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藪さんローカルで最も古くからツバメが子育てをしているのは、白山通りのペンキ屋さん。30年以上前から毎年二回の子育てが行われてきました。地元民の五百人くらいが知っている場所です。
ここはペンキ屋さんの工場内ですから、ペンキは缶に入っているとは云え産卵床から土やフンがボロボロ落ちるのは困る訳です。
そこでこのペンキ屋さんの社長が考えたのが、産卵床を支える棚を設置する事と、その下にビニール傘を設置する方法でした。
数年前にここの社長に工場内を見せていただいたのですが、なんと壁の十数か所に棚が設置されてました。つまりツバメと云うのは人間が用意した棚ではなく、場所があれば常に新しい壁に土を付けて産卵床を作ると云う事なんです。
今年の一回目の子育てでは、三列目の梁に産卵床を作って子育てをしました。ここは工場ですから皆さんがお仕事中に矢鱈と工場内に入って撮影するのは気が引けます。
従業員の皆さんは気さくな方で怒られる事はないのですが、皆さんが仕事をしているのに暇人の藪さんがのほほんとツバメの撮影をしてるってのは、申し訳ない気持ちでいっぱいで工場の中の方で子育てをやられちゃうと、なかなか撮影しにくい。
今年二回目の子育ては、いつもやっている一番手前の棚で子育てをしてくれたので、工場の中へ入らなくていいから撮影がしやすい(^∇^)
撮影データ・・・令和元(2019)年6月26日(水)午前11時14分 ペンキ屋さん
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コメント(8)
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ツバメの天敵は、人家のそばで子育てをする関係上、都会で制空権を持っているハシブトガラスです。
でもそれは自然界での事。カラス以上の天敵は人間なんです。ツバメが産卵床を作ると土が落ちたりフンが落ちたり汚いからと多くのツバメの産卵床が人間によって撤去されてます。
面白いと云っちゃ変ですが、ツバメはカラスに産卵床がやられても、平気で同じ場所に産卵床を作り続けます。それは自然の生存競争だからなんだと思います。
でも人間によって産卵床が壊された場所ではツバメは二度と子育てをしません。ツバメはカラスに次いで知能の高い野鳥ではなかろうかと思いますが、カラスにやられるのと人間にやられるのとは意味が違うと理解してるんです。
つまりツバメは忖度して、人間によって撤去された産卵床のそばでは子育てをしないんです。その場所には三年間はまったくツバメが近付きませんでした。
しかし人間社会は毎年ビルの工事などで変化します。今年の変化は毎年二回の子育てをやっていた小石川消防署先のビルが外壁塗装工事の足場を作り、その工事の終了後もガタガタと細かい工事をやっていて、ツバメが産卵床を作れる状態ではない。
ツバメが子育てをしやすい場所ってのがあるんです。20年間プロのブラックバス釣りトーナメンターをやっていた藪さんには、ブラックバスがどこにいるのかを知っているのと同様に、プロのツバメ師になった藪さんは、ツバメがどこにいるのかが判るんです(^∇^)
この柳町小学校前の産卵床は、ツバメが忖度して三年間子育てをやらなかったのですが、消防署先で子育てができなかったツバメが、千川通りをひとっ飛びして、三年以上前の古い産卵床に新しく土を運んで子育てをしたんですねぇ。ドラマですねぇ。ボエムですねぇ(^ω^)
藪さんが観察している一部しか記事にはできてませんが、ツバメの子育てって本当に面白いドラマです。これからも体調の許す限り取材を続けたいと思います。
撮影データ・・・令和元(2019)年6月26日(水)午前11時6分 柳町小学校前
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皆さんにはふざけるなと云われちゃうかも知れませんが、藪さんローカルって何でたくさんのツバメが子育てをしているんでしょうねぇ? (^ω^)
毎年同じ場所で二回の子育てをしているのかと云うとそうでもなくて、子育てをしない事もあります。でもツバメが産卵床を作りやすい場所と云うのは確実にあると藪さんは確信しています。
この南戸崎の産卵床では、四月中旬からの一回目の子育てではツバメがいませんでした。久しぶりに回診に行ったらなんと、孵化後十日と思われるヒナが産卵床に三羽いるのを確認しました。
6月26日の取材時に孵化後十日のヒナと云うのは、ツバメの普通のルーティーンではありません。一回目にしては遅過ぎるし、二回目にしては早過ぎる。
実はそう云う時期外れの子育てもあると云う事を、藪さんは認識しています。つまりこの南戸崎のツバメは、普通とは一ヶ月遅れの、五月中旬から子育てを始めたものと思われます。
そう云うイレギュラーな子育てで巣立ったヒナの生存率は低い。何故か?
