戦では良いところなく負けてしまったので、
挽回する機会が出来たのは正直嬉しく、
この試合で、一番安定で信頼置ける選手が出てきたと思い、
じっとしていられなかったこれまでの心の持ち様に落ち着きも感じられ始めた。
 
しかし、その気持ちは目の前で見事に打ち砕かれ、
逆転サヨナラ負けする瞬間に居合わせることになってしまった。
この光景にしばし呆然となり、次第に、これまで席に座っていた4時間を返せ
とのどこにぶつけたらよいかわからない憤りが込み上げてきた。
長いシーズンこういう試合もあるのはわかっていたつもりだが、
実際目の当たりにしてしまうと、すぐに気持ちを切り替えるなぞ出来ようはずもなく、
憤然やる方ない。
また、牧田のオーセンティックを着て、
彼自身が敗戦の責任投手で二連敗したというのも何とも縁起が良くない。
こんな結果となってしまったので、その夜は祝杯予定から転じたやけ酒を煽る羽目となった。
 
スイスから帰国した翌日9/26、ライオンズ球場に行く前、
関西の自宅へ海外出張の荷物を送るため宅急便の取扱店に寄ってから最寄りの駅へと向かった。
この日の観戦を決めてから、
スタジアムで纏うオーセンティックや帽子、マフラータオルをどう持って来ようかと考え、
9/13(日)駒場遠征時の荷物の中に加えて、
9/14(月)出社前に立ち寄った両親宅にベルグッズと共に預けておいた。
父と二人で乗り換えて着いた池袋の西武百貨店で昼御飯を買い、
西武池袋駅始発の西武球場前行き準急に乗り込んだ。
 
終着の西武球場前駅の改札口の位置からすると、
先頭車両に乗るのが一番便利であり、そちらの方へ歩いて行くと、
もうすでにユニフォーム姿の人たちが何人も電車を待っている。
同じところに行くのが丸わかりの光景に、これからホームへ行くという感じが増してくる。
ライオンズ球場へ行く際、いつも西武池袋駅のホームに立つと、
仲間の姿がありありと映るので、一体感や安心感を覚える。
けれども、不思議なもので、池袋に着く前は彼ら彼女らの姿を目にしたことはないので、
結集の最初の地が西武池袋駅なのだろう。
私たちが乗った電車が目的地へと近づくにつれ、
同じ格好をした人たちが次々と乗り込んで来て、
ライオンズファンが如何に西武線沿線に集中しているかがわかる。
 
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やがて電車は西所沢駅から単線の西武山口線へと入り、
しばらくすると、目的地の西武球場前駅に到着した。
改札を出ると銀色のドームの屋根が見えるが、
周りの環境やスタジアムまでの緩やかな坂道など
その他は昔と変わりなく、これから試合が始まるというワクワクした気持ちの中に
落ち着いた感じも覚える、私にとって、まさしくホームである。
辺りで売られているグッズを色々と見て回ってからスタジアムに入り、
外周のスロープを観客席やその下のグラウンドを見下ろしながら自席へと進む
他のスタジアムとは違うこの構造も、
昔からの馴染みのせいか、気に入っているところである。
 
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ライオンズ球場に来ると好んで飲んでいる狭山茶を買い、
試合前の練習やイベントを観ながら昼食を食べ、
いつもと変わらぬ姿勢で過ごしていると、頭の方も段々と重さがなくなってきた。
時差呆けも解消しつつあるようである。
 
イメージ 3
 
始まったこの試合の先発はルーキーの高橋光成で、
連敗の真っ最中あたりから一軍に上がり、良いピッチングを続け、
8月の月間MVPにも選ばれる活躍をするライオンズ期待の投手である。
ドラフト一位で入団したのは知っていたが、活躍するのはまだ先だろうと思っていた。
そのため、この活躍は驚きなのだが、
振りかぶった際、帽子を後ろに飛ばして笑いを取る投手が目立つのが久しい近頃、
帽子を前に飛ばして投げる、躍動溢れる感じのする久しぶりの投手だったので
彼を観るのをとても楽しみにしていた。
この日は適度に荒れた勢いのあるボールをテンポよく投げ込み、
イーグルス打線に的を絞らせず、次々と抑え込んでいくピッチングを小気味よく感じた。
 
けれども、こういう時に限って、打線は森の先制ホームランによる一点だけしか取れず、
決して調子の良くなかった則本昂大からあと一本が打てず、1−0の状態が続く。
この展開に、私の斜め前に座った老人男性は、中村剛也が打席に立つ度に、
「お前のホームランを観に来たんだよ!」
と低く透る声で檄を飛ばしていたが、凡退が続いていた。
また、この日の球審は外角低めの良いコースを全くストライクと判定せず、
両チームに対してそうだから仕方ないか、と口にしつつも隣の父親と共に首を傾げ続けた。
 
8/8とは対象的に、あっという間に進んだイニングは進み、
7回裏ヒットで出た森に代走として熊代聖人が出され、
8回表からメヒアに変わって鬼崎裕司が守備固めで入った。
この交替にまだ一点しか獲っていないのだから、逃げ切るには早すぎると心配していたところ、
先頭打者に二塁打を打たれ、それをバンドで進められ、ワンアウト三塁のピンチを迎えてしまう。
しかし、光成は次の代打を三振に仕留め、あと一人で乗り切れるところまで来た。
打たれてもいいからこのまま続投で行けと思っていたところ、
ベンチが動き、ここでよりによって牧田が出てきた。
彼には何の落ち度はないのだが、これまでの事を思い出すと悪い方に考えてしまう。
 
