|
ビルは、Father of Bluegrass(ブルーグラスのお父っつぁん)と云われている人で、マンドリン弾きです。 彼は当初、フィドル(ヴァイオリン)弾きの「Uncle Pen ペン叔父さん」や兄弟たちと、マウンテン・ストリング・バンドのようなスタイルで家族バンドをやっていたのですが、彼が10歳の時に母親が亡くなり、その6年後に父親も亡くし、彼は、母親の兄弟のペン叔父さんと2年間暮らします。「アンクル・ペン」と云う歌は、後に彼が、ブルームーン・オブ・ケンタッキーと共に、コンサートでは必ず歌う歌となります。 彼はケンタッキー生まれですが、18歳の時にインディアナ州に引っ越します。バーチとチャーリーと云う二人の兄に友達を加えた4人で、ダンス・パーティーなどで演奏していましたが、しばらくすると、兄のチャーリーのギターにビルのマンドリンの二人で、モンロー・ブラザースとして、地元のラジオ局に出演するようになります。 ビルが23歳の時から二年間、モンロー・ブラザースとして、RCAビクターと契約します。その後の二年間は、ビクターの子会社のブルーバードと云うレーベルに、60曲録音します。この辺の音源は、モンロー・ブラザース時代のものとして、彼の10枚組のLPにも入っています。 そして、その時・・・。某テレビ局の番組のフレーズを真似してみました〜(^ω^) 1939年の10月、ビルが28歳の時に、最初の「ブルーグラス・ボーイズ」が誕生します。そして、グランド・オール・オープリーと云う、テネシーのWSM局が毎週土曜日の夜に全米ネットで放送していた人気番組に出演します。 ブルーグラス音楽と云うスタイル(各楽器が、歌の間奏で十分にそのテクニックを披露する)は、実は、それまでにちゃんと確立されたものがあった訳ではなくて、田舎臭いマウンテン・ミュージックを洗練された都会的なスタイルとして作り上げたのがビル・モンローなのです。その音楽は、新しいスタイルですから、名称がありません。ビルの故郷のケンタッキー州は、別名、ブルーグラス・ステイトと呼ばれています。そこから名前を取って、新しい音楽の名称を「ブルーグラス」とし、ビル・モンローとブルーグラス・ボーイズと名乗ったのです。 戦前までは、そのバンドも鳴かず飛ばずだったのですが・・・1945年に、ノース・キャロライナのバンジョー弾きのアール・スクラッグスがブルーグラス・ボーイズに参加すると、俄然、バンドの人気が、赤丸急上昇し始めます。何故か? 当時21歳だったアール・スクラッグスもまた、ビル・モンローと同じように、新しいバンジョー奏法のイノベーター(開発者)だったのです。彼が演奏する5弦バンジョーのスリー・フィンガー・ロール・スタイルは、まるで、南部鉄で出来た風鈴の音色の如く、聴いていて実に心地良いのです。 失礼致しました〜(^ω^) この音楽にまるっきり興味の無い方には、ご退屈様でした。この手の事を書かせると、私は一人よがりに延々と、書き続けかねないので、今回は、お忙しい皆様のためを思って、この辺で勘弁してあげます(^ω^) これはまだ、ホンの1%くらいを書いただけで、中途半端になっちゃいましたが、私の集中力の限界もありますので、今日は、この辺で止めておきます。これがパート1であって、あと、99回くらい連載しちゃうかも知れません(^ω^) ビルが、40年位前に初来日した時に、今は無き、目黒の杉野講堂に見に行った時の話もあるのですが・・・今日は疲れちゃったので、また気が向いた時に書く事にします(^ω^) |

>
- エンターテインメント
>
- 音楽
>
- ミュージシャン




*リラさん。。
ビル・モンローと云う人は、アイリッシュ系で背の高い紳士で、ほとんど笑わない早口の真面目な人でした。
この音楽を一筋に60年近くやって亡くなりましたが、私には、志ん生さんとダブるようなところがあります。来日した時には既に60歳を越えていましたが、その威厳と貫禄は周囲を圧倒しました。
「南部鉄の風鈴の音」は、私が、アール・スクラッグスのバンジョーの音を初めて聴いた時に感じた感想です。弦楽器の音と云うよりも、瀬戸物を指で弾くような音なんです。「何でも鑑定団」の中島誠之助さんが瀬戸物を鑑定する時に指で弾いたりしますが・・・中島さんがアールのバンジョーの音を聴いたら「い〜仕事してますね」と云うでしょう(^∇^)
2008/9/14(日) 午前 9:13
このパリッとのりの効いたテンガロンハットをスーツに
合わせるスタイルは、ならではですね^^!!