ツバメはオスメスの二羽で子育てをしていると云う間違った理論に洗脳されている人が多いのですが、藪さんローカルのように護国寺の上にある豊島岡墓地は、ハシブトガラスの東京における三大集結地で、ツバメの数よりはるかに多くのカラスがいます。
そんな場所でツバメはたった二羽で子育てができるんですか?
ツバメの成鳥は高速で飛行できるのでカラスに捕まる事はありませんが、巣立ったばかりのヒナはどうでしょう? あまり飛べないのでカラスの格好のエサになっちゃいます。
だからこそツバメは地域の集団で子育てをして、集団で外的から身を守っているんです。ツバメは集団的自衛権を行使する野鳥です。ツガイで子育てなんかしていたらとっくに絶滅しています。
撮影データ・・・令和元(2019)年6月26日(水)10時57分 南戸崎
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ツバメは毎年同じ場所に産卵床を作り、四月中旬と六月中旬の二回子育てをします。
去年巣立ったヒナが今年故郷の産卵床に帰ってきて子育てをすると思っている方が多い。日本人が好む演歌のストーリーとか、なんだかんだあっても結局は柴又に帰ってくる寅さんみたいですね(^ω^)
藪さんの考え方はまったく違います。毎年同じ産卵床で子育てをするメスは、それぞれが別の個体だと思います。
残念ながらその分野の研究は、それが判ったところで金にならないのでどこもやってない。その研究には金よりもむしろ大変な作業を必要とします。
近年では迷い犬や迷い猫が増加し殺処分されないようにと、マイクロチップを埋め込む方法が考案されました。注射器で小さなチップを埋め込むので痛くない。徘徊老人対策にも有効な手段だと思います。
バーコードリーダーのようなスキャナーを近付けると、15桁の数字を読み取れる。その数字で予め登録されているデータベースと照合すればいい。15桁の数字なら、一千兆通りのデータ分類が出来ます。
ツバメのお母さんやヒナにマイクロチップを埋め込めば、それがどう云う経歴を持つツバメなのかの識別が可能になります。しかしそれをやるにはツバメのお母さんを捕獲しなければならず、ヒナにそんな事をしたらツバメは子育てを放棄しちゃいます。
そのような事情がありますので、ツバメの生態の解明にはアマチュアの絶え間ない観察が必要なんです。
撮影データ・・・令和元(2019)年6月26日(水)10時45分 小石川消防署先
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消防団と云うのは、都道府県所属の地方公務員の消防署員ではなくて、ボランティアで消防署の活動を支援している団体です。
いわば江戸町火消しのような存在ですね。消防団員になっているのは、町会の青年部の方とか町の鳶の連中です。祭りやイベントがある時に、レスキュー部隊として待機してくださってます。
今回藪さんは懲りずに飲み過ぎちゃって、彼らのご厄介になりました。酔っ払いのお爺さんを町に放置するのは危険が危ないですよ。
ローカルの小石川消防団は年に四回くらい道路を封鎖して放水訓練をやってます。単に神輿を担ぐだけの連中より、消防団の制服を着て目立たずに活動している人たちは、本当に素晴らしい。お世話になりました。
撮影データ・・・令和元(2019)年6月16日(日)午後1時26分 白山下
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