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【日本での放送予定】
総合・デジタル総合
<前編> 2009年3月26日(木)
午後10時〜10時43分
<後編> 2009年3月27日(金)
午後10時〜10時43分
NHKと香港の公共放送RTHK(香港電台)による初の共同制作ドラマ。
演出は、NHK・RTHK双方の新鋭ディレクターたち。
英国統治から中国に返還となって今年で12年、香港の人々は否応なく『祖国・故郷とは?』といったメンタルな問題を抱え続けてきました。
この思いは、大きく変わり続ける社会の一線で揺れる、日本の若き社会人とも相通じるものがあります。
“家族の絆”に揺れる、日本と香港の若い男女。まったく違った生活文化を背景に、
二人の恋愛模様を縦糸に、両国の現代に生きる“普通の人々”の心の交流を描きます。
舞台は、香港の下町の麺屋と香川県のさぬきうどん屋。
再開発のために明け渡しを迫られた麺屋の娘・美蘭(メイラン)が、
日本からやって来た哲也と出会い、さぬきうどん屋を営む哲也の両親との交流を経ながら、
二人の「味」を追求していきます。
【あらすじ】
田尾哲也(成宮寛貴)は、24時間営業のネット・カフェで寝起きし、
日雇いの派遣労働でわずかばかりの生活費を稼ぐ毎日だった。
香川県でさぬきうどん屋を営む両親の猛反対を押し切って家を飛び出した手前、
今更故郷へは帰れない。
哲也は、何もかも捨てたつもりで、元彼女のいる香港へ逃げ込む。
元彼女のアパートの一階、そこは林美蘭(アニー・リウ)の爺ちゃん(ウー・マ)が営む麺屋で、
魚旦粉という、あたたかいスープに魚のつみれが浮かんだ
米の麺の素朴な味の香港庶民料理の店だった。
しかし、爺ちゃんが病気で倒れため、美蘭は店をどうするか迷っていた。
しかも、3か月後には再開発のために、美蘭たちは店からも家からも立ち退かなければならなかった。
美蘭は子どものころ、香港の中国返還を前に両親とカナダに移住、
香港に帰ってきてファッション・デザイナーをしていたが、
もう一度店を立て直したいと会社を辞職する。
哲也は、爺ちゃんのために店を立て直したいという美蘭の純粋な思いに心をひかれていく。
そして、二人は力を合わせ、魚旦粉を復活させようと誓い合う。
立ち退き期限が迫ってくる中、麺とつみれは何とかなったものの、
スープだけは、爺ちゃんの味が再現できない。
諦めきれない哲也は美蘭とともに、スープのヒントを探すため、
日本に住む父(塩見三省)のもとに向かう――。
しかし、母(風吹ジュン)は歓迎するが、父はダシの素材である昆布を探して来いと難題をふっかける。
北海道・利尻島で昆布を探し出した二人に、父はさらに椎茸を探せと…。
やがて香港へ戻り、爺ちゃんの故郷の町・アバディーンで試食会を開く二人だったが…。
【脚本】陳志樺(Mann Chanマン・チャン)
【音楽】森英治
【制作統括】六山浩一 蔡貞停(Clara Choiクララ・チョイ)
【演出】福井充広 馮家鍵(Brian Fungブライアン・ファン)
【出演】成宮寛貴 劉心悠 風吹ジュン 塩見三省 午馬 元秋 ほかの皆さん
【香港出演者のプロフィール】
☆ 劉心悠(Annie Liu アニー・リウ)…林美蘭(ラム・メイラン)役
2004年、映画「阿嫂(邦題:姐御)」のヒロイン・オーディションで、
4000人の中から見出され、エリック・ツァンの義理の娘役で香港デビュー。
HongKong Film Award新人女優賞ノミネート。
2006年、映画「黒夜(邦題:ブラックナイト)」でディラン・クオと共演、
2008年には日本の人気コミックを原作とする映画「軍鶏−Shamo−」に出演するなど、
広くアジアで活躍、注目の新進女優。
☆ 午馬(Wu Ma ウー・マー)…美蘭の祖父役
1942年生まれ。60年代から数々の映画に出演する香港映画界の名優。
受賞歴多数。代表作に「上海エクスプレス」(86年)、
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(87年)、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」(91年)ほかがある。
最近作に、2006年アンディ・ラウ主演映画「墨攻」など。
☆ 元秋(Yuen Qiu ユン・チウ)…美蘭の母役
1950年生まれ。ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポーと同じ京劇の学校で学ぶ。
アクション女優としてスタート、70年代から数々の映画に出演。
2004年映画「功夫(邦題:カンフーハッスル)」で、ゴールデンホース映画祭助演女優賞受賞。
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