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31. ドイツの夏のチョウたち
ドイツ・イェーナ北部の丘の上には、サクランボの後には小ぶりのりんごが実ります。
シルバーグリーンシジミのオスの翅はブルー系、メスは茶色系。ヤグルマギク属の花で吸蜜しているメスを見かけました。
昨年ここで翅を広げているチョウの写真を撮ったら、ヒトリじゃなかったんです。その時は、あれ、違う種類と一緒???と思ったんですが・・・。
今年、図鑑を見てやっと真相が判明・・・あれは、ちゃんとしたカップルだったんですよ!
今年初めてクジャクチョウに出会ったのは草原。アカツメクサの間を飛び回っていました。山道でも見かけましたよ。昨年は晩夏になって丘の上でも見たから、あちこちで再会が楽しみ。
山道の白花キャベツアザミから離れないのはヒョウモンチョウ。
イェーナではいろんな花にだけでなく、綺麗なチョウたちにもよく出会いますよ。
8月8日(2011)着信 8月9日 管理人 代理投稿
今後はこちらにご訪問ください。
ご主人様はお引越しをしていらっしゃいます。
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Jena(Germany)だより
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30. 丘の上のリンドウやシジミチョウと森の中の結実
近くのオキナグサ丘に行くのは久しぶり。花は代が替わりチョウも新顔登場。丘の上はお花畑!
オレガノやキンミズヒキ、マツムシソウやアザミやセリ科の花に負けないで、リンドウが咲き始めていました。草丈20〜50cm。
ゲンティアナ・プネウモナンテ(リンドウ科)Gentiana pneumonanthe
丘の上で今わがもの顔に飛び回っているのは太めのヒオドシチョウ。シジミチョウも何種類か出てきて、小型ながら美しいので目を引きます。
「シルバーグリーンシジミ」♂(シジミチョウ科)Polyommatus coridon
今日出会ったチョウのドイツ語名は「シルバーグリーンシジミ」。オスは翅がブルー系、メスは茶色系。シジミチョウはドイツ語で「ブルー」と呼ばれますが、青色がもっと鮮やかな「普通のブルーシジミ」はこれから増えてきます。
「シルバーグリーンシジミ」♂(シジミチョウ科)Polyommatus coridon
オキナグサ丘を下りてラウタール森に向かう時、草原を通ります。今日はここで馬たちがくつろいでいます。寝そべってる馬もいますよ。
草原を過ぎて森に入ります。草原の空気はリラックス、森の空気はゆったりと爽快。
歩いて行くと、途中頭上にぽっかり青空の見える小道があって、夏草がグンと力強く伸びています。ここで初めて見る大型の黄色い花は、草丈1.5mぐらいはあります。
ゴマノハグサ科というと小さな草花を思い浮かべるんですが、いろんな花のタイプがありますね。上の方の花を見ると、カメムシもカメラに収まろうとこっちを見ています。
モウズイカ(ゴマノハグサ科)Verbascum
もうひとつ大型がいます。ゴボウの仲間のようです。草丈約1.5m。訪問客はアブでしょうか。
ゴボウ属(キク科)Arctium tomentosum
これから、キバナセツブンソウやマルタゴンリリーがたくさん咲いていた森の中に入ります。
赤い実発見! 草木の下に赤い実があちこちポツポツと花が咲いたように目立っています。丈10〜20cm。
アルム(サトイモ科)Arum (2011/07/24)
これは4月に見たあの神秘のとんがり帽子をかぶった植物の結実。春撮った画像を整理していたら見つかりましたよ! 春にはひっそりひっそりと目立たないようにしていましたけどね。
アルム(サトイモ科)Arum (2011/04/25)
帰り道に何か右側の足元が気になって立ち止まりました。すると・・・またまた意外な所で初めての出会いがありました。しゃがんで見たらどうもランのようです。草丈80cmぐらい。回りを見回しましたが、1株だけ。
「紫エピパクティス」(ラン科)Epipactis purpurata
ゆっくり歩いて戻ると、森を出た草地にテーブルやベンチが置いてありました。
イェーナ・ラウタール(2011/07/28)
草地にはウツボグサ、ミヤコグサ、シロツメクサ、アカツメクサなどが元気よく咲いていましたよ。
7月31日(2011)J e n a だ よ り さんから着信 8月1日管理人 代理投稿
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29. 山道の花とヨーロッパアカタテハ etc.
