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福島の定時降下物(セシウムがそらから降ってくる量)が減りません。減らないどころか少し増えてきています。このデータは文科省の月別集計をしたデータですが、毎日の積算値と少し違うので、その点、心配ですが、論旨には影響がないので、公開されているデータのまま掲載しました。
http://takedanet.com/images/2012/04/08/bandicam_20120408_085321756.jpg

 

この表でわかるように、3月の事故以来、セシウムの降下物は徐々に減ってきて、2011年の10月、11月ごろにはこのまま無くなっていくと思われましたが、意外にも12月から急増し、今では昨年の6月より降下量が多いという異常な状態が続いています。

これについて、政府も県も「大丈夫」を繰り返していますし、マスコミも報道していませんが、これはなかなか危険な状態です。まず第一に、その値が結構大きいということです。もし、この文部省の集計通り(少し多めのように思う)とすると、一日で数100ベクレルが降下してますので、葉物野菜はかなり汚れて、新基準の1キロ100ベクレルを上回る野菜がでますし、すでに実質的な法律基準である1キロ40ベクレルを超えているでしょう。春野菜は要注意です。

http://takedanet.com/images/2012/04/08/bandicam_20120225_094125475.jpg
また、この図は2度目ですが、今の時期(1年も経って)にこのぐらいのセシウムが降ってくるということになると、「繰り返し被曝」になるということです。201145月の被曝もかなりでしたが、もしこのデータが正しいと、約30年間、この降下物で被曝することになります。

 

そうすると、福島はもちろんのこと、東京(データは新宿)でも事故直後の福島の被曝より多い被曝を受けることになります。将来の問題ですから、私たちの子供が被害を受けることになりますから、原発を運転した私たちの世代でけりをつけておく必要があります。

それなのに、瓦礫、花火、薪ストーブ、中古車・・・なんでもそうですが、汚染されたもの、あるいは長期的に汚染原因となるものが国内に拡散しています。瓦礫の運搬に反対している人を「非国民!」と呼ぶ人がいますが、それは自由としてもせめてこのような再飛散が起こらないことを「科学的」に証明して欲しいものです。一度限り、10年ぐらいのスパンで「私たちだけは大丈夫。子供は知らない」というのでは、私にとってはそちらの方が日本人ではないような気がします。

これまで私が「政府は30年から100年にわたる日本人の被曝量を推定し、それを元に基本政策を立てないと、日本に住めなくなる可能性もある」と言ってきたことがこれに相当します。

12
月から始まった再飛散が何を原因としているのか、真剣に検討しなければなりません。環境省は(もとから国民の健康など考えていませんが)、相変わらず日本国土を汚染させるのに熱心ですが、今こそ識者が立ち上がり、環境省に被曝を止めるように言うべきでしょう。

それにしても、このようなブログを書くたびに、「どうしてだろう?」とつい思ってしまいます。福島原発事故が起こる前まで、NHKはどうかわかりませんが、日本のマスコミの報道関係者の多くが「被曝は怖い。放射性物質をまき散らすなどとんでもない」と糾弾していました。それも1年や2年ではなく、ここ30年はそうでした。

被曝の限度が11ミリでも、その100分の1でも「100分の1だから大丈夫だなどととんでもない。被曝は少しでも避けるべきだ!」と言っていたのに、なぜ、今、このようにセシウムが再飛散しているのに、それを報道しないのか、本当に不思議です。

1945
815日、終戦を迎えた瞬間、日本人は「鬼畜米英」から一日にして「親米」に変わったと言われます。そのときの日本人の心境はどんなものだったのでしょうか? でも、そのときには戦争中と戦争が終わったという変化がありましたが、今回は「被曝は危険か」という普遍的なことなので、私は本当にわからなくなります。どなたか、変身した方が心の内を吐露してくれると良いのですが。


 
(平成2448日)
 

武田邦彦

【重要】次は警戒区域内の放射能ごみを広域処理?パブコメ送ろう!

環境省は法律を変え、警戒区域等のがれきを産廃事業者が処理できるようにしようとしています。
これについて国民意見(パブリックコメント)を募集しています。



(4/9(月)まで)
http://www.env.go.jp/press_r/15080.html

産廃は今までにも広域処理されていました。(関東の産廃が九州や東北で埋め立てされるなど)
今まで国が管理することになっていた警戒区域等のがれきが、産廃処理ルートに乗ってしまうと、私たちの知らない間に全国各地の処分場に拡散され、埋められてしまいます。

このパブコメ募集は4/3(火)に発表され4/9(月)が〆切。


国民の意見を聞かずにコッソリ決めようとしているんです!
簡単でいい、一言でいい、メールかFAXで意見を寄せましょう!


<パブコメの送り方>
メール宛先 houshasen-tokusohou2@env.go.jp
FAX宛先 03−3581−3505

件名「放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案に対する意見」

本文に、名前(企業・団体の場合は企業・団体名、部署名、担当者名)、住所、電話番号かメールアドレス、意見を書きます。

〆切:4/9(月)必着


 子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」様より転載させていただきました。

「憶測」

このブログにも書いている通り、私は現在乳がんを再発して治療中です。
肺転移、食道浸潤と進んでいるけれど、
初発の乳がんの手術を受けてから、再発までに22年を要しました。
乳がんで20年を過ぎてから再発した場合、晩期再発と言われるらしく、
成長スピードの遅い、いわゆる大人しいタイプのがんであろうと言われています。

素人考えなので確かなことは分かりませんが、
再発するまでに22年、初発のがんを発症するのも同じくらいかかったとすると、
「がんの芽」ができたのは3、4歳。
いや、自覚症状がありながらもすぐに受診しなかったので、
もう少し遡るとそれはまさに60年代前半。
先進国の核実験で世界が放射能で汚染された時代です。

私のがんが放射能由来のものか証明することはできないし、
虚弱体質だったり父のDVがあったりでその他の要因も大きいけれど、
放射能の影響を全く受けなかったかというとそうも言えないと思います。

事実、両親も未だ健在で長寿の人が多く、いわゆるがん家系ではありません。
私だけがひょっこり20代半ばでがんを発症してしまった。。
それまではまさか私が?と思っていたけれど、
放射能のことを知るにつけ「確率的影響」という言葉が頭の中をよぎります。

そしてそれは福島の、日本の、世界の子どもたちやお母さんたちの不安と重なります。
安易な「解決策」で放射能を撒き散らすことなく、より良い方法で対処されるよう切に切に願います。




  

 
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20120316 姜尚中が見た“脱原発” ドイツで今起こっていること 投稿者 PMG5


報道ステーションより。 

政治学者・姜尚中がドイツを訪れ、グライフスバルト原発で廃炉作業の現場を見る。 
東ドイツにあったこの原発は1973年に運転開始。東西統一の後、旧ソ連の原発は信頼できないとして1990年に停止。95年から廃炉作業を開始した。 
そこには中間貯蔵施設もあり、圧力容器や約5000本の使用済み核燃料も保管されている。そして30年以上ここで保管され、放射線量が下がるのをひたすら待つのだという。 
一方、放射線量が低いものは解体・除染が行われる。その現場にも入った。 
またドイツの再生可能エネルギー普及の現状を見るため、緑の党国会議員、風力発電会社の人、一般の家庭なども訪ねる。





転載元転載元: 原発情報

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