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書庫父と娘の楽日への道

こんな性格のじーさんに毎日振り回されながらも、
たくさんの学びがありました。

親としては最低ですが、師としてはある意味最高
、、、かも^^;
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見た目

最近、病院待合室の長椅子が1つ撤去されてしまった。

インフルエンザの予防接種を受ける人や
常連の患者さんも年末のためいつもより多く、
病院では若手の(\_(・ω・`)ココ重要)私は、
つい人目を気にしてなかなか座れない。

何か言われて嫌な目をするよりは…と立って待っているのだけど。
こちらも体力がないからいつまでも立っていられない。

(ついこの間も、私が座っているパイプ椅子を指差して
「椅子はないのか!?」と看護師に文句を言っていた高齢男性もいた。
こらこら、指を指すな!指を!ヽ(*`ェ´*)ノ)

コソコソっと人目を盗んで座席を確保する。
しかし、それだけでは終わらない。
座った後も杖を突いたり、
膝や腰の悪そうなお年寄りが前を通るとどうも落ち着かない。

同じ病人なんだけど、
どうもまるで犯罪者気分。( ゚ω゚;)

なんせ見た目が痩せているぐらいで元気そうに見えるし、
身体の中が悪いのなんて誰にも分からない。

ここまで長生きをして外来に通えるぐらいだから、
「私よりずーっと元気じゃない!?」と言いたいところだけど
そんなことは言えないし。。(´ω`;)

見た目でちょっと損してるな、と思う一幕。


でも、一方でその見た目を利用させてもらっている。

実は、じーさんの施設への面会は母の"仕事"になっている。
「難儀な連れ合いの世話まで、子供に迷惑掛けられん!」
というのが母の言い分で、私も体力が落ちているから
それに甘えさせてもらっている。

母には大変申し訳ないのだけど、
シニアカートを押した足元のおぼつかない
腰の曲がったおばあさんが見舞いに行くというのは、
看る人がいないという点で有利ではある。

そうでなくても、長期入所は困る、転所か一時帰宅を。
と施設から催促されてもどうしようもないのだから。。

実際、私の検査所見などを持って行って医師などに見せると、
「これはかなりひどいですな」と言われるとか。
(さすがに私の担当医などは誰も一言も言わないけれど)


で、そのじーさんの要介護認定さえ見た目がほとんど。
日常生活動作と手段的日常生活動作が基準になる。
頭がどんなにボケてようと少し動ければ介護度は低くなる。

逆にその方が介護者にとっては負担が大きいのだけど、
それはあまり考慮されないらしい。

鉄道事故で高齢の妻に賠償命令が出たのはご存知の通り。


じーさんも次の転所先は自立者のための施設を紹介されていて、
洗濯も自分でしないといけないらしい。

認知症になる前から洗濯などしたことない人に
「今どき洗濯なんてボタン一つでできますよ」と言われたって、
そんなのできっこない。

結局、介護を担う奥さんたちが
「私が動けるうちに何とか…💀」と言わざるを得ない状況。(;´Д`)


外からは判断し辛いから見た目になるんだろうけれど。。

見た目って何でしょうね?
それよりも言葉掛けや思いやり、
ちょっとした配慮が大切だと思うんですが。。

最強の人

お陰様で元気にしています。
、、、じーさんが、ですが。。^^;

肺炎も大したことなく、ゼーゼーいう音もなくなったそうです。
そう、身体は元気なんですよ。
問題は頭ですね!

入院した当初は混乱もあって4人部屋の床を汚物だらけにしたり、
看護師さんにずいぶん迷惑をかけたようですが、
少し落ち着きを取り戻したとか。

ただ、やっぱりトイレの場所が分からないとか、
連れて行っても便座の蓋を開けずに用を足そうとするとか。。

着替えも連日汚物だらけ。
中途半端に動ける分、こちらも気が気じゃないです。

せめて、おおきにの一言でも言ってくれたらいいんですが、
文句は言っても礼は言わない人なんで。。(>_<)


とは言うものの、病院からの呼び出しに応じたり、
洗濯物を取りに行くのは母に任せきり。

私の方はやっと熱が下がったと思ったら
脚の痛みでかなり歩き辛い状況で役立たず。。_ノ乙(、ン、)_

愛はなくとも責任上、
連れ合いの世話は私がする!と譲らない母を説得して、
家族が動けない時はヘルパーさんを頼むことに同意させて。。

はぁ、くたびれる。( ´Д`)=3
やっぱり、なんも考えへん人が最強みたいですわ!(ノω=`)