もうリンドウが咲いてるかも、と花好きレナーテに誘われて、まだ早いんじゃない?とは思いながら、またあの見晴らしのいい所に行きました。目的地はドイツ・イェーナ南東部のドラッケンドルフ。
真正面の山にこれから登ります。頂上まで登るわけじゃなくて、下の景色をみながら途中から山をぐるっと回る、といった感じ。
まず平坦な道を進むと、大小のツリガネソウやミヤコグサ。
ミヤコグサ(マメ科)Lotus corniculatus
少し進むと赤色コースと緑色コースの合流点。
ちょっと登ると左下に風景が展開。遠く左方の山上に小さく見えるのは、ロイヒテンブルク城の塔。
見晴らしのいい所にベンチが置いてあって、その上にガマズミ(スイカズラ科)が大きな顔してビッシリと赤い実をつけていました。通り過ぎてからもう一度見たくて振り返りましたよ。
それから、そ〜っと右を向いてまた前進。左下は急な斜面だから、身体を右に傾けながら!!少し急ぎ足。私は高い所がちょっと苦手なんです。
昨秋来た時は、右側の日当たりのいい斜面にリンドウが咲いていました。
。。。。。危なそうな道をやっと過ぎたらほっと一息。山道にはハタザオギキョウが涼しげに咲いていました。草丈30〜80cm。
ハタザオギキョウ(キキョウ科)Campanula rapunculoides
途中よく見かけたのはキンミズヒキ。草丈30〜100cm。
セイヨウキンミズヒキ(バラ科)Agrimonia eupatoria
ガガイモ科の白い小さな花も見られます。
ビンケトクシクム・ヒルンディナリア (ガガイモ科) Vincetoxicum hirundinaria
ここの乳白色の山肌は貝殻石灰岩層で、これが植生に関係あるんだとか。
緑の空気を楽しみながら、ゆっくり山を下りて目についたのはフワフワのピンクの花。草丈120cmぐらい。こんなの見るとすぐ触りたくなりますよね。フワフワはオシベのようですよ。
ホザキシモツケ(バラ科)Spiraea salicifolia
道端のヒヨドリソウには、いろんなチョウが集まって蜜を吸っていました。
ヒヨドリソウ(キク科)Eupatorium cannabinum
私が近寄るとチョウは四方八方に飛び散りますが、また帰って来ます。皆この花がお気に入りのよう! ジャノメチョウの種類も見かけます。蛇の目模様が目印。
メドーブラウン(ジャノメチョウ科)Maniola jurtina
この日の思い出のひとつは、初めて出会ったヨーロッパアカタテハ。大型でゆったりした感じのこのチョウは、渡り鳥ならぬ「渡り蝶」。季節に合わせて北に行ったり南に行ったり。これから飛び立つ!っていうポーズを取ってくれましたよ。
ヨーロッパアカタテハ(タテハチョウ科)Vanessa atalanta (2011/07/16)
昨秋は黄葉を見にドラッケンドルフに行ったら、偶然リンドウが咲いていたんです。今回はリンドウが見られなかった代わりに綺麗なチョウに出会いました。早く来てよかった!?
