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一口に神輿と申しましても、実にいろんな神輿があるんです。
一番多いのが町内会の神輿で、祭りが盛んな町会では大人神輿と子供神輿と幼児神輿なんてのも持ってます。江戸三大祭の一つの神田祭では、108もの氏子町会や睦があるそうで、それぞれの神輿が神田明神に宮入りしたら日曜日一日では間に合わないので、土日の二日間で宮入りしています。
神輿の管理やメンテナンスって大変で、雨に降られると金属部分は錆びちゃうし、くすんじゃう。一年間神輿庫に入れっぱなしにするとカビか生えてます。だから神輿を使う前には浅草の宮本卯之助商店に出してメンテナンスをしてもらわなくてはなりません(^ω^)
それとは別に本社神輿と云うのがあります。地元企業等や奉納金を集めて時価数千万円以上する神輿を神社に寄進したものです。
東京の各神社の本社神輿は明治時代以降に寄進されたものです。それには特殊な事情があって、1923年の関東大震災や、1945年の東京大空襲でほとんどの神社の神輿が焼けちゃったんです。
だから江戸三大祭と云っても、神田神社や山王神社や深川の富岡八幡宮の本社神輿は戦後に寄進されたものです。その意味で云うと、明治中期に作られた神輿が残っている湯島天神は素晴らしいし、大正時代に作られた神輿が残っている下谷神社も権威のある本社神輿です。
もちろん根津神社の三基の本社神輿と云うのは、六代将軍 家斉が寄進したものであり、圧倒的に歴史が古く現代の道路事情を考えずに作った神輿なので馬鹿でかい(^ω^)
神輿ってでかきゃいいってもんじゃなくて、神様の乗り物なんだから綺麗なのがいいですね。湯島天神の本社神輿は去年、天皇陛下ご在位三十周年の神幸祭と云う事で、リニューアルして磨きをかけて綺麗にしました。とても百年以上前に作られた古物とは思えないほど綺麗な神輿です(^∇^)
撮影データ・・・令和元(2019)年5月25日(土)午前9時19分 湯島天神
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2019年05月29日
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