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ケアマネさんからじーさんのことで電話があった。
「このお正月はどうされますか?」と。
お正月もショートステイを利用するかどうかを
尋ねてこられたのだけど、
特養の申込用紙をもらったぐらいだから、
当然家には帰ってこないものと思ってたのに。。
母はじーさんを帰らす気でいる。
それは帰ってきてほしいと願う気持ちからではなく、
費用の点で。。
なんせひと月に16〜17万円のお金が出て行く。
「これではうちの家計が持たない」
と我が家の大蔵大臣の母から宣告された。
私も初めはそのつもりだったけど、
あまりの居心地の良さに
「もう帰ってきてほしくない」と強く願うようになった。
いや、それさえも忘れようとしてた。
いつかこの時間にも終りが来る。。
そんなこと考えたくもなかった。
私自身、じーさんと顔を合わせるのが嫌、
という気持ちもある。
でも、何よりこの穏やかな時間を
奪い去られるのは堪らない。
いつもどこか緊張感の消えなかったうちにも
こんな穏やかな時間が流れるのかとすごくうれしくて。。
だって、こんなのんびりした母と息子の顔を
見たことなかったもの。
母なんてずっと家のために犠牲になってきたから、
これでやっと自分の時間を生きられると安心してたのに。。
それに、私も母もたぶん人生の晩年には違いない。
ゆっくり家族水入らずで過ごしたいと思ってた。
それなのに。。
冷静に自分の気持ちを伝えようとしたけど、
途中で声が詰まって堰を切ったように涙があふれてきた。
泣きながら、前にもこんなことがあったなと思いながら。。
そう、あれは離婚する前の話し合いで。
もう理屈とか損得じゃなく嫌なものは嫌だった。
今度もそれは同じ。 いや、それ以上かな。
小さい時からずっと欲しかったものが
ようやく念願かなって手に入ったのに、また奪われてしまう。。
一度いい目を知ってしまっただけに余計に辛い。
家族に限らず職場や地域にもこういう人っているけれど。。
どう言葉を取り繕っても思うことは同じ。
諦めて割り切るしかないのかな。。
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父と娘の楽日への道
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ケアマネさんが来られました。
じーさんの不要になった日用品を持って。
洗面器やコップ、塗り絵やクイズに混じって、
前のショートステイ先のスタッフさんによる寄書きもありました。
「どんだけ修正してるねん!」というほど柔和な似顔絵の周りには、
これまた歯の浮くような台詞がいっぱいで。。 ( ̄∇ ̄;)
まぁ、スタッフさんにしてもじーさんにしても
「表の顔」で対応してるのですから、
まるで狸と狐の化かし合い。。 (*ΦωΦ*)
あ、いやいや、
「客商売も大変やなぁ」
と苦笑いするしかなかったのですが。。 (* ̄艸 ̄)
それを見た家族の反応はというと。。
「こんなん、おじいさんとちゃうわ!破って捨てたいわ!」と
今にも寄書きを破ってしまいそうな母に、
「そんなもん、見る気もないわ」と全く興味を示さない息子。
「はい、皆さん。怖いですね〜。怖いですね〜。 (^^;)」って
誰かさんの台詞じゃないけれど。。
どのケアマネさんにも言われる
「◯◯さんはマイペース(自分勝手)」を貫いていると
こんな結果になるんですね。
たぶんもう一生、日の目を見ないであろう寄書き。
せっかくなので、
ここにちょこっと載せておこうと思います。 |
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地植えのものを慌てて掘り起こし、
植木鉢に植えて持ってきました。
何も言わず与えられた地で咲く花。
すごいなと思います。 じーさんがショートステイに行ってもう2ヶ月。
こちらは平穏な日々が続いています。
「普通」ということがこんなにも穏やかなことだと
今やっと分かった次第です。
家族の間でも、
最初のうちこそよくじーさんの話になりましたが、
今はもう誰も口にしません。
ケアマネさんが着替えを届けてくれたり
様子を見に行ってくれたりで、
いわゆる施設に預けっぱなし状態。
それもしばらくのことで、
当然、すぐまた帰ってくるものと思っていましたが。。
正直なところ、、、
もう十分。帰ってきてほしくない、
と思うようになりました。
ずっと一緒に住んでいるとこんなもの。
夫婦は縁が切れても親子の縁は切れないから、
と諦めていましたが。。
いざ離れてみると、
その緊張感やしんどさと重さに気付かされます。
もうあんな思いはしたくない。
限りある時間なら、自分がいいと思う形で使いたい。。
そう思うようになりました。
こんなふうに大きく気持ちが切れてしまったのって、
離婚を決めた時以来。
もう努力や意地で何とかなりそうもありません。
時間や距離って時に残酷に働くものですね。 |
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久し振りの抗がん剤でかなり髪が抜けました。
これから冬毛になります。
(んなわけないか!? ^m^)
昨日、じーさんが転送されました。
こういう場合は何て言うのかな?