こんな格好が似合う日本人は。。。マイク真木さんか、なぎら健一さん
くらいだと思います^^ゞ。
2008/9/14(日) 午前 11:05
スッゴク「年期」の入った楽器たちに、思わず目が釘付け!
楽しいメロディーで、今宵は素敵な眠りにつけそうです!
身内で音楽を楽しみながら、お仕事にするって素敵ですね。
苦労してきて、実った人生ですね。
2008/9/15(月) 午前 0:13
博士の例えは、きゃんの想像力を最高に刺激して楽しい♡。音源を聴く前から澄んだ音がきゃんの耳に聞こえるようでワクワクしちゃう♪(*^m^*)
ブルーの月を見てみたいな♪
2008/9/15(月) 午前 0:25
あのね、なのねっ!
きゃんの撮った月は青くなかったけど、月の周りのお空が青かったよ。
ってことで、こっそりトラバしちゃおっと(*^.^*)エヘッ♡
2008/9/15(月) 午前 1:31
*ヤマさん。。
1970年前後になりますと、モダンフォーク・ブームの影響からか、長髪に伸ばし放題のヒゲ、ラフと云うよりは、キタない格好で演奏する、若いブルーグラス・バンドが多くなったのですが・・・ビル・モンローは、終始一貫して、スーツにカウボーイ・ハットのスタイルを崩しませんでした。
音楽は、音を楽しむ訳ですから、どんな服装で演奏しようと構わないとは云うものの・・・自分がやっている音楽に誇りを持つならば、それに相応しい服装で演奏すべきだと思います。
私は純粋なブルーグラス音楽ファンですから、ヘンテコな服装で演奏する人が、正しいブルーグラスを演奏できる訳はないと思っています。
サム・ブッシュやデヴィッド・グリスマンがやっているようなモノは、私は、ブルーグラスとは呼びません(^ω^)
2008/9/22(月) 午前 6:26
*お菊さん。。
さっすが、お菊さん。楽器に目が行きましたか・・・(^∇^)
ブルーグラスと云う音楽で使われるマンドリンは、フラット・マンドリン(フラマンと略したりもしますが、平べったいマンドリン)と云って、古賀政男さんや、学校のマンドリン・クラブで使われている、胴の部分がビワ型に丸く膨らんだものではありません。
何故そのような形の楽器になったのか、私は知りませんが、この平べったい形のマンドリンは、ブルーグラスと云う音楽だけでしか使われていないと思います。
ちなみに、フィドル(ヴァイオリン)の奏法や音ですが・・・クラシックやポピュラー音楽のそれとは、大きく異なります。私は、マウンテン・ストリング・バンドの初期のスタイルで、フィドルの替わりに、バグ・パイプを使っているものを聴いた事がありますが・・・
2008/9/22(月) 午前 7:20
*続き。。
ブルーグラス音楽のルーツは・・・欧州から新大陸を求めて、北米の東海岸に到達した欧州人は、やがてより広い土地を求めて西部に旅立ちますが、最初の難関がアパラチア山脈だったのです。多くの人々は、それ以上西へ行くのを諦めて、アパラチアの山間に定住します。
そこで歌われた祖国の民謡が長年受け継がれ、本国のアイルランドやスコットランドでは既に失われてしまった民謡などが、残っていたりします。当初は、バグパイプの演奏で歌われていたものが、やがてバグパイプが壊れてしまい、その代わりにフィドルが使われたのではないかと思います。そのフィドルでは、バグパイプの音を模して演奏したのではないか?・・・と云うのが私の推測です(^-^)v
2008/9/22(月) 午前 7:20
*きゃんさん。。
きゃんブログって、考えて見たら・・・写真がいっぱいあったりするので、場所が狭くなっちゃうからか、記事の字数はそれほど多くないですね。だから、一瞬で記事を読めちゃうところが利点ですね(^∇^)
私の場合は、記事を書く以上は、ある程度の薀蓄を書かなきゃならないかな?って思うので、どうしても、文章が多くなってしまいます。これでも、随分カットして、2分以内で読み終わるようには考えているのですが・・・(^ω^)
2008/9/22(月) 午前 7:42
*きゃんさん。。
きゃんブログも、随分お休みが続いちゃったけど・・・ブログをやるのって、結構時間が掛かるから、負担にならないように適当にやって下さい。
私も最近、朝6時前後に、新規で記事を上げるのが面倒臭くなっちゃって、過去記事を改訂増補したり、要らない記事を潰して、別の記事を書くと云う、ゲリラ手法を多用しています(^ω^)
他社ブログのように、ヤフーブログも記事の日付け変更が出来れば、古い記事を前に持って来て、虫干しが出来るんですけどねぇ(^∇^)
2008/9/22(月) 午前 7:49
私も見た事のあるのは、膨らんだ枇杷を半分に割ったような形のマンドリン(^_-)-☆
やはり、ふくらみが大きいほうが余韻がいいのでしょうかね〜。
それで、そちらが一般に普及したのかも!
