"やいたもん"の文学館

大きな人生の転機がありました・・・

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くちびる西高校

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塩原の名刹妙雲寺から塩原城址に向かう途中、
塩原城址の城下町に、1棟の「くちびる西高校」跡がある
ダウンタウンの"ガキ使"の夢の跡
本当は、上塩原小学校というが、今はもう廃校になったらしい
地元の人に聞けば、校舎は立ち入り禁止なものの、
校庭は、公園的な憩いの場になっているそうだ
塩原の知られざる名所だが、観光客とかはいないようだ
私は、その名跡を歩いた

松本人志、山崎邦正、ココリコ遠藤、ココリコ田中の面影を想像しながら、
私も同じ気持ちになって校門を入った

笑ってはいけない・・・

そう思いつつも、テレビの中で見た光景の中に自分が立っていると思うと、
口元は、我慢する事も知らず、即行で緩んでいた
田舎の学校だけあって校庭はかなり広い
この校庭に響いたのだ・・・あの声が・・・

かまやつーっ!!
ぬ、ぬくみず!!


ティディ〜♪ 俺アウト・・・
想像するだけで、私は爆笑していた

それから私は、校庭の周りを歩いていった
石碑がたくさんあり、その中に、最後の卒業生が残していった石碑もあった
ただ、無造作ではないが、その石碑は丁寧に倒されていた
何かあったのだろうか? 例えば、刺してあったものが何らかの理由で倒れたとか・・・
でも、寝かされていたとはいえ、倒されていたのは残念だった
私は、中村P扮する団長が降りてきた山を見上げて、
それから体育館に向かった
聞こえてくるあの歌・・・

惚れたあの子が持っている〜♪ 口にそびえる富士の山〜♪
ふっくら柔らか、ぼってりと〜♪ 赤く染まった二枚貝〜♪
あ〜あ くちびる くちびる西高校〜♪


そして、体育館の脇には、トイレの花子さんが出没したトイレがあった
ここで、松本、山崎、遠藤、田中が地獄を見たのだ
浜田雅功が地獄を見せたのだ
そんな場所に、私はこの時1人だった
塩原に来る観光客は多いのに、ここにくる人は全くいない
お金をかけて遠出してきているだろうに、本当に勿体無い話だが、
まあ、この空間を独り占めできた事は嬉しい

ただ・・・

私には、この学校にもうひとつの思い入れがある
私は、そのことにも感動していた
それは、遠い遠い昔の話だ
私が生まれるよりも昔の話だ
私は、その昔に触れられたような気がして嬉しかった
それは戦前の事・・・


私の大好きな祖母は、この小学校を卒業していったのだ・・・


私は、私よりも年下の祖母に会いに来た
そして、会えたような気がする・・・
ただ、もうその学校の歴史は終わっている
私は、祖母の思い出を語り継いでくれるものの火が消えたような気がして、
それが寂しくて仕方なかった・・・

第4話 報道の自由

報道は、する側もされる側も対等であるべき・・・

ある日、そのように宣言したギブギブは、報道する側のプライバシーについて、
報道される側と同レベルで、それをネットなどで公開する活動を始めた。
ある政治記者が、政治家の年金未納問題を記事にすると、
その翌日、ギブギブは、その政治記者の年金納付データを公開し、
その記者の未納問題が発覚して、政治家と共にバッシングを受けた。
ある芸能記者が、芸能人の不倫疑惑をすっぱ抜くと、
その翌日、ギブギブは、その芸能記者の過去の恋愛遍歴を公開し、
その記者の不倫問題が発覚して、芸能記者は不倫相手の配偶者から訴えられ、
記者活動も、事実上の廃業に近い長期謹慎に追い込まれた。
それだけでなく、アナウンサーやコメンテーター、
あるいは報道番組を作るスタッフや新聞会社の社員など、
あらゆるメディアの個人情報が、ギブギブによって暴露されていった。
これに対して、マスコミ各社は、

報道の自由を侵害する不当行為だ!!

・・・などと訴えたが、世間の目は冷たかった。
他人の問題を追及する以上、追及する側が同じ土俵に立たされるのは当然であり、
他人の事を言えないようなやましい奴に、
他人の問題を追及する資格は無い・・・それが世間の答えだった。
もちろん、プライバシーを侵害されたマスコミ関係者は、
続々とギブギブを相手に訴訟を起こした。そして、裁判にことごとく勝利した。
また、マスコミは、ギブギブを挑発もした。

ギブギブも我々のプライバシーを報道するなら、自らのプライバシーも公開するべきだ!

しかし、ギブギブは、その実態すら不明な組織。
いくら裁判に勝利しても、のれんに腕押し状態で、
ギブギブが、一方的にプライバシーを公開する状況は変わらなかった。

プライバシーを暴露された事により、マスコミを去る者が多く現れた。
人々から信頼されなくなり、仕事を果たせなくなったためだ。
だが、逆に自分から、後ろめたいプライバシーを公開して、
堂々と活動する者も現れた。

「私は、過去に不倫をしてました。若い頃には二股交際もしてました。
 だから私は、不倫をしている人を見極められ、その気持ちも充分に分かります。
 だから私は、芸能リポーターになりました。」


そのように宣言した芸能リポーターは、逆に視聴者からの信頼を得た。
そういう人が追求するからこそ、その報道には真実味があり、また人間味があった。
ある政治記者は、自分が過去に暴走族のリーダーで、
警察に何度もお世話になった事を自ら暴露した。

「私は昔、世間に対して後ろめたいことをしていました。
 しかし、社会は、そんな私を更生させ、受け入れてくれました。
 だからこそ、そんな社会を汚す悪が許せないのです。
 特に、社会を汚す大人、特に、社会を汚す権力者が許せません。
 だから私は、政治記者になりました。
 政治記者として、皆様に真実をお伝えする事で過去の償いをし、
 過ちがある時は、それを徹底的に追及したいと思います。」


その政治記者も、視聴者の信頼を得た。

後ろめたさを後ろめたくするのは自分だ
後ろめたい事があるなら、それを早く告白してすっきりすればいい
自分に対しての真実の報道が出来てこそ、他人の真実の報道も出来るのだ


それが、ギブギブとの葛藤の上で得た新しいマスコミの答えであった。
それからもギブギブは、マスコミ関係者のプライバシーを公開し続けた。
それを嫌った者は、マスコミを去り、マスコミに就職する事を憧れなくなった。
しかし、自分に対して正直であり、自分の真実に対する報道が出来る者は、
そして、それに自信がある者は、どんどんマスコミを目指した。

こうして、日本の報道の自由は、新しい時代を迎えたのだった。

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