こう思ってしまうと、何かを引き起こしてしまうのだろうか。
これまでストライクを取っていなかったあの外角低めのコースに投じたボールを
突如主審がストライクとコールし、父と二人して驚いた。
フォームが変わった投手が出てきたから、球筋が変わって見えたからなのか。
その困惑で頭が一杯の中、次に投じたボールを打たれ、同点に追い付かれてしまった。
リリーフに出てきた牧田がまたしても目の前で打たれる展開に、
身に纏っている彼のオーセンティックやマフラータオルがいけないのだろうかと、
縁起などという科学では立証できないものを信じざるを得ない展開に頭が痛い。
その後の打者は打ち取って8回表を終えたが、光成の勝ち投手の権利を消してしまい、
どうせ同じ結果になるのなら、光成が打たれた方がましだったと思ってしまう。
しかも、メヒアと森が交替でいなくなった迫力の落ちた打線では逆転が難しいと思うと、
またしても勝ち試合を観られないのかと頭を抱える気になった。
 
でも、と逆説の接続詞が何度も出て来るのがこの試合で、
8回裏から替わった青山浩二から先頭の渡辺直人がヒットで出塁し、
栗山巧がバントで送り、次の四番中村が敬遠となって、ワンアウト一、二塁となった。
ここでイーグルスは青山からクルーズに替わったが、これが采配ミスだったと思う。
力のあるクルーズに対して、決して力があるとは思えない鬼崎がヒットでつなげ、
この試合良いところなく凡退を重ねた浅村栄斗に満塁で打席が回る。
守備固めからの出場なのに、よくつなげた鬼崎!と喜び、
折角みんなでつなげてきたのだから、打てよ浅村!と一番力を入れていると、
スタジアムに駆け付けたライオンズファンの気持ちが伝わったのか、
満塁ホームランを放ち、5−1と一気に試合を決めた。
スカッとする以上の状況に席を立って大はしゃぎして喜び、
ホームへゆっくり駆けて戻って来る浅村を拍手で迎えた。
 
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9回表は増田がランナーを出したものの無失点で抑え、ライオンズが勝利した。
試合後のヒーローインタビューは森と浅村の二人が出てきたが、
勝ちは付かなかったが、光成を上げても良かったのではと内心思った。
このインタビューを観てから席を立ち、スタジアムを後にするため、
人混みの中のスロープをゆっくり下っていると、
試合結果をアナウンスする声が聞こえてきて、
勝ち投手牧田との声に私だけなく周りの仲間からも失笑が漏れていた。
打たれて、勝ち投手となるなんて。
 
今年の埼玉西武ライオンズはどうかしている。
昨年と正反対の価値観にチーム全体が支配されている。
勝ち数よりも負け数を多く積み重ねたチームがペナントレースを征する
と考えているかのように、負け試合を繰り返している。
そんな状況だから、開幕から最下位を突っ走っている。
 
開幕当初から監督の首をいち早く飛ばすことが最大の目的
かのように思えてならなかったが、
6月に入って伊原春樹監督が休養、
田辺徳雄打撃コーチが監督代行になった出来事に接すると、
冗談で思っていたことが現実のものとなり、
笑うに笑えない状態になってしまった。
しかし、監督が変わろうと選手が変わろうと、チームがどういう状況でも、
ライオンズを応援する気持ちに変わりはない。
今から一ヶ月ほど前に試合を観に行ってきたことをこれから綴っていくが、
題名にある通り、まさに何もいいことがなかった試合だった。
 
5/4(日)記憶が定かでない中、
浦和から両親の家に帰って眠りに落ち、
5/5(月)明け方大きな揺れで目が覚めた。
首都直下型地震がついに来たかこのタイミングで、
と寝ぼけ眼でも思うくらい、
マンションの上にある部屋はゆらゆら揺れていた。
この地震で両親も目を覚まし、テレビを付けると
伊豆諸島付近を震源とする地震であり、東京は震度5を記録していた。
幸い津波も起こらず、揺れによる被害も普通の地震並だったので
大事には至らなかったが、
西日本に住んでいると久しく揺れていないなとつぶやいて、はたと思い出した。
 
昨年4/13(土)津山でのINAC神戸レオネッサ戦の朝、
淡路島を震源とした強い揺れがあった。
その揺れとは関係ないが、試合は0−7でベルが得点上大敗を喫し、
けれども、そこからチームが再建されていった印象的な日となった。
自然現象で吉兆を占うなど科学的根拠のない迷信の世界だが、
感情と記憶にも支配されている人間の考えることは
現在を過去の出来事と重ねてしまいがちである。
この地震で起き上がって一段落ついた後、再び横になったが、
眠りもし、目覚めているもし、というふうに時間だけが過ぎて、
朝もいい頃合いとなったので、床から抜け出した。
 
この日は両親を連れて
13時からの東北楽天ゴールデンイーグルス戦を観に行く。
開幕前から駒場スタジアムの翌日に西武ドームへと予定していたので、
ファンクラブ会員の父親にチケットの手配だけをお願いしておいた。
当初希望していた5人1組でテーブルを囲んだダクアウトテラス席は取れなかったが、
ベンチサイドシート3人分は確保できたので御の字である。
 