転院? 転居?
とにかく、ひと月以上ショートステイで過ごした介護施設を
別のところに変わったわけです。
広くて新しくて気持ちのいい部屋でスタッフさんの対応も良く、
我がままなじーさんもそれなりに馴染んでいたようですが、
個室だけあって料金も高いです。
長期利用になるとこちらが堪りません。 (T-T)
で、今度は二人部屋のもう少しお安いところに変わったのですが、
隣の市になるので家からも遠く、送迎サービスをお願いしました。
だから、どういうふうに送られて迎えられたのか。。
そういう意味ではやっぱり転送なのですよね。
ともかく、事前に母と私でじーさんに会って説明して、
その時は分かったふうなことを言ってたけど、
どこまで分かってるんだか。。
介護施設を利用する場合、
本人や家族に向けての面接というのがあるのですが、
その時も話の途中でトイレに行ったまま帰って来ず、
どうしたのかと思っていたら、
面接のことなどすっかり忘れて食堂でテレビを観ていたようです。
スタッフさんも今のうちの現状を
週に一度はじーさんに言って聞かせてくれたようですが、
すぐに忘れてしまうみたいで。。 (=o=;)
家にいた時よりだいぶ痴呆が進んだようです。
なんせ「利用者様」ですから誰もうるさく言わないですしね。
ただ、じーさんの顔付きが変わりました。
この前面会に行った時、
ゆったりとソファ腰掛けて女性の利用者さんと歓談している様子は
まるで別人かと思いました。
「尽くしてくれない」家族に不満があったのでしょう。
それまではずっと苦虫を噛み潰したような顔をしてましたからね。
今は穏やかで平和で、
時間の流れまでそこだけゆっくりなように感じられました。
こういう空間もあるんですね。
自分たちの都合で施設をたらい回しにして、
他人に世話を押し付けたみたいで気が引けたけど、
ちょっとホッとしました。 (ノ∀`) |
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開け放った窓から虫の声が大きく聞こえます。 今夜は久し振りにクーラー無しで眠れそうです^^
という訳で、、、
先週からじーさんはショートステイのお世話になっています。
それまでいくら言ってもピンと来ない様子のじーさんでしたが、
さすがに何かを察したのか
前日には「どうしても介護施設に行かなあかんのか?」と訊いてきました。
ちょっと気の毒に思いましたが、
これだけ家族がバタバタしていても「いつもと同じようにしてもらえる」
と思い込んでいる人を相手にはしていられません。
母がいろいろと家の事情を言い聞かせて、
理解できているのかどうか定かではないけれど
当日は割とすんなり出掛けて行ってくれました。
施設に送り届けるのは私の役目。
出来たばかりだという介護施設に興味津々です。
新しい建物と同じように
その後のケアマネさんからの報告では機嫌良く過ごしているらしいです。
なんせ何か一つアクションを起こす度、
「ありがとうございます!^^」とスタッフさんから声が掛かるのですから。
以前から近所の人にでも、
「○○さんのご主人さん」と言われるとホクホクしていたじーさんです。
(そりゃあ、面と向かって「お宅のオッサン」とは言えないですよね ^m^)
上機嫌でいるのは想像できます。
でも、見学して私自身も感じたことなのですが、
じーさんのような「俺様」タイプの人には勘違いを起こさせます。
実際、母の知人の話では、入所してますます天狗になる人も多いのだとか。
しかも、仕事としてケアしている人と同じような待遇を家族にも求める。
してもらって当たり前。ちょっとでも気に食わないと文句ばかり。
それも、そういう人に限って長生きしたりなんかして。。
これでは家族から嫌がられますよね。 (ーー;)
うちの場合も、これだけ毎日慌ただしい中で
じーさん一人がいないだけで家に流れる時間がゆったりとしています。
母も息子もホッとした様子で、
私もいつでもトイレに行けると思うだけでストレスが掛かりません。
なんせうちのトイレはいつもじーさんの占拠状態でしたから。
ただ恐らく、、、
ショートステイが終わりじーさんが家に帰る頃には頭も相当ボケているでしょう。
これまでそれなりに出来ていたことも、
その時既に「自分の家」は無くなっているのですからどうなることやら。。
今がホッとしているだけに頭の痛い話です。 (´>ω<`) |


