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だんだんよく鳴る法華の太鼓じゃないけれども、こんにゃくゑんまの除夜の鐘のイベントは、年々洗練されてきています。
小石川にある、こんにゃくゑんまと通称されている源覚寺(げんかくじ)は、東京を東西に貫く幹線道路である言問通りの西の外れにあります。
東方向へまっすぐ進むと、本郷台地を登り弥生式土器が発見された本郷弥生へ至り、不忍通りへ下ります。それから上野台地へ登って降りると、朝顔市で有名な恐れ入谷の鬼子母神。そこから隅田川の浅草へ至ります。つまり、こんにゃくゑんまは言問通りの起点とも云えるんです。
こんにゃくゑんまは、また小石川七福神の毘沙門天でもあります。お寺にはたいてい鐘楼があって、明け六つ(日の出の時刻)には鐘を打つのが普通ですが、除夜の鐘を打つ寺は、藪さんローカルではこんにゃくゑんましかありません。
以前は除夜の鐘を搗く人の行列と初詣での人の行列がごっちゃになってたのですが、数年前から町会の整理員がロープを張って行列を分けるようになってから混雑が緩和されました。
いろんな考え方の人間が狭い場所に佃煮のようにごちゃごちゃ住んでいる東京では、近年は除夜の鐘がうるさいと苦情が入り、大晦日の昼間に鐘を搗いている寺もあるようです。昼間に除夜の鐘ってなんだかなぁ。
こんにゃくゑんまの除夜の鐘は、地元の初音町会やえんま通り商店会の皆さんがボランティアで除夜の鐘のイベントを盛り上げています。だから苦情を云う人なんていないし、地元の人が毎年楽しみにしているイベントなんです。
撮影データ・・・平成30(2018)年12月31日(月)午後11時半 小石川こんにゃくゑんま
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