最寄駅から一度乗り換えを挟んでから到着した
池袋の西武百貨店に立ち寄って昼御飯を買った。
球場でも食べるものは売っているが、種類ではデパートには敵わないし、
JRから西武鉄道に乗り換える池袋という便利さで
前日からここで昼食を準備すると三人で決めていた。
そこで必要なものを調達してから、西武池袋線のホームに上がり、
西武球場前行きの準急に乗った。
車内は球場に行く人たちが始発の池袋から目立ち、
電車が終着駅へと向かうに連れて、目的を同じくする人たちで一杯となった。
 
昔からみんなで試合を観に行くというこの雰囲気が好きで、
西武球場前駅に降り立った人たちが同じ方向に進むのも大いに楽しんでいた。
強制されてではなく、自発的に集まってきて
産み出される雰囲気で覆われていた球場前の、
ライオンズグッズを取り扱う店「フラッグス」に立ち寄り、
グッズや土産を買い求めてから、スタジアムへ入場した。
 
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この日は昨日と比べて気温が低く、過ごしやすいを通り越して肌寒かった。
おまけに通路が真後ろの席だったため、
自然の風が通り抜ける西武ドームの中でも風通しが良すぎで、
目の前で繰り広げられる試合内容も手伝って、
時間が経つに連れて寒さしか感じなかった。
 
昨年注文したが身に纏う機会のなかった選手仕様の帽子に、
オーセンティックユニフォーム、マフラータオルにリストバンドもNo.35で揃えて、
この日先発する牧田和久を見た目も心も応援した。
しかし、外角低めを全くストライクに取らない球審のお陰で、
三者凡退で終わるイニングが作れず、リズムも生まれない。
その逆にライオンズの攻撃はこれでもかというくらい三者凡退を重ねていき、
守備で時間が伸びた分の試合時間の短縮に貢献していた。
 
この試合を眺めていて、
今年のライオンズの野球のルールが180度変わってしまったとつくづく感じた。
失点を重ねて得点をいかに挙げないで、
三者凡退に打ち取るのでなく、自らが三者凡退を重ねていって、
打者一人当たりにどれだけ多くのボールを投げて、
如何に試合に勝つのだろうと思う内容だった。
そのため、今年のライオンズの中で、
数少ない勝ち星が計算できる先発投手である牧田も五回持たずにマウンドを降り、
その後に出てくる投手も全く締まらない投球を繰り返した。
 
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その中継ぎに西口文也も登場し、
彼の姿が見られたことは唯一と言ってよいほど楽しい出来事であったが、
失点こそしなかったが、その内容は良くなかった。
抑えが不在のライオンズにおいて、彼が適役だと思っているのだが、
この内容を見た人は、どうして、と首をかしげるだろう。
気合いの入れようのない時はそれなりに、
ピンチの時こそ真価を発揮するタイプの彼だから、
こんなあからさまな負け試合で力の入るわけがない。
 
攻撃の方はもっと悲惨で、
始めの方に二死満塁で浅村栄斗に回ってきた時のが
この試合での一番の見せ場だった。
結局、凡退に終わり、それ以降、攻撃という名の凡退を繰り返し、
最後の9回裏は、今まで間延びした時間のつじつまを合わせるかのように
自ら三者連続三振で締めくくり、0−5でゲームセットとなった。
 
これほど観ていて盛り上がる要素がなかった試合は
長年ライオンズファンの私の記憶にほとんどない。
不満の口も出ず、それでいて、極端に肩を落とすでもなく、
ただ淡々とスタジアム外周の通路を駅まで歩き、
ドームから家までの帰りには、雨まで降ってきた。
試合も散々だったのに、天気まで追い打ちをかける。
 
こんな試合もある。
 
しかし、今年のライオンズは近年稀にないくらいひどいことになりそうだ。
そう思うと、また応援に来なければとの想いも強くなる。
さて、どの時期にホームかビジターに応援に行こうか、
ベルと重ならないところで。
 
両リーグのクライマックスシリーズ(CS)も終わり、
今年も日本シリーズを残すのみとなった。
そんな頃に、9/14(土)埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦
のことを記すのは遅きに失している。
 
春先からGWまでは調子のよかったライオンズ。
4/28(日)ライオンズ球場で観た試合は快勝そのものであり、
機嫌を良くしてその日は過ごしたものだが、
その後、あれよあれよという間に上位から下位へと転げ落ちてしまった。
原因は交流戦にある。
この交流戦、ライオンズは11勝13敗の負け越しで終わった。
それほど悪くない成績であるが、
パシフィックリーグではこれではいけない。
他の五チーム全て勝ち越しという中では順位が落ちてしまう。
この制度が始まって以降、ライオンズは交流戦の成績は悪くないのだが、
春先からの好調に水を差されることの多い原因がここにある。
 
だから試合数が36試合から24試合に減って何よりなのだが、
それでも今年のようなことになる。
けれどさらに試合数を減らせとは言わない。
これ以上減っては交流戦の意味がなくなる。
それよりもセントラルリーグの各チームの奮起を心より切望する。
セントラルと名乗っている理由は何だと訝ってしまう。
所詮はジャイアンツ中心という意味のセントラルなのか。
ここ数年のセ・リーグはジャイアンツの独走を許し、
CS争いもあるのに消化試合の山を築いている。
 