7月24日(2011) J e n a だ よ りさんから着信 7月25日管理人 代理投稿
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28. ハーブに集まるチョウたち
今回の散策はドイツ・イェーナ南西部のアマバッハ。人家を通り抜けると草地があって、夏の夕方にはわいわい皆で集まってバーベキューなんかもできるようになっています。
初めての人でも間違えないように、ハイキングコースは赤・黄・緑に色分けされているんですよ。
今日は赤色コース。
道端には今あちこちにオトギリソウが咲いています。昔からハーブティーなんかにして親しまれている野草。種類がいくつかあるようですが、ずい分オシベが多いんですね! 草丈40〜80cm。
セイヨウオトギリソウ(オトギリソウ科)Hypericum perforatum
今回のコースもなだらか。大体イェーナはあまり高い所に登りません。回りの山は標高400mぐらいまでで、ちょっと登ったら下が見渡せるような所があちこちにあります。
この日はハーブとして知られているオレガノに止まっているチョウを何種類か見かけましたよ。皆同じ花が好きなようですね。見かける花はほとんどピンクでしたが、たまに白花もあります。
エゾスジグロシロチョウ(シロチョウ科)Pieris napi と
オレガノ(シソ科)Origanum vulgare
サティリウム・スピニ (シジミチョウ科)Satyrium spini
チョウの他に、初めての昆虫たちにも出会いました。おっとっとっ、落ちないように!と小さなコガネムシ。
この花は全部ボクたちのもの?と大喜びのカミキリムシ。体長約2cm。
カミキリムシ(カミキリムシ科)Rutpela maculata
ランの季節はそろそろピークを過ぎていきますが、まだ見られます。場所によって開花時期がずれるので、同じ花が違う所でまた見られるのも楽しいですよね。今日初めての出会いは、エピパクティス・レプトキラ。草丈20〜30cm、花の大きさ1.5cmぐらい。
エピパクティス・レプトキラ(ラン科)Epipactis leptochila
ここで「紫頭黄花ママコナ」を発見。頭の紫色の部分は花じゃなくて葉、黄色いのが花なんですね。上の方の葉から順番に紫色に染まっていく様子が見られます。ホラ、左から2番目のに注目!
メラムフィルム・ネモロスム (ゴマノハグサ科) Melampyrum nemorosum
イェーナ・アマバッハ(2011/07/10)
行きがけに野原でひらひら舞っていたチョウが、帰り道にはあまり目につきませんでしたけど、チョウも昼寝するんでしょうか・・・?
7月17日(2011)J e n a だ よ りさんから着信 18日 管理人 代理投稿
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27. ロイトラタール湿原の野生ランとアカマダラ夏型
今年はイェーナ南部のロイトラタールに行く機会に数回恵まれました。ここに着くとまず可愛いバス停が目につきます。雨が降っても雨宿りできますよ。
ここは自然保護区になっているんです。
今シーズンの締めくくりに(?)期待していたのは湿原の野生ランでした。期待といっても実はガッカリしないようにあまり期待しすぎないようにしていましたけど・・・。
草丈10〜50cm。この花は耳の長いウサギの顔に見えませんか。先端3裂で日本のハクサンチドリに近い種類のようです。このランの自生地はどんどん減っていってるんだとか。
ここに昨年から見たいと思っていたランが咲くと聞いたので、何度も足を運んだんですよ。本当に見られるのかな?と諦めかけたこともあったんです・・・。
でも、やっぱりここだったんです!! 何回目かに行った時、日当たりのいい湿原に探していた花が咲いていたんです。草丈20〜50cm、花の大きさは約3cm。日本のカキランに近い種類のようです。蕾がたくさん見られるから、まだまだこれから!
すぐ近くの草原には、最後の力をふりしぼって凝縮されたような小ぶりのオダマキもチラホラ見かけられました。
近くを飛んでいたチョウを見たら夏型のアカマダラ。
2週間前にはここで綺麗なアオハダトンボを見かけました。こちらはトンボは珍しいのです。いつかまた再会できるといいですが・・・。
近くの草原にユリ科のアンテリクムも綺麗に咲き始めていましたよ。草丈30〜80cm、花径3cmぐらい。
ロイトラタールとはドイツ語で「清流の渓谷」の意。水辺には珍しい植物・生物が見られるようですね。
jenaだよりさんからメール。7月3日着信 7月4日:管理人 代理投稿
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