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またしても数字を並べるだけの記事です。それだけではつまらないと思ったので、ちょっとだけ思い出話を盛り込んだうえに、雑な計算もしてみました。なお、この類いの調査はたくさんあるので、別のところでまとめました⇒。
柿澤敏文, 2008,「全国小・中学校弱視学級児童生徒の視覚障害原因等の実態とその推移――2005年度全国調査を中心に」『弱視教育』45(4): 6-14. 全国の盲学校の児童・生徒の視覚障害原因等調査はずいぶん以前からやっており、1980年からはそれと平行して5年に1度、弱視学級を設置している小・中学校を対象にした調査もやってるんだそうです(p.6)。 余談ですが、うちの母校も調査対象になってるだろうから、20年ほど前のものには僕もカウントされているはずです。でも、今回紹介する論文は、僕が中学を卒業した翌年の1995年度以降の推移なので、残念ながら僕はカウントされてません。別にどうでもいいですけど⇒。 調査方法や質問項目は盲学校版と同じなので、そっちで確認してください⇒。 2005年度調査では、小学校132校、中学校22校から回答がえられ、小学生223人、中学生37人分のデータです(p.7-8)。単純に計算して1校あたり2人以下です。僕の小学校の弱視学級は多いときは確か6学年あわせて15人くらいはいたから、ちょっと驚きです。そんなもんなんでしょうか。 毎度のことながら、2005年度版でも「眼疾患の部位と症状」にあげられているのは「白子」です(p.9)。弱視学級に在籍しているアルビノの人の推移は以下のようになります(p.11)。やっぱり全体からすると少数です。 1995年 3.43%/233人=多分8人 2000年 3.48%/230人=8人 2005年 1.54%/260人=4人 さて、以下はものすごく適当な計算です。平成18年版の文部科学統計要覧で2005年(平成17年)の小学校在籍児童数と中学校在籍生徒数と中等教育学校前期課程在籍生徒数と特別支援学校小学部・中学部在籍児童・生徒数を全部足すと約1088万人になります。 アルビノの人が2万人に1人生まれるとすれば⇒、2005年度の義務教育課程にはまぁだいたい550人弱くらいいてもおかしくないはずです。でも、2005年度に盲学校と弱視学級に在籍していたアルビノの児童・生徒は37人です。ただし、ここには盲学校の幼稚部〜高等部、専攻科をひっくるめてるから⇒、義務教育課程以外の人も入ってる可能性があります。また、盲学校対象の調査は全校から回答があったけど、弱視学級設置校対象の調査の回収率は、小学校が69.5%、中学校が44.0%なので(p.6)、漏れてる人がいる可能背もあります。 だから正確なことは言えないんですけど、いずれにせよ、ほとんどの児童・生徒(の親)は、盲学校や弱視学級などの特別支援学校・教育を選択せずに普通校に通っている(通わせている)らしいということはなんどなくわかります。良し悪しは知りませんけどね。 |
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