パ・リーグはというと毎年のように優勝チームが異なる大混戦が続いている。
戦力が拮抗しているというより、どのチームも一歩抜きに出られないもどかしさがある
といった方が我がライオンズにぴったりとくる。
そして、交流戦が終わって夏場を迎え、
戦力が一人また一人と調子を落としたり、怪我で離脱していき、
オールスターくらいまでは悪いなりにも何とか順位を維持していたが、
お盆明け以降は全くと言っていいほど振わず、
もうすぐシーズン終わりという時に至ってどん底を迎えている。
今が底でこれからは這い上がるのみと覚悟が決まったのか、
それとも、球団営業のつけたキャッチフレーズが良かったのかどうかはわからないが、
「総力戦」を掲げて、優勝の望みが全くなくなって以降、
CS進出のみを目標に一試合一試合の勝ちに執着し始めていた。
そんな中、一年に二回はスタジアムでライオンズの試合を応援観戦することを
目標に掲げた私の今年二試合目のスタジアム観戦が
9/14のライオンズ球場での千葉ロッテマリーンズ戦に実行された。
 
池袋駅から西武線の急行に乗って所沢駅まで向かう。
始発の池袋駅のホームの先頭車両側に行けば行くほどこれから野球を観に行くのだな、
ライオンズの応援に行くのだなという人たちが目立ってくる。
目的地の西武球場前駅の改札は先頭車両が一番近いため、
野球を観に行く人は自然と前々に集まってくる。
そうでなくても西武池袋線の池袋駅は
西武沿線以外でライオンズ球場に行く人たちにとってはまさに玄関口なので
一番多いのはライオンズだが、その対戦相手を応援しに来る人たちも、
野球色を露わにして集まりやすい場となっている。
昔は別として今は私鉄が所有しているプロ野球チームは
ライオンズとタイガースしかないので、
ある特定の駅にある特定の野球ファンが集まることは珍しくなっているが、
ライオンズファンにとって、この池袋駅の風景はふつうのことである。
所沢駅でホームの向かい側に止まっていた大勢の観客を乗せた
西武球場前行きの電車に乗り換え、しばらくすると球場前の駅に着いた。
 
この日はファンクラブ会員の父から
たくさん買い物をしてポイントを付けて来てくれ
と会員証を手渡されてきている。
そのため、まず、来場者ポイントをもらいに会員受付テントに行き、
ポイントとピンバッチをもらった。
このピンバッチには少々の思い入れがある。
今年ライオンズ球場に来た時、父がお気に入り選手登録をしている
秋山翔吾のバッチが欲しいと思い、ピンバッチ抽選売り場でも挑戦をしたのだが、
翔吾ではなく、浅村栄斗を2回引いた。
その一つは父が、もう一つは私が所持することになっている。
その後、父は何回か球場に足を運んだそうなのだが、未だに翔吾が当たらない。
そうと聞いて、今日は翔吾を当ててくると心に決め、ピンバッチ売り場に行くと、
前回とは異なり、何人かの選手ごとにグループ分けがなされていて、
目当ての選手が当たりやすいような形になっていた。
シーズン終盤で同じものを重複して買いたくないファン心理を読んでの企画であり、
それに乗って私も挑戦してきたのだが、
西口文也を2回引いたのにも関わらず、肝心の翔吾は当たらない。
しかし、今年の出番は散々だった西口も父だけでなく私のお気に入りの選手なので、
まあこれでもいいかと思うようにした。
 
スタジアムに入る前、ライオンズのグッズ売り場のフラッグスに入ると
「総力戦」と描かれたグッズが大量に展開されていた。
何でもかんでもそう描いただけでグッズになる、売れるというのはいい商売だと思う反面、
もう少しデザインやグッズの種類も考えてもらいたいなと思った。
 
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スタジアムに入って外野席の裏側の通路を歩いている頃に、
両チームの先発選手の発表がなされていた。
 
イメージ 3
 
対戦相手のマリーンズの応援は野球ではなくサッカーの応援のようであり、
この日の席のベンチサイドシートから見ると、その応援に圧倒される。
その様子を観察していると、マリーンズの攻撃の際、
応援団のところにぞくぞくとファンが集まってきて声援を送り、
ライオンズの攻撃の際は分散して座って休んでいる。
イニングが変わる度に移動する黒い人の群れを見ていると、
外野席が人工芝の斜面でできたライオンズ球場ならではのことのように見えた。
 
この日の席はフライ性の打球は飛んでくる可能性はあるが、
ネットが張ってあるため、フィールドビューシートのようにライナー直撃の恐れはない。
そのため、選手プロデュースの弁当、
この日は十亀剣の亀剣弁当を買い、狭山茶と共にゆっくりと寛いで昼御飯を食べた。
それでも試合前には食べ終えていたのだが、
一定時間内は動き続けるサッカーのようなスポーツとは違い、
一球一球仕切りがある野球では
物を食べながらの見物がしやすいので、ピクニック的な要素は強い。
 