琴も「生田琴」と「山田琴」がありますが、現在使用されているのは「生田流であっても山田琴」を使っています。
やはり、音色と見栄えがいいからという事で!
2008/9/22(月) 午前 10:12
*お菊さん。。
マンドリンは確か・・・カバーする音域に依って、4つくらいの大きさがあると思います。大きくて、低音のマンドリンは、マンドラとかって云ってますね。
楽器ってのは、カバーする音域に依って、大きさが違うものが幾つもある方が多いのかも知れません。ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロ→コントラバスってのもそうですし、サキソフォンにも、ソプラノ、アルト、テノール、バスがそれぞれありますね。
三味線も、細棹、中棹、太棹じゃ、かなり音程が違いますね(^∇^)
2008/9/23(火) 午前 6:42
そういえば、ピッコロバイオリンという可愛いバイオリンの演奏を聞いた事がありました。
琴もソプラノ琴や17弦のベース琴がありますものね〜(^・^)
2008/9/25(木) 午前 8:34
*お菊さん。。
弦楽器のように弦の振動を利用して音を出す楽器の場合は、物理の問題じゃありませんが、同じ太さの弦の場合は、長さが短いほど音が高くなる訳ですね。
より低い音を出そうとすれば、弦の長さを長くし、あるいは弦を太くする必要がありますね。その理由から、同じ楽器でも、より低い音を出すモノは、同じ形でも、大きな楽器になりますね。
ロシア民謡で使われる三角形の胴の形をしたバラライカは、音程に依って、ベース・バラライカまであります。あの三角形のバラライカのばかデッカイのがあって、事情を知らないと、冗談楽器かと思ってしまいます(^ω^)
2008/9/25(木) 午後 8:42
トラバさせて下さい!
2009/1/4(日) 午前 11:42
*にゃんさん。。
こんにちは。
ブルーグラスは、お好きなんですか?
関東よりも、関西の方が、昔っから、学生バンドを中心としたブルーグラスが盛んですね。
エルヴィスも、この曲をロック・アレンジしたものを、サンレコード時代に録音しましたが・・・その感想を聴かれたビルは・・・ニヤリと笑ったそうです(^ω^)
2009/1/4(日) 午後 1:38
エルヴィスのルーツを辿る作業で早30年近くになります。
当初は、黒人音楽(ブルース、ゴスペル、R&Bなど)にどっぷり浸かりました。
そして、ようやくブルーグラス・ミュージックにたどり着いたわけですが、それより先にカーター・ファミリーやジミー・ロジャーズの音楽に触れていたかも知れません。
特に、カーター・ファミリーの音楽に触れ、その素晴らしさに感銘を受け、今も聴き続けています。
これから、もっと深くブルーグラス・ミュージックを聴いてゆくつもりです。ご指導の程、よろしくお願いします。
2011/8/7(日) 午後 4:13
*DSさん。。
そうですね。ジミー・ロジャースは、米国のカントリー音楽のルーツと云われていて、ハンク・スノウをはじめ、多くの歌手がトリビュート・アルバムを出しています。
エルヴィスは、幼少時代から教会で歌を歌ってましたが、母親の誕生日プレゼントに、ナッシュビルでサム・フィリップスが経営していたサン・レコードで、一ドルでレコードを作ったのが、15歳くらいの時だったと思います。その時の曲は「マイ・ハピネス」だったかな。
後に、サン・レコードの歌手として売り出して、ルイジアナ・ヘイライドなどのカントリー音楽のステージに立ちましたね。
2011/8/8(月) 午前 0:01
容姿がブルームンを連想させる姿在ですね。
洋楽は全然理解できませんが改めて聞いてみますと
いいですね。特に全体的なフィーリングが
音楽を知らない私にも伝わってきました。^・^♪☆彡
2012/9/4(火) 午後 1:28
*与太郎さん。。
ほとんどの日本人は、このブルーグラスと云う米国独特の戦後に出来た新しいスタイルの音楽を知りません。どう云う音楽なのかを一口に説明するのは難しいのですが・・・欧州人が北米大陸に流入した時に持ってきた故郷のアイルランドやスコットランドの民謡なんです。
現在の米国へ移住した欧州人(アングロサクソン)の歴史なんてせいぜい250年であり、日本の歴史と対比したら、元禄時代以降の歴史しか今の米国の歴史なんかないんです。もちろん彼らとて民謡を持ってます。ブルーグラスと云う音楽は、その民謡を戦後に新しくした、新民謡だとご理解下さい(^∇^)
2012/9/5(水) 午後 5:32