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書庫父と娘の楽日への道

こんな性格のじーさんに毎日振り回されながらも、
たくさんの学びがありました。

親としては最低ですが、師としてはある意味最高
、、、かも^^;
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パンツ一丁の体裁

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通りがかりの公園で出会った猫。
「こっち向いて!」の思いが通じたのか、カメラ目線をくれた^^


先週の通院の帰り、お天気もいいので出掛けたついでにと
区役所まで高額療養費の払戻し請求に行って来た。

外来診療で使える認定証も持っているので
限度額以上は病院で支払わなくてもいいのだけれど、
薬局で支払う分も加算されるのかな?
医療費の支払いが多い月は役所から通知が来る。

詳しい仕組みはよく分からないが、
少しでも返していただけるなら有難いこと。
役所手続きはどうも苦手だけれど、
これだけは呼び出しがある度ホクホク顔で出掛けて行く^^;

この日はこれまたついでにと
福祉課でじーさんの要介護認定について訊いて来た。

実はまだ申請手続きをしていない。
デイケアなど利用できるものなら利用したいが、
なんせ何をするにしてもやたら時間がかかるし、
とにかく物臭で動くのが大嫌いな人。

30年以上洗ったことのない入れ歯をきれいにして
何枚もの汚れた下着を着替えさせ、
見知らぬところへ出掛けるよう説得するのは、想像しただけでも気が重い。
これではデイケアに行くまでにヘルパーさんの手が要る。 il|li _| ̄|○ il|li

その日も福祉課の人から
「どんなサービスを利用したいですか?」と尋ねられたけれど、
じーさんを丸ごと引き取ってもらえるならともかく、
今受けたいと思うサービスがないのが実際のところ。

とりあえず、息子の試験が終わって落ち着いたら
手続きだけはしておこうと母と相談しているが、
この先を思うとため息が出る。 ( ´Д`)=3


そんなこんなを考えていたら、
その数日後、じーさんが風呂上りにひっくり返ってしまった。

高齢者がお風呂で倒れるのは相当危険なこと、、、のはずだけれど、
物音が小さかったせいもあって全くそんな気はなく。。
(私はてっきり、棚からティッシュの箱でも落ちてきたのかと思った)

母も「何してんの!?」と隣の部屋から怒鳴る。
(「大丈夫か?」でも「どうしたん?」でもない)

バッと襖を開けると、
そこには子泣き爺のような格好で仰向けに転がったじーさんがいた。

どうやら風呂場から続く次の間に行くところが、真っ暗で転んだらしい。
家中の電気を点けて回るじーさんだけど、時々こういうことをする。

「あららぁ〜、ひっくり返ってるわ」と私。
(人間って咄嗟の時は素が出るもの。どこまでも危機感のない私)

「真っ暗で電気も点けんといるしや!」は母。
「ワシがそんなアホなことするかいな!!」とひっくり返った格好のまま
激しく反論するじーさん。


ま、それだけ言えたら大丈夫とばかり、
母はさっさとお風呂に入りに入ってしまい、
私もじーさんの文句に付き合ってられないので部屋を出る。

我ながら冷たいなぁと思うけれど、
関わりたくないものは関わりたくないし、
与えられた以上のことは与えられないと思うしね。

それにしても、、、
「ボケてるのにようあれだけ文句が言えるな」という母の言葉通り、
普段は返事もろくすっぽできないじーさんが、
こういう時だけスラスラとよく言葉が出るもんだ。

人前で転んだらどんなに痛くても平気な振りを装ったり、
笑って誤魔化したりは誰でも経験のあること。
たぶん、じーさんも気まずかったのだろう、、、とは思う。

それに、物のように扱われたくないとか、
排泄は出来る限り自分の力でしたいとか、
人の尊厳は一生に渡って持ち続けたいとも思う。

でも、パンツ一丁でひっくり返っても保つ体裁って。。 ┐(´д`)┌

失速中

皆様から早々にいただいたご挨拶や
コメントへの返事が遅れましてすみません。
年末から失速中です。 _( ´`_)⌒)_

息子の卒業試験でこちらも一気に受験体制になり、
ここ数日はパソコンを立ち上げる気にもなれませんでした。

当初から言われていた追試は決定ですが、
とりあえず挽回のチャンスをもらえたことは有難いことです。

「なあおまえ、世の中ちゅうのはそんなに甘いもんやおまへんのや。
もっとまじめにやれ〜!」ってことで、
本人のためにはなったと思いますが。。^^;