試合の方はというと、ライオンズの先発選手の紹介を受け、
今一つ波に乗って来られない原因を見つけた。
野球の守備の要はセンターラインにある。
投手を別にすると、捕手、二遊間、中堅の四人がそれに当たる。
この二遊間が全く固定出来なかったのが、もどかしい原因であるように思えてならない。
今年遊撃手はあれこれするだろうと予期していたが、
二塁手までそうなるとは思いもよらなかった。
片岡治大で決まりの二塁の位置が彼の故障のため、内野の要の二遊間がふらふらし続けた。
そのためこの日先発の渡辺直人をシーズン途中に補強したが、
こんなはずではなかったとの想いが強い。
特にGWの試合で観た永江恭平と金子侑司の若い二遊間に期待をしていただけに、
先発固定の重要性をヒシヒシと感じた。
 
ライオンズ先発の野上亮磨はそつなく試合を作る投手と見ているが、
この日はどうもいけない。
打線が点を取ってくれたその次の回の先頭打者を必ず塁に出し、
味方が点を取ってくれた分、失点した。
これでは流れが良くなるはずもなく、
得点と失点を繰り返して遅々としか進まない試合展開にいらいらし始めた。
攻撃陣はまだ頑張っている。
栗山巧、浅村、坂田遼、秋山といった主軸は点に絡んでいる。
しかし、得点直後に失点を喫する展開に、流れは次第にマリーンズへと傾き、
始めはライオンズ先制に、追い付くマリーンズだったのが、
マリーンズ勝ち越し、追いすがるライオンズへと変わっていってしまった。
 
先発の野上は四回でマウンドを降りたが、
その後、出てくる投手もその流れを変えられず、
肝心なところで打ち込まれ、後手後手に回る展開。
五回以降、山本淳、増田達至、高橋朋己、坂元弥太郎と
次々に投手を継ぎ込む、まさしく「総力戦」を地で行なったのだが、
何の総力をつぎ込んでいるのかわからない試合。
加えて1時間あたり2回半しか進まないだらだらさ加減が追い打ちをかけて、
とてもこのまま観ていられるような気持ちでなくなってきた。
7回裏の攻撃を終えて、8回表になった時に席を立ち、
スタジアムを後にすることにしたのだが、その外周を歩いているときも、
失点を重ねる様が聞こえてきて、がっかりするより腹を立てながら、
急ぎ足で駅まで向かった。
 
この後、ライオンズはここ数年見せている驚異のラストスパートをかける。
そして最終戦のマリーンズ戦を制して2位で今シーズンを終えた。
途中で席を立って帰った不届者を
見事に見返したライオンズではあったが、
CSはそのマリーンズに敗れて第一ステージで敗退となり、
渡辺久信監督の辞任が発表された。
 
今シーズンのライオンズは厳しい出だしになるだろうと開幕直後に書いたのだが、
今のところ、上位に位置している。
先発投手の6人(岸孝之、菊池雄星、十亀剣、牧田和久、野上亮磨、涌井秀章)が
しっかりとローテーションを守って試合をつくり、
当初懸念していた打線もうまくつながって好調を保っているところに、その原動力がある。
そのため、ベテランの西口文也、石井一久の出番が未だ無く少し残念に思っているが、
何かが起こった時に頼れる二人がいると思うと、投手陣に不安は覚えてない。
一方、注目していた中島裕之の抜けたショートは、
開幕前は2年目の永江恭平かと思っていたが、
今のところ、大卒ルーキーでスイッチヒッターの金子侑司が定着しそうな感じである。
 
パシフィックリーグのチーム力は均衡しているので毎年気は抜けないが、
開幕当初の予想とは嬉しい方向に違った結果に気を良くして、
4/27(土)東金アリーナ陸上競技場で岡山湯郷ベルの試合を観た翌日の
4/28(日)西武ドームの楽天ゴールデンイーグルス戦を父母と共に観に行った。
しかし、この日に合わせて注文したオーセンティックのユニフォームとキャップは
まだ手元に届いていなかったので、
黒地に白でLとデザインされたライオンズのキャップだけを身につけて、
西武池袋駅から飯能行きの急行に乗り込んだ。
池袋駅のホームでは明らかにこれからライオンズの応援に行くとわかる人が何人もいて、
電車は進んで停車駅ごとにライオンズグッズを身につけた乗客が増えて行き、
乗り換え駅の西所沢駅のホームの向かい側に待ち合わせをしていた
西武球場前行きの電車は、大勢のライオンズと若干のイーグルスのファンで混雑していた。
 
到着した西武球場前駅の改札を抜けると、
ライオンズショップやファンクラブ向けの受付、飲食物を販売する屋台が立ち並んでおり、
昔と変わらず見慣れた、懐かしい風景が広がっていた。
球場の方に目をやると、ドーム状の屋根が見えるのだが、
他の球場とは趣が異なり、その姿は全く嫌味に感じない。
ホームだからという点もあるが、それ以外に、
この西武ドームは球場が空間にそびえ立っていないところに特長がある。
他の球場は外壁がはっきりと目に映り、人工的に建てた建物ということがわかる。
観客は客席に行くためには、基本的にグラウンドから上へと登って行かなければならない。
しかし、この西武ドームは丘をくり抜いてつくられた構造のため、
球場の外壁が目に飛び込んで来ず、周りの環境に一体化している。
観客は緩やかな坂道を上ってバックスクリーン裏にある入場口からスタジアム入りする。
その入った位置がスタジアムの最外縁部にあたり、
そこからバックネットに向けて緩やかにカーブしたスロープ状の上り坂が続き、
客席に行くためには、その通路からグラウンド方向へ階段を下っていく形式をとる。
その一番底にグラウンドがある。
 
