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黒澤明 「乱」

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私の幼い頃、映画というモノは、TVで放映される日本語吹替えのハリウッド映画(主にアクション)というイメージがあり、映画は海外のモノという感覚がありました。
登場人物、物語(ストーリー)、衣装、風景、時間(時代)などなど、映画には様々な要素が含まれているので、それぞれがその世界(→映画の中)に溶け込む要素になっていると思います。
ですから、幼い頃にTVで見ていた吹き替え映画では、実際の登場人物は違う言葉(口の動き)なのに対して、日本語を違和感のないように処理しているという部分が、なにか、”日本では見る事の出来ない尊い輸入品”の様な感覚があり、その世界観に引き込まれ夢中になって観ていたのだと思っています。

「乱」を観た時、なにか、この幼いときに感じた尊い輸入品の感覚がこみ上げてきました。
それは、恐らく、自分とは遠い輸入品だと思っていたモノが、日本語により日本を舞台にしているにも関わらず、”映画”としてその世界観に入り込めている現在の自分の感覚とのギャップが埋められれた思いにさせられたからだと思います。

作品内容についても少しだけ。。
シェークスピアの「リア王」を原作下敷きとして「毛利元就の三本の矢」のエピソードを組み込んだ戦国絵巻、「乱」。
武満徹が音楽を担当していますが、全編通してとても効果的な音色で、作品に引きずり込まれる大きな要素となっています。「影武者」を観た際に感じた西洋的な音楽(池辺晋一郎)の挿入では感じとれ無かったどこか普遍的な印象を受けました。
ワダエミが手掛ける衣装も効果的で、観ていて心地いいし、鮮やか過ぎる色使いも全く違和感がありません。

気になるリンク
・「乱」のプロデューサーの一人、「セルジュ・シルベルマン」。(「ディーバ」のプロデューサー)
・助監督の小泉堯史。初監督作品「雨あがる」。暖まる作品でした。良いです。

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