|
15 閉鎖花について その2
自家受粉や他家受粉が在ることはもちろんだが、自分の花粉が自分のメシベに着いても、タネ(子孫)を作りたくない、作らないという性質の自家不和合性。その仕組みに、まず、オシベとメシベの長さが違うこと、おしべが長いと花粉が落ちて受粉する可能性が高いから、必ず、めしべが長いこと。あるいは、メシベが先に成熟してメシベが萎れた頃オシベが成熟する。またこの逆もある。 花を見ることもなく、閉鎖花によって出来た種子。
誰からこんな仕組み・知恵(私は知恵と呼びたい)を授かったというのだろう。これらは動物が強い遺伝子を持つ子孫を残す仕組みと似ている、と思っている。
春よりも冬場が多い。 環境(虫もいなくなる)が悪くなると閉鎖花が出来やすいようだ。
かといって、他家受粉が成功しなかった場合でも、夕方、オシベが曲がってめしべに受粉する仕組みを持つ「ツユクサ」「オオイヌノフグリ」の仕組みカラクリ?にも知ってビックリ、驚くばかりである。 他家受粉しない場合には オシベが内側に曲がって受粉する。オドロキ、オドロキ。
しかし、これらとは別に、自分の遺伝子をかたくなに残そうとするのが「閉鎖花」である。さらには地中で形成されるものもある、という。これらは地上で開花して他家受粉もするわけだから、種族保存の努力をいかにしているかが言えるだろう。彼らの生き様・知恵に驚かざるを得ない。 最終的には自家受粉するメカニズムだから、わずか2本のオシベで事足りる????
『1)自家不和合性の植物 ある品種のナシやリンゴなどの果樹、アブラナ科の植物 (だから、ミツバチなどの協力が必要なんだが、人工的に受粉させる作業を必要としている)
2)メシベ先熟(雌性先熟)の植物 コブシ、タイサンボク、オオバコ、サルビア 3)オシベ先熟(雄性先熟)の植物 キキョウ、ホウセンカ、トウモロコシ』 ところで、閉鎖花の植物 地上に作るもの スミレ、ツユクサ、ホトケノザ、キッコウハグマ、マツバウンラン(文献では見ないが、自宅観察で99%?確認) 「閉鎖花の実物は見たことなかったけれど、センボンヤリを忘れていた。キキョウソウ(自宅で確認済み)まだまだ他に結構あるようだ。」 「 」は12月3日追加する。
地中に作るもの ミゾソバ(ウシノヒタイ)、ヤブマメ、(ノササゲ、タンキリマメ) (ノササゲ、タンキリマメ)は自分で確認したものでもなく、出典不明、記憶、記録ミスがあったかもしれません。( )は11月29日追加
今度は昼過ぎにツユクサやイヌノフグリの自家受粉の画像を撮りたいものだ。楽しみになってきた。
PS
一秋さんのご指摘、ご指導により、ヤブマメの追加とノササゲ、タンキリマメについては(ノササゲ、タンキリマメ)にして、文章を一部追加させていただきました。
拾い読みした中(本以外にネット?)で、マメ科って、閉鎖花を作り易いものなんだ、と思って読んだことがありました。
タンキリマメやノササゲは大きい株が近くにあるのですが、根っ子を掘って確認するのは根を傷つけ、株を痛めてしまいそうで、ちょっと、ためらいますね。林縁に生えていろんな雑草と絡んでいるから、ごっそり掘らないと確認は難しいような?
いい方法はないものでしょうか?自分で、確認したくなりました。
本文の一部とPSは11月29日、追加、訂正しております。
以上、文章の一部の花をはじめ、『1)〜3)』は「花のふしぎ100」 田中 修 著 から引用
閉鎖花のツユクサの件に関しては「身近な雑草のふしぎ」 森 昭彦 著 から引用 投稿 11月28日(2010)日曜日 天気:曇り 外気温:7.5℃(21:00)
|
全体表示
[ リスト ]







え
地中に作るもの ノササゲ、タンキリマメ
ホントですか。
ヤブマメなんかは良く知っていますがノササゲで地下閉鎖花が出来るとは初耳です。
ぜひ見たいです。
2010/11/28(日) 午後 10:22
一秋さん おはようございます。
以前、拾い読みした中にノササゲ、タンキリマメの記述があったようでしたので、記録していましたが、出典までは???でした。もっとも、2種とも自分で確認したことがありません。へー、マメ科の植物って、閉鎖花を作りやすいんだ、と思ったことがありました。不確かさの中の記述ですので、訂正させていただきます。
ヤブマメが抜けていましたね。こちらは追加させていただきます。ありがとうございました。
またのチェック、ご指導をお願いいたします。
2010/11/29(月) 午前 4:50