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ここへ来ると、これからライオンズの試合を観るのだと
心はいつもうきうきするのだが、それとともに何となく落ち着いてもくる。
球場に向けての車内から、明らかにライオンズファンという格好をした人々が目に留まり、
それが球場に近づくにつれて段々と多くなり、たどり着いた球場とその周りの各施設には、
ライオンズのユニフォームレプリカやTシャツを着た大勢の仲間に迎えられ、
また、私自身もその一員となる。
そこで感じる仲間意識というか群れることへの安堵の気持ちは、
裏を返せば、私の周りに心を許せるライオンズファンがいない、ある種の孤独に起因する。
この気持ちはおそらく、ライオンズファンを公言していた小学生の時分からずっと続いている。
予告先発などなかった当時、毎朝、セ・パ全試合の先発投手予想を日課とし、
平日は学校が終わると、午後6時から始まる文化放送のライオンズナイターに合わせて、
友達と外で遊び、宿題を済ませ、風呂に入り、夕食をする、ラヂオ中継中心に過ごしていた。
そして土日は、NHKやTBS、テレビ朝日でたまに行なわれるテレビ中継を心待ちにしていた
私と同じようなライオンズファンは、西武沿線ならいざ知らず、
当時、千葉県松戸市に住んでいた私の周りにはいなかった。
友達が少なかった訳ではないが、
私の一番熱中していることを共有できる人がいなかった当時を振り返ると、
寂しいものがあったと言わざるを得ない。
だから、昨年からベルに夢中となり、
今年になってスタジアムで知り合ったサポーターの方々とベルの話を共にできる環境は、
この当時から待ち焦がれていたことなのだと思う。
だから、今ののめり込み度合いに私自身呆れかえるばかりなのだが、
その反面、この状態が実に幸せと感じているのも事実である。
 
2年ぶりに訪れたホームスタジアムは色々と変わっていた。
この前は福岡ソフトバンクホークスの優勝が決まるという試合であり、
ライオンズ側の席を座っていながらも後ろにはホークスファンが座り、
そこから発せられるホークスへの応援が耳障りで、
しかも試合が負けていたということもあり、7回終了時点で席を立って帰ってしまった。
そのため、ゆっくりと見て回ることをしなかったせいか、
その時には気づかなかった色々の変化に、この日にようやく気がついた。
GWということもあり、私のようないい大人の子供を連れた親子連れではなく、
小さな子供を連れた家族のファンが多く、子供向けのアトラクションも多く見受けられた。
また、ライオンズグッズを一堂に取り揃えたフラッグスもできていた。
そこでは、昨年に売り切れとなっていた西鉄時代の復刻のキャップはまだ取り扱っていなかったが、
しかし、稲尾和久のユニフォームも飾られており、
昔からのファンにとっても、それなりに楽しめる趣向となっていた。
しかし、昔、ライオンズの優勝や日本一の際の祝勝会、ビールかけの会場となり、
3塁側にあった「獅子」という名の中華料理屋がいつの間にかになくなっていて、
ドームレストラン「CANTON」と名前が変わっていた。
ネーミングが抜群な「獅子」でこの日の昼食を食べようと
前日の晩に話していたので、少し残念に思った。
 
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この日は、内野のファールグラウンドに張り出して、
ネットがなくファールボールが容赦なく飛んでくるフィールドビューシートという席を取った。
観客はヘルメットとグローブを身につけ、自分の身は自分で守るという緊張感の中、
試合観戦をする、野球好きにはたまらない席であり、
一度両親を連れて来たいと思っていた席である。
母は日常では被ることのないヘルメット姿を写真に収めてもらっていた。
さらに、この日の席はフェンス一枚を隔ててブルペンの隣に位置し、
パン!パン!とウォーミングアップをする投手の投げるボールが
キャッチャーミットに収まって響く音に最初は驚いたが、次第に心地好く聞こえてきた。
獅子で昼食をとるはずだった代わりに、
試合前に、席に座ってスタジアムグルメを買って食べようということになり、
中村剛也のおかわり焼(お好み焼き)や秋山翔吾のう〜な〜ぎ(うなぎ弁当)といった
選手プロデュースのスタジアムグルメと狭山茶を買い出しに行って、親子三人で昼食を食べた。
父が入るライオンズのファンクラブにはポイント制度があり、
球場に試合を観に来れば、グッズを買えば、それぞれポイントが付き、
ポイントはチケット購入等に還元される。
その特典の一環に、3人のお気に入りの選手を登録し、
彼らがヒーローインタビューに上がるとポイントがつくという制度もあり、
父は(秋山)翔吾を登録していると言っていたので、彼プロデュースの弁当を買ってきた。
ちなみに、秋山という苗字は、昔ライオンズで活躍し
今はホークス監督をしている秋山幸二が先にでるので、翔吾と呼んでいる。
彼以外に父が登録している他2名の選手の名を尋ねると、
西口、石井という答えが返ってきたのだから、
父子二代の指向とも嗜好とも表すことができる選手への想いは同じであると改めてわかった。
 