でも、一番の失速の原因はやっぱりじーさん。
昨年暮れにはこんなことがありました。

母が着替えをしてるじーさんの横を通りかかって見付けたのですが。。

「おじーさん、シャツに付いてるやん!! はよ脱いで着替え!」
「前からや! 誰でもする。 どうもあらへん!!」と脱ごうとしません。

この季節、寒いからと4、5枚は下着を着込んでいて
なかなか着替えないのです。
道理でここ数日臭いはず。

臭いもキツいですが、二人の言い合いも激しいです。
プライドばかり高くて自分を正当化しようとするじーさんには、
「ありがとう」もなければ「世話かけるな」の一言もなくキレるだけ。。

そんなじーさんとまともにぶつかり合う母。
長年積み重なる思いもあって言わずにおれないんでしょうね。

今日も相当激しいやり取りがあって。。
(さすがに今回は私も言ってしまいましたが)

今さら言ってもじーさんがどうこうなるとは思わないけれど、
正直、聞いている方もしんどくて。。

相当ストレスが溜まるし、
疲れてどうしようもない時もありますが勉強にはなりますね。

誰にでも失敗はあるのだから。
生きている限り迷惑をかけずにはいられないのだから。

人としてどうあるべきか。
何を大切にすればいいのか。

最後の一息まで。
気を抜かずにしっかり生きていこうと強く思いました。

自分で蒔いた種は。。

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そろそろ病院も年末休みに入る。
暖かいうちに薬をもらいに行くよう、母に責っ付かされて家を出たじーさん。

その日はずいぶん早く帰ってきた、、、らしい。
「らしい」というのは、その日は私も通院で後で母から聞かされて驚いた。

ホームセンターで買い物だけして、病院には行かずに帰って来たんだと。
認知症で行き先が分からなくなることは知っている。
でも、自分の欲しいものだけ覚えててちゃんと支払いも済ましてくるなんてね。

恐るべし認知症!! (*`ロ´ノ)ノ
こういうボケ方もあるのか。。

仕方がないのでもう一度母が付き添って出掛けて行った。
先月は母だけが相談に行って薬ももらってきたので、じーさんは2ヶ月ぶり。

E先生が一言。
「2ヶ月見ん間にえらい弱らはりましたなぁ。認知症も進んだみたいやし」。
「これでは家族の方が堪りませんやろ?」、
とデイケアなど介護について資料をもらってきた。

なんせ聞く耳を持たない人。
少しは運動したら?とか首が下がってるよ、と注意しても
「わしはこれでええのや!」とえらい剣幕。

じーさんなりの掃除とか、少しは「仕事」があるが
一日のほとんどを何もせずに座ってるだけ。
月に1〜2回の通院以外は歩こうともしないし、陽に当たることもない。
そのせいで首元からほぼ直角に折れたストレートネックに突き出したお腹と膝。
今や人の姿よりも猿に近い。

やがて行く道。
私だって年老いたら同じようになっていく。
それでも普通の人なら、できるだけ周りに迷惑を掛けないように、と思うはず。。

そういう努力をしないのがうちのじーさん。
都合が悪くなると怒鳴り散らしたり人の責任にしたりする。
認知症だから、ではない。
この年代の男性は特にそうだと思うけど、ずっとそれで押し通してきたんよね。

お陰で家族も医者も何も言わなくなった。
人生の晩年にこうなるのは気の毒だけど、これも自分で蒔いた種。
自分で刈り取る以外ないし、放っておけば茂みどころか迷いの森みたいになる。

人には、特に身近な人ほどちゃんとしておかないとなぁ、
と身に沁みて感じる今日この頃です。

じーさんの相談

母が医者に行ってきた。
と言っても母の具合が悪いのではなく、用件はじーさんの相談。
そこは何年も前からじーさんが診てもらっているところで、
かかりつけ医と言ってもいいかな。。

でも、その医師はじーさんの「正体」を知らない。
だって、外では借りてきた猫みたいになるのだから。。

それに、知ったところで精神科の医師じゃないし。。
と思っていたのが、友だちに教えてもらったサイトを見せたら、
母が俄然言う気になった!! (・ω・ノ)ノ!

