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仔犬物語

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スリスリごろごろ

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サクラが、人間でいえばローティーンの頃
 
ドッグランでおっさんのビーグルに教わった遊びがあります。
 
普段から仲良しだったけどある日二匹でコソコソと連れだって
 
ドッグランの端っこの方へ。怪しい…危険なかおり。
 
 
 
あとをついて行ったらコレコレ
 
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それまではやったことなかったゴロゴロでした。
 
ものの本によると匂いをつけて自分の犬の匂いをカモフラ―ジュ
 
するためで、よくある行動だそうですが、こっちにとってはただの匂い倍増で
 
そのときは家の中で飼っていたのであとからごしごし拭かせてもらいました。
 
せっかくつけたのに悪いね〜
 
 
 
それ以来ずっと趣味のようにやっています。
 
ひからび過ぎや瑞々しいのよりは半生の死骸がいいみたい。
 
初めはクンクン臭いを嗅いで、急にバタッと顔から倒れてスリスリ
 
するので通りがかりの人が、え、どうしたの病気?と
 
きいてきたこともあるけど、そんな感じに見えます、確かに。
 
今は外飼いだから好きなだけやって
 
 
 
 

仔犬物語

 
 バウリンガル
 
2002年におもちゃメーカー、タカラ社から「バウリンガル」という犬語翻訳機がでた。
 
確か12,000円くらい。おもちゃにしては高いし、機械にしては安い。
 
小6でサンタクロースは父ちゃんだとわかってしまった長男が
 
「今年のクリスマスはバウリンガルが欲しい」と言った。勉強がんばるから、とも。
 
 
本体は犬の首輪に付け、犬がわんと鳴いたら、人間が手に持つ受信機で受信し
 
翻訳した言葉が表示される。ドラえもんの機械みたいだなーすごいなーと思った。
 
 
郵便屋さんが来たときには「頼みたいコトあるんだー!!」と出た。
 
ドッグランで大きな犬に囲まれたときには「なんだか落ち着かないよ」と出た。
 
なんか正しそうで笑えた。
 
 
まあ、でもソコソコ。
 
「ワンワン!」→「受信中」→「解析中」→「翻訳した言葉」までが
 
いちいち思ったより待たされてイライラするし、待つだけ待ったあと
 
「解析できませんでした」と表示されたりするのでそのうちにどこかへ行ってしまった。
 
その後新製品や類似品が開発されることもなく2010年現在に至るので
 
きっと失敗作だったんだろうなー…。
 

仔犬物語 その2

             食糞
 
 
お食事中の方、ご注意ください。
 
 
 
初めは気のせいかと思った。数の数え間違いとか。
 
所定の位置にサクラがウンコしたのを始末しようとすると
 
(前回お知らせしてないけど仔柴の名前はサクラといいます)
 
あれ3本しかない。さっきは確か4本あったような。
 
次の日、ちょっと隠れて様子を見てたら、一本食べてた。
 
ええええ〜。犬の本を見ると「食糞」という二字熟語が載っていて
 
そんな言葉があるくらいなら珍しいことでもないんだろうと安心。
 
でもその口で顔舐められたりしたらさすがに嫌なので
 
サクラがンコするのときはそばで監視することにした。
 
 
いつものように所定の場所でその日は三本。
 
「あーすっきりしたぁ。あとよろしく」みたいな顔で澄まして立ち去ってカーテンの陰へ。
 
はいはい、とンコを拾って何して遊んでいるんだろうとカーテンを覗くと、
 
サクラはそこで1本ンコ出して即食べてた。ひええ役者やのう〜。
 
残しておいたんかっ…。四字熟語にするなら「技有食糞」かな。
 
 
ちなみに所定の場所とは洗面所の体重計の上です。
 
数字読めないくせに。。。計ってどうするんだ。
 
 
 

仔犬物語 その1

                      仔犬物語 その1
 
犬を飼いたいとゴネたのは長男。  
 
父ちゃんはケチなのでお金がかかるからダメと却下したが
 
長男が「勉強がんばるから」と言ったので、ケチ<教育パパの父ちゃんがOK出した。
 
早速インターネットで福島の良心的そうなブリーダーさんからメスの赤ちゃん柴を買った。
 
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これはうちに来て少したった頃。
 
犬でも毛糸でじゃれたりするんだと初めて知った。
 
夜八時になると凶暴になるのには閉口。
 
犬仲間のアドバイスで犬のおなかにかみついて叱ったりした。
 
 
父ちゃんが犬の展覧会にはまった。
 
日本犬保存会主催の展覧会を会報でチェックし、近くで開催されるときには
 
犬を連れて行っていた。あまりいい成績は取れないけど出せば必ずトロフィーはくれる。
 
トロフィーって参加賞だったっけ?
 
 
仕事柄年上目上と話をするのが好きな父ちゃんは結構楽しんでいたようで…
 
まあいいことかな。ただ、犬はたくさんの強そうな犬に間近で会ってストレスだったみたいで
 
(なんか言われたんじゃないかな、犬語で。ここはお前なんかの来るところじゃないとか)
 
展覧会の次の日に下痢することが多くてかわいそうだった。普通にかわいがればいいのにね。
 
 
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 私はなぜか手作りゴハンに燃えてしまった。
 
 フードじゃ味気ないでしょーと。本屋で「犬の手作りゴハン」という本を買う。
 
 犬は白米じゃ栄養足りないから玄米や十穀米とか炊く。
 
 わざわざレバーやササミを犬用に買う。なんでこんなに作りたいんだろ?
 
 それは、犬がもう本当にウレシそーに食べてくれるから。
 
 ドッグフードより反応がすさまじく楽しそうなので…。
 
 うちの息子たちは私が作った料理をあんなに美味しそうに食べてくれない。
 
 生鮭焼いたのをやったとき、ほわんと立った湯気をジャンプして口に入れた。
 
 あ、これ絵になるな…いつか描こう。 
 
 
 父ちゃんが「フードの方が安いから」とダメ出ししてその後手作りゴハンは終わった。
 
 ほらね。
 
 
 
 
 
 
 
 

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