試合前の守備練習で片岡治大の姿がなく
怪我かなと思って迎えたスターティングメンバーの紹介で、
1番ショート金子、9番セカンドに永江と発表され、
期せずして注目している選手二人揃って、目の前で観られる展開となった。
このスタメン紹介の後、外野席にいるライオンズ応援団による
1番から9番までの選手の応援が連続して行なわれ、
それに続いて、この日の先発投手の菊池のため、
がんばれ!がんばれ!ユウセー!とあったのだが、
この応援だけは試合中訪れませんようにと願った。
 
試合は、初回からイーグルスの攻撃や守備にミスが出て、
ライオンズが先制点を取り、幸先の良い出だしに見えたのだが、
この日の菊池は今年の菊池ではなく、去年の菊池のように見えて安定感に乏しく、
その投球をハラハラしながら見ていた。
序盤は3−1とリードしていたが、
イーグルスの先発投手の焼菓子を想像させる名のダックワースは、
どこかふらふらとした安定感がなく観えていたので、この点差には不満を持っていた。
そして、こんな投手を早く打ち崩せと思って、少しイライラしてきた5回裏、
先頭の金子が出塁し、続く2番の翔吾がホームランを放ち
ダイヤモンドを回ってくる彼に向かって、ショーゴ!ショーゴ!と席を立って叫んで喜んだ。
その後も、ライオンズは攻撃の手を緩めず、ようやくダックワースを打ち崩し、
2番手としてマウンド上がった福山博之も四球を連発して、
浅村栄斗の犠牲フライのアウト一つだけしか取れずに降板となり、
結果としてこの回は8点を挙げたビックイニングとなった。
 
ライオンズが得点を挙げる度に、球団歌をアレンジした得点を祝う応援がなされ、
それに合わせてライオンズの応援の小旗があちこちで振られ、万歳三唱で締めくくられる。
さらにビックイニングとなったこの回、
ライオンズがチャンスで用いる全ての応援パターンをやりつくし、
その応援が全て得点に結びついたため、正直、喜び疲れ、応援疲れしてきた。
この応援パターンの中の「歓声浴びて〜」で始まるチャンステーマ4は、
男性パート、女性パートが分かれている凝ったもので、
そのオリジナル豊かな応援が一番気に入っている。
加えて、バッターボックスに向かう際の翔吾の登場歌
「人にやさしく」(THE BLUE HEARTS)で、スタジアムでは
〜聞こえてほしい、あなたにも
までしか流れないのだが、歌が途切れた後、ファンがその続きのフレーズ
ガンバレ!
を一緒に叫んで、拳や旗をあげる応援には一体感を感じる。
サッカーとは異なり、プレー一つ一つに仕切りがある野球のこのような応援は、
これはこれで良いものだと感じている。
詳しいライオンズの応援については以下のURL参照のこと。
 
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この5回裏の攻撃はレフト中島俊哉のナイスプレーで終えたのだが、
そのプレーにライオンズ側からも大きな拍手が送られた。
初回にも彼は金子のフライを同様にプレーして、私は一人拍手をしていたのだが、
目の前で観ていたはずのライオンズ応援団からは
そのようなことが一切なかったことを考えると、
これは大量リードによる心のゆとりからくる、余裕の拍手だった。
しかし、我らがライオンズは、この大量リードに気を緩ませることなく、
6回1点、7回1点、8回2点と追加点を挙げ、最終的に15−1で圧勝という形で試合を終えた。
翔吾がお立ち台だと思っていた試合後のヒーローインタビューでは、
8回にホームランを放った坂田遼と、7回1失点で締めた菊池が紹介され、
その姿に翔吾だろうが、と父子そろって口にしたが、思って見れば贅沢な愚痴であった。
 
この頃、ライオンズを観ていて、
ライオンズに関しては試合結果を引きずらなくなっていることに気がついた。
小学生の時分は、負けるとかなり引きずっていたと考えると、
ライオンズファンを30年近く続けてきて得られた結果なのかなと思う。
野球とサッカーの試合の性質の違いはあるが、
ベルの試合はまだまだハラハラドキドキで観ることになるだろう。
しかし、ライオンズとベルの今のギャップは心地良い。
 
3/29(金)、NPBが開幕した。
我が国は今年のWBCでは準決勝敗退という結果になったが、
それはそれで意味のあることだと思っている。
野球の発祥の地、USAは準決勝にすら進めず、
アジアのライバルと見なされてきた韓国は予選一次リーグすら勝ち抜けなかった中で、
我が国は苦しみながらも予選二次リーグ1位通過して、カリフォルニアまで遠征してきた。
3連覇という期待がかかる中、よくここまで行ってきたし、評価に値することだと思っている。
勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な勝ちなしと野村克也が言うように、
準決勝でドミニカ共和国に負けたのはそれなりの理由があると考えられるが、
その原因は内川聖一(福岡ソフトバンクホークス)一人にあるわけでない。
その原因を強いて一人に帰するとすれば、その責任は山本浩二監督にある。
監督はこういう結果が伴わなかった時に罵声を浴びせられる存在として必要であると考えている。
1年間行なわれるシーズンとは異なり、
一発勝負のトーナメント制で国内シーズン前の大会開催という条件的に厳しい中の試合だから、
勝ち負けは時の運ということもなおさらである。
しかし、WBCはもうすでに終わったこと。
気持ちの切り替え早くに、これからは国内リーグに、
WBCに選ばれた選手もそうでなかった選手も集中して取り組んでいただきたい。
 