じーさんが一緒だと話もできないので、
(こんなのがバレたら、怒り狂って手が付けられなくなる)
カバンからこっそり診察券と保険証を抜き出して、その日は母一人が受診。

しばらくして帰宅するなり、
「『放っておくのが一番や』って!」と言う。

いきなり何かと思ったら、E先生のご家族もそうらしい。
これまでの経緯を書いた手紙を見せて話をすると、
「うちとそっくりや」と言われたとか。

「あの年代の人はそうやなぁ。。」と、医師と患者の家族と言うよりは
同じ体験者として話が合ったようで、
「とにかく、家族がストレスを溜めんように。。」と心配して送り出してもらったそうな。

なんせ、些細なことですぐカッとなってキレる。
相手にせずにいるとケンカを吹っかけてくる。。
それも、母と私にだけ強く出て、
外に出ると「優しそうなおじいさん」に変身するから、どうにもタチが悪い。 (ーー;)

3年前から私の体の具合が悪いのもあって
じーさんにはなるべく関わらないようにしていたけれど、
無視してることには違いない。

ずっと後ろめたい気持ちがあったのが、
訪問診療もしている先生で、言わば年寄りの味方のような人が
「放っておいていい」と言ってくれたんだもの。

意外な展開にびっくりしたけど、正直ホッとした。
それは母も同じみたいで、口に出して「ホッとしたなぁ〜」って。

結局、その日は話をしただけで処方薬も変わってないし、
今のところどうしようもないのだけれど。。
私もずいぶんと気が楽になった。やっぱり、理解者の存在って大きいな。。

正当な怒り

昨日もじーさん(父)と母との間で一騒動あった。

「(お前らの)世話にはならん。(そうなるぐらいなら)自殺する」。
「そんなこと、言うもんやない」。

怒った母がこんこんと言い聞かせてたみたいだけど。。

何しろ父の関心は自分にしかない。
人がどうなろうと知ったことじゃないし考えたこともない、と言う。
だから、「人として何をなすべきか」なんて気持ちはさらさらない。

ちなみにじーさんはこんな人。

癲癇気質」については ブロ友さんから教えていただいたのだが、
まったくその通りで家族も同意。

それでも縁あって親子になったんだから、と一時は歩み寄る努力もしてみたけれど、
だんだん「それは違うやろう」と思うようになった。

ただ、思いはしても それを言うのは勇気がいる。
理解されないと辛いし 言ったことで余計に傷付くこともある。

でもやっぱり、違うと思ったら主張するべき。
見て見ぬ振りをしていたり いい加減に考えていたら大変なことになる。
遅まきながら、震災以降よく分かった。

そして、もう一つ分かったこと。

自分を大切にする人は怒るのだ。
不当な扱いを受けたらちゃんと怒る。
本当の意味での自尊心があるので 怒りであっても健全だ。

実はブロ友さんにそういう方がいらっしゃる。
小さい時からとても大切に育てられた方だけに 人(自分)の大切さを分かっておられる。
健全に育つとそんな意識を持てるんだ、とずいぶん勉強になった。

思えば私、ずっと怒ってたのに。。
怒ってる自分の醜さが嫌で ずっと感情を抑えこんで。。
自分にも嫌なことにも ちゃんと向き合ってなかった。

そう思って見渡すと 社会にはおかしなことばかり。
黙っていたって 事態はちっとも良くならない。
正当な怒りは人としての尊厳でもある。
深く静かに怒りを持ち続けたい。
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