暗転

制度上、長期利用できないショートステイ。
次の施設が決まるのを悶々として待つ入所待ちの日々。

やっとケアマネさんから連絡があり、
受け入れ予定の施設のケアマネさんと面談。
そしてまた審査待ち。

ああ、心臓に悪い。
何もしないのにこれだけで疲れる。( ´Д`)=3


数日して決定の報告を受け、今度は入所準備に追われる。

引越し以来そのままのダンボール箱を開け衣替えの用意をし、
新しい施設で必要になるものを買い揃え、
一つひとつの衣服や持ち物に名前を書き。。

病気の私と腰の悪い母はもうグッタリ。(´×ω×`).。இ
疲れが癒える間もなく転所日を迎え、
当日は大型バック2つを抱えてタクシーに乗り込む。

様々な書類にサインと捺印をして契約成立。
じーさんにも母が根気よく説明して
「今日からここで頑張るんやで!」と諭している。


やれやれやな。
息子も交えてホッとしていた矢先、
施設から電話が。。

「お父さんが前の施設に帰りたがっておられます」
とのこと。
やれ、騙して連れてきただの、
ここには居とうないだのとゴネているらしい。

施設の方も困って、
レンタルテレビを利用してみてはどうかと提案された。
じーさんの気を逸らせる作戦らしい。

けど、、、
ぶっちゃけ、じーさんの施設利用料と私の医療費で
食べるのがカツカツ。
この上まだテレビなんて。。


それに、問題はテレビで済むことじゃない。
要は新しい施設はじーさんにとって居心地が悪いからだ。

前の施設はまさしく"ゲストさん"でいい気になっていられた。
私はその施設には行っていないが、
母の話ではスタッフさんは若い女の子ばかり。
おそらく、ちょっとしたことで褒められ
持ち上げてもらっていたのだろう。

対して、今度の施設はほとんどが男性スタッフ。
(皆さん、優しそうなんだけどね)
当然おべんちゃらは期待できないだろう。
弱きに威張り強きにビビるじーさんには
耐えられなかったに違いない。


じーさんを養護する気はさらさらないが、
スタッフさんが困り果ててる姿は用意に想像できる。

じーさん担当のケアマネさんも交えて知恵を絞らねば。。
はてさて困ったもんだ。 (ノω=`)


とても他人事とは思えないニュースだ。

うちにも身体は至って元気な認知症のじーさんがいる。
何でもできると言い張るし、
プライドばかり高くて、
こっちが言うことなんて聞きゃしない。

そんな人を相手に24時間、
罵声を浴びつつ、いつ終わるとも分からないのに、
面倒なんて看てられない。

人は介護サービスを受ければいいと言うけど、
それだってタダじゃないし、
ずっと面倒看てくれるわけでもない。

頼みの介護施設は入所待ち。
先の見えない耐久レース。
貧乏人から落ちてゆく。。

最期は住み慣れた家で…は理想だけど、
看る方だって老いてくるし、生活もある。

高齢化が進む日本。
やがて認知症の人が4人に1人になると言うのに。。
こんなお粗末なことでどうするんだろ?

うちの母も言ってたよ。
ショートステイ施設への高額な支払いも、
鉄道事故を起こしたと思えばまだマシか、ってね。


【参考資料】



久し振りのじーさんネタです^^;


4月は要介護認定の更新月。
医師に意見書を書いてもらった後は、
認定調査と家族や本人への"事情聴取"。
そして、審査判定。

流れとしては去年と変わらないけれど、
昨年夏から始めたデイケアを
ショートステイに切り替えたじーさん。
家族の疲労とは反対に身体だけは
どんどん元気になっていく。

あれほど動くのが嫌いで
一日中石の地蔵のようにじっと座っていたのが、
人にいいカッコ見せたい、認められたいの一心で
リハビリに励んだ結果がコレ。
今度は要介護は下りないだろう、
とケアマネさんから言われるほどになっていた。

元気と言っても90歳。
おまけに肝心の認知症の方は
全く改善された様子はない。
トイレから食事から
何かにつけて介助が必要なのは目に見えている。
それも自分は完璧で正常だと思ってるのだから
始末が悪い。


プライドが高くて逆ギレするじーさんに対して、
つい1月ほど前まで死にかけてた私と
変形性腰椎症の母、
他県に通勤するようになった息子とで
世話をするのは現実には不可能。

ショートステイが利用できないとなったらどうしよう?
その間、家族はヒヤヒヤドキドキ。
なんせこの判定で
ケアの利用料金や利用施設が変わるのだから。。

そんな待ち時間の間に一つうれしいことがあった。
母が「家では(じーさんを)看られない」
と突っぱねてくれたのだ。

毎月の高額な支払いに、
母からは「帰らせる気でいる」と言われていた。
一度は「もう帰ってきてほしくない」と泣きついた私も、
仕方がないと諦めてそれ以上は何も言わなかった。
(前記事「厄介者」)

でも、事情を知る医師や近所の人から
「絶対帰らせたらあかんで。共倒れやで」と言われたり、
私の方が先に逝きそうになったりで、
母の気持ちも変わったみたい。

もっとも、当の母が一番帰ってきてほしくない
と思ってるんだろうけど。。


4月を目前に控えて通知が来た。
「要介護2」。
前年度と同じだ。

家族全員ホッとした。
医師やケアマネさんが
様々に働き掛けてもらった結果に感謝した。

とは言え、
ショートステイを長期間利用することは
制度上できない。
また別の施設を探さなくてはならず、
当てにしている施設も満室で入所待ち。

親に対して薄情だと言われるかもしれないが、
ここまで長生きされたら
人の手を借りても家での介護は難しい。


なんとか生きるために治療をしている私と、
家庭では生きられなくなったじーさん。
生きるとはほんに思い通りにならないもの。。
いつも考えこんでしまう。

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