鳥取市の中心街からR53号線を岡山方面へ行く、用瀬(もちがせ)という町は中世の頃、因幡の大名・山名氏の家臣・用瀬氏から名付けられた。街道沿いは交通の要路であり参勤交代の大名の休憩所・宿場町として栄えた。国道から少し入った所、用水路?小さな流れのhotoriに元酒造家の別宅であった古い民家を改装した川のほとりというカフェがある。
TVで紹介されていたのを見て、一瞬で惹かれ、島根から、遥々と殺人的な暑さも、ものともせず、駆け付けた。石の橋を渡って暖簾をくぐり入る。中は川を見ながら、飲食ができる部屋がある。昭和の雰囲気がプンプン。
この流れには確か名前がついていたが・・・石段が刻んであり、洗いもの等ができるようになっている。水の流れというのは、何と、人の心を和ませるものであるのか。シミジミと見とれました。
この線路は大正7年開通した因美線・いんびせん(因幡と美作)を結ぶローカル線だ。手を伸ばせば、届くような可愛い・列車がガタゴトと通るのです。住む人はこの流れを愛していて、バラの花々などを並べ、めでるのです
小さな道から石の橋を渡ると、住処へと繋がっている、この風情。道の反対側には空き地があり、花畑なんですよ。百日草、桔梗、源平菊・・・掃除道具なども掛けてあって、ホノボノしました。
川の中には、清流にしか生えない(梅花藻)が小さな可憐な白い花をいっぱいつけていた。倒れそうな暑さでなければもっと、ゆっくり歩いて見たい。
この建物にも目を留めた。黒い板塀?今どきの安直な張りぼての建物ではない。あぁ〜ココは、別世界か…古いもう滅びたかと思っていた、日本が、しっかりあるのです。
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いつも思うのですが、経験していなくても、
昔から脈々と受け継がれた暮らしの風景というものは、
なぜかこころを落ち着かせる働きがありますね。
日本人の心というのか…、しみついた何かがふと沸き立つ感じです。
水の流れる風景から自然のありがたみを感じますし、
障子にはめ込まれたガラスから見える緑、差し込む優しい光を受け止める床。
暑さのなか澄んだ空気を運んでくれるようです。
ばいかも、久しぶりに見ました!
2019/8/9(金) 午前 10:20
繭さんへ、 記憶というのは(個々人の脳の中にある、その個人が死ぬと記憶は無くなってしまう)と一般的には思われております。しかし、記憶はDNAの中のミトコンドリアでしたか?に刻まれていて、個体が死んでも、次代の子の中に受け継がれると、最新の研究で新たになっていると、聞いたことがあります。
遠い民族の記憶・感性は受け継がれると・・・デジャブということがありますね。行ったこと・聞いたことがが無いのに、何故か、懐かしい風景・情感をおぼえる・・・
用瀬は古い日本・昭和、がそのまま、生きて残っておりました。建物、暮らしぶり、梅花藻のある流れ、惹きつけられました。
2019/8/10(土) 午後 2:37