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ソメイヨシノと云う桜の品種は、明治の初めに豊島郡染井村(現在の駒込辺り)の植木屋さんが、小石川薬草園(現在の小石川植物園)で、様々な桜の苗木を接木して作り出した園芸品種と云われています。
桜の中では薄いピンク色で最も白に近いために明るく華やかな桜なので、明治中期頃に一斉に全国に広まりました。東京市長だった尾崎行雄はワシントン市へ友好のしるしとしてソメイヨシノの苗木を贈りました。現在ワシントンのポトマック河畔で咲いている桜はその桜の子孫です。
ソメイヨシノの返礼にワシントン市から東京市へ贈られたのが、北米原産のハナミズキです。現在日本にあるハナミズキはその原木の子孫です。ワシントン市から東京市へ贈られたハナミズキは小石川植物園で育てられたのですが、その原木は百年以上経過しているので枯れてしまいました。
でもそのハナミズキの子孫は小石川植物園周辺の道路の街路樹になってます。ところでソメイヨシノなんですが、実生(じっしょう=種から育つ)するものではなくて、枝を他の桜の木の苗木に接木して育てるので、すべてはソメイヨシノの原木のクローン(同じ遺伝子を持つ)なんです。
ですから各地の気温によって咲く時期は違いますが、同じ地域なら一斉に咲いて一斉に散るんです。その潔さが日本人に好まれて、現在では600種類以上もある桜の中でも、桜と云えばソメイヨシノって事になってます(^∇^)
東京の桜と云うと上野の山なんですが、ソメイヨシノが咲く三月末はドンチャン騒ぎの大混雑。ほとんど花なんか見てなくて、酒飲んで宴会やってるだけ。
上野を代表する桜と云うと上野公園入り口の左右にある二本のオオカンザクラだと思います。ソメイヨシノよりも二週間ほど早く満開になるので、桜が咲いてなくてイライラした観光客の目を楽しませてくれます(^∇^)
撮影データ・・・平成31(2019)年3月14日(木)午後二時 上野公園
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