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きっかけは あるTV番組でした。 ツリーマンと呼ばれる男性と 川村カオリさんの特集をやっていて。。 ご覧になった方もおられると思いますが、 その男性は体じゅうにイボができ 特に手足は樹皮のように変形していました。 息子に先天性奇形があり 私も病気をしたことから、 もっと病気を知らなければ・・・との思いから この種の番組はだいたい見ているのですが、 今回の特集は 私にはとても辛いものとなりました。 たしかに衝撃的な映像でしたが、 視聴者からの苦情が多数あったことの方が 私にはショックでした。 不快なものは見たくない・・・これは人間の正直な気持ちのひとつなのかな。。 そして、乳ガンと闘っている川村カオリさんの姿。 忘れようとしてきた想いが湧き上がって 眠れぬ夜を過ごしました。 ********************************************** 21年前の7月に 乳ガンの摘出手術を受けました。 当時の私は26歳 息子は2歳半。 闘病とは別に 何ともやりきれない思い出があります。 入院中のある日のこと 夫が見舞いに来てくれました。 新しいパジャマを持ってきてくれたので ベッドわきのカーテンを閉めて着替えていた時でした。 カーテンの隙間から 夫が覗いているのが見えたのです。 別に夫婦なのだから 普段ならどうってことないのですが、 その時は自分の体がどういう状態になっていたのか 全然分からない時です。 覗かれたことに たまらない嫌悪感を覚えました。 21年前と言えば パソコンでネット検索ともいかず、 まして子育て真っ最中の私は 乳ガンに関する情報を調べる暇もなく入院。 医師から説明はあったものの 自分の中では全く現実的でなく。。 が、麻酔から醒めてみると いきなり現実が襲ってきます。 ガーゼと胸帯の上からでも すっかり変形した自分を感じました。 命が助かったのだから 何も考えないでおこう。 いや、それよりも・・・怖くて見ることも考えることもしたくなかった。 自分が化け物になったみたいで。。 そんな気持ちでいた時の覗き事件。 鶴の恩返しやイザナミの神話にもあるように、 自分も知らない<正体>を夫に見られたことが たまらなく嫌だった。 実際には胸帯をしているので患部は見えないし ほんの些細なことなのだけれど、 とてもデリケートな問題だけに それからというもの夫とはすれ違ってばかり。。 不協和音はまわりにも広がって ついには離婚。 もちろん理由はこれだけではないけれど 私の人生が大きく変わった瞬間でした。 誰が悪いと言うのでもなく 運命を呪っているのでもない、 それに、命を助けてもらったのだから 生きていることに感謝しなければ・・・そうは思ってみても、 心のどこかに引っかかった感情の残骸が 時にひどく痛みます。 だから、その気持ちをすくい上げることにしました。 これまで誰にも話せなくて ずっと秘めてきたこと。。 ここに書くことで何かが変わるかもしれないし、 全然変わらないかもしれないけれど。。 心の奥に沈めてしまった想いを 誰かに聞いてほしいと思いました。 読んで下さった皆さま ありがとうございました。 「病気のときこそ より良い環境を」を合言葉に活動しています ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/ryhnk143 本・CD・DVD・ゲームソフトの提供品をお願いしています ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/yagurumasou_hp/52152306.html |
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2009年07月20日
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