職場でもどこでもライオンズファンを公言して憚らない私なのだが、
開幕直前このようなことを言われた。
ライオンズが売却されるという話があるのですが、と。
私はすかさず、根も葉もないことだ!と即応したのだが、
いや、西武(鉄道)を買収しようとしているアメリカの企業が言っているのですが...と続けられたので、
そんなことを言うのはその口か!と発言者の口を意図的に塞ぐ様な発言をした。
その後すぐに、野球発祥の地の国の企業がそんなことを言っているから、
(USAは)準決勝にすら進めなかったのだと追い打ちをかけた。
こんなやり取りを始めた本人も言い返した私も十二分に分かった上での発言だったので、
周囲のデスクは失笑に近い笑いで包まれたのだが、
傍から見れば、内角高めの顔の付近に速球を投げ込んだ、
挑発的で虎の尾を踏んだ発言と取り兼ねないものだったに違いない。
 
また、先週、別の同僚と一緒に帰る時、
私はライオンズファンだと発言する人を初めて見たと言われた。
確かに、関西ではタイガースファンだと言えば普通でもあるし、お土地柄、無難でもある。
続いて多いのは、最近隠れているかどうかはわからないがジャイアンツファンであろうし、
ドラゴンズやカープのファンというもの関西の隣ということで少なからず生息している。
ここで取り上げたのは全てセントラルリーグのチームであって、
パシフィックリーグのチームではない。
もともとバファローズと言えばオリックスではなく近鉄だし、
ホークスと言えばソフトバンクやダイエーではなく南海、
そして、阪急ブレーブスやオリックス・ブルーウェーブといった
もともと関西ゆかりのチームは身売りや合併などで、
今やオリックス・バファローズしか存在していない。
それ故に、古くからの関西のパ・リーグファンは肩身の狭い思いをしているに違いない。
 
そんな中で、ライオンズファンを公言しているのだから、珍しい存在であることは自覚している。
そもそも、11歳まで過ごしていた千葉県松戸市の通っていた小学校のクラスの中でも、
ライオンズファンを公言している存在は私しかいなかった。
常勝ライオンズの当時にも関わらずでも、である。
そもそもライオンズファンになったきっかけは覚えていない。
気がついたときには何となくライオンズが好きで、
1986年、清原和博が入団してから熱狂的にのめり込んだことをよく覚えている。
確実に言えることは、父が西鉄時代からのライオンズファンで始まった
二代続けての引き継ぎ事項ということである。
さらに推測してみると、ライオンズが西武鉄道に買収されて、
福岡市の平和台球場から埼玉県所沢市に本拠地を移した時代の前後に、
父も生まれ育った九州の地から東京の企業に就職したという時期的に重なっていたことや、
父が住んでいた会社の寮が西武沿線にあったことも、
直接本人に聞いた訳ではないが、
私がライオンズファンとなった原因に大きく影響しているような気がする。
 
何より、今年は気合を入れ直して、今まで以上にライオンズを応援すると決めている。
昨年から観続けているなでしこリーグの岡山湯郷ベルの試合を毎試合観に行くようにはいかないが、
年間最低2試合はスタジアムで応援すると決めた目標を守り、
加えて言うと、久しぶりにホームでの試合を観たいと思うようになった。
さらに、サッカーに影響されてのことだが、チームと同じユニフォームを着て、
選手と一体となった気持ちで、応援、観戦したいという気持ちが強くなった。
そのため、今年初めに行なわれていた西武鉄道100周年記念の
選手のサイン入りユニフォームのオークションで、
涌井秀章のユニフォームを本気で獲りに行こうとしてかなりの額を書き込んで入札した。
結果は果たせなかったが、その分の資金の何分の一かを用いて、
オーセンティックユニフォームとキャップを発注して、
それらが届くのを心待ちにしている日々が続いている。
 
そして、今年のゴールデンウィーク、2年ぶりに西武ドームに赴いて、
ライオンズの試合を観戦すると決め、毎年ファンクラブに入っている父に言って、
先行予約でチケットを3枚購入してもらった。
いい年をしながら未だ独り身のドラ息子の要請を快く引き受けてくれ、
しかも、指定した席名が間違っていることを前もって確認して指摘してくれるあたりに、
父が心底からのライオンズファンであることを垣間見たような気がした。
その日は、父母を連れて3人で西武ドームに行き、
ライオンズを心の底から応援するとともに、家族で野球を楽しみたいと思っている。
2年しか経っていないサッカー観戦とは異なり、
野球は観続けて30年にも達するので、観戦スタイルがもう出来上がっているので心配ない。
心配なのは飛んできたファールボールをうまく避けられるかだけである。
 
開幕戦は3−5で負けた。
2戦目は4−2で勝った。
昨日の3戦目は5−2で勝った。
今年のライオンズは2勝1敗という滑り出しはまずまずように思えるが、
中島裕之がいなくなり、中村剛也が故障明けで出遅れる中、
出だしから厳しい船出になることを覚悟している。
しかし、いない選手を嘆いていても仕方がない。
いる選手で結果を出しに行くことが大切であるし、それしか方法はない。
今年の終わりにはパ・リーグ優勝、
そして、日本一となると信じて応援し観続けるシーズンはすでに始まった。
 

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