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その日は予期せず突然やってきた。
も「僕はぁ、これからはぁ、節約人間になるからぁ!」
栗「大丈夫ですよ〜、行けますよ!」
も「いや、無理だし〜。もう破産じゃぁ」
と騒ぐもこみつ、なだめる栗ちゃん。
その騒ぎを耳にした室長、何があったのかと聞いてみると・・・・
栗「もこみつさん、昨日、車ぶつけちゃったんですよ〜」
室「え!?ジャックバウワーが!?なんで!?」
栗「昨日、ご飯を食べにいったんですけど、帰りに駐車場の杭に乗っちゃって・・」
さかちん「もこみつさん、もう遅いから、みんな帰って大丈夫だよ、って言って、自分だけ残ったんですよ。ちょっと男らしかったですね」
室「へー、で、何時までかかったの?」
も「・・・・2時です」
!?その事実はみんなも初耳だったようで、驚く面々。
室「その時間まで何やってたの!?」
も「いやー、お店の方が、中で待ってていいですよ、って言ってくれて。」
!?2時まで!?店員さんも、そりゃかなりの迷惑でしょう!
も「しかも、プリンとコーヒー出してくれたんですよ」
・・・・・なんていいお店なんだ・・。
おそらくあまりのショックに血糖値が下がってそうなもこみつに、甘いものでも。。という優しさなのでしょう。
室「あら、じゃ、今、車、どうしてんの?」
も「・・・・修理です。」
表情を俄然曇らせるもこみつ。
「へー、じゃ、今日はどうやって来たの?」
「代車借りたんで〜、それで。」
「ほー、フォードの代車ってどんなやつなの?」
「・・・・・ローレルです。」
ローレル!!!日産ローレル!!!
おやじか、ヤンキーが乗りそうな車ね(笑)
練習後、研究室に戻ったもこみつ。
ちょっと、邪魔なポジションに立ちすくむ。
そこで、さかちんが、今後の彼の立ち位置をも変える発言を。
「あ、ローレル先輩、ちょっとどいてください」
「オマエ!!!!」
むっとするも、ちょっと、おいしい?って思っちゃったよ的なローレル先輩もこみつ。
その日から、もこみつはローレル、ローレル先輩と呼ばれるように。
「あ、ローレル君、ちょっと」
「ローレル先輩、いいですか?」
ローレル、ローレル、と言われる度に、車をぶつけた事件、そして、その修理費、そして、その費用捻出のための節約貧乏生活まで一気に思い出し、その都度テンションが下がるもこみつ。
しかし、事実は変わらないのだよ、ローレル君。
とはいえ、大企業・30歳目前・トップアスリート、のもこみつにしてみれば、そんな修理代くらい、○○万くらいじゃないの?なんてことないでしょ!と突っ込む室長。
「めっちゃやばいですよ!だって、僕はぁ、この車を買った時点で、貯金ゼロですから!」
だから、そんな車買わなくていいっていっただろう!
「と・に・か・く!僕にはお金がないんです!特に現金!!!」
「これからは、一日500円で暮らします!!!」
そこまでしなくたって。。。と周囲に流れる空気もなんのその、僕は!今日から節約するんです!!!と宣言。
そうして始まった、もこみつの節約生活。
国体合宿にて・・・
宿泊せずに帰ることになったわれらに、マネージャーの先生から、
「夕飯、余ってるから、食べてくかい?」
「ハイッ!!!」
リアクションタイムややフライング気味の即答もこみつ。
その日は雨。
練習後、シャワーを浴びるようにと、競技場のコインシャワー代100円を受け取っていました。
しかし、もこみつは・・・浴びる気配がない・・。
「ねぇ、そのお金どうすんの?」
「シャワー浴びないから、もらってもいいのかなぁ・・なんて☆」
「ばかたれ!横領じゃ!すぐに返却!!!」
シャワー代100円すらもゲットしようとする貧ぼっちゃまもこみつ。
そこまで!?
しかし、さかちん隊員から新たな情報も。
「もこみつさん、一日500円で暮らすとかなんとか言ってたじゃないですかー、でも、初日から学食で700円オーバーしてましたからね(笑)」
・・・あいつめ。
おそらく騒ぐだけ騒いで、話題をかっさらい、実際は豪遊しているのだろうと睨んでいる室長なのでした!
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