アルビノについてのマニアックな知識をひけらかすブログ

長いので「アルビノについての(略)ブログ」でいいです。基本的に文献レビューです。

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人名索引

   そろそろネタも尽きてきたので、重要?な人物についての人名索引を作ってみました。50音順です。実在しない(かもしれない)人も含みます。
   「歴史」にしてしまうには最近すぎるし、そもそもご健在の人もいるのですが、現在進行形のアルビノの歴史を振り返るうえで重要ですからご容赦願います。みなさんそれだけ「偉大」だったり「有名」だったりするのです。

アッシャー
英 Charles Howard Usher:1865〜1942
   ピアソンと一緒に『人間のアルビノのモノグラフ』を書いた眼科医です。

ウィトコップ
米 Carl J. Witkop, Jr.:1920〜93
   アメリカの(多分)遺伝学者で、ミネソタ大学の名誉教授も務めた人です。臨床症状もとにした旧来のアルビノの病型分類の基礎を築きました 。また、アルビノには複数の遺伝タイプがあるかもしれないと提起した1人でもありますNOAHの設立の際には「ノアがアルビノだったらしいぜ」と進言してます

ウェルシング
米 Frances Cress Welsing:1935〜
   英語版のウィキペディアによれば、まだご健在です。The Cress Theoryという、要するに「黒人」のアルビノが「白人」になったという説を唱えた人です

大熊由紀子
日 おおくま・ゆきこ
   ググって出てきたプロフィール(DOC)によれば「ある日東京に生まれる」って書いてました。だから生年は不明です。JANの設立のきっかけにもなった『恋するようにボランティアを』の著者です

ギャロッド(or ガロッド)
英 Archibald Edward Garrod:1857〜1936
   遺伝学者のベイトソンの指導のもとに、メンデルの法則が人間にもあてはまることを最初に証明した臨床医です。1908年にはアルビノも含めたいくつかの疾患を事例に先天性代謝異常概念を提唱しました

駒井卓(or 福田卓)
日 こまい・たく:1886〜1972
   動物学畑出身の遺伝学者です。日本では最も早くからアルビノに着目して家系調査をやってます 。国内ではその筋の権威ですから、文部省の研究班に加わってたりもしました

清寧
日 せいねい:444〜84
   第22代の天皇です。実在したかどうか知りませんが、生まれたときから髪が白かったからアルビノだったんじゃないかとまことしやかに言われてます

ダヴェンポート
米 Charles Benedict Davenport:1866〜1944
   動物学畑出身の遺伝学者・優生学者です。この人もアルビノに早くから着目した1人で、けっこう雑な研究をやってたらしく、ピアソンからは批判されてました

高野信夫
日 たかの・のぶお
   本に著者略歴みたいのがないので生年もわからないし、まだご健在かどうかもわかりません。「白子混血説」という、要するに「黒人」のアルビノが「白人」になったというトンデモ学説を唱えた皮膚科医です

ネトゥルシップ
英 Edward Nettleship:1845〜1913
   ピアソンと一緒に『人間のアルビノのモノグラフ』を書いた眼科医です。それから、眼白皮症のうちOA1型は、別名Nettleship-Falls型とも呼ばれてますから、発見者の1人なのだと思います。

ノア
? Noah:??〜??
   『聖書』に出てくるえらい人です。実在したかどうかは知りませんが、ノアはアルビノだったと言ってる人がたくさんいます

ピアソン
英 Karl Pearson:1857〜1936
   最も早い時期に、最も大規模なアルビノについての調査を行った統計学者・優生学者です。6分冊からなる大著『人間のアルビノのモノグラフ』は、現在でも基礎的なデータとしては価値があるし、その他にもいろいろと貴重な事実が読み取れます

ビュフォン
仏 Georges Louis Leclerc de Buffon:1707〜88
   新世界から連れてこられたアルビノの少女を観察などをとおして、「退化の理論」という人種理論を提唱した博物学者です

プリニウス
古代ローマ Gaius Plinius Secundus:23?〜79
   「白いエチオピア人」について書き残した大昔の博物学者です

三浦哲郎
日 みうら・てつお:1931〜2010
   1960(昭和35)年に「忍ぶ川」で芥川賞を受賞した作家です。私小説作家というのが一般的な評価ですが、必ずしも本人はそのように思ってなかったかもしれません。三浦の姉2人がアルビノだったので、小説や随筆によく登場します。冒頭だけが発表された遺稿では、その下の姉を主人公にする予定だったようです

ミルトン
英 John Milton:1608〜74
   イギリスの詩人で、代表作は『失楽園』です。ミルトンはアルビノではなかったのかという説を発表した人もいます

モーペルテュイ
仏 Pierre Louis Moreau de Maupertuis:1698〜1759
   遺伝学の創始者のひとりとも評価されていますが、あまり有名ではありません。パリで見世物になったアルビノの少女を見て独自の人種理論を考え出し、そのアイデアはビュフォンの「退化の理論」にも引き継がれました

安田里美
日 やすだ・さとみ:1923〜1995
   人間ポンプとしても有名な人で、「最後の見世物小屋芸人」と呼ばれています

リンネ
スウェーデン Carl von Linne:1707〜78
   分類学の父と呼ばれており、この人も弟子たちが報告した、新世界の「白い黒人」に興味をもった1人です



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