夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第三弾。
(Yahoo!ブックス 書籍紹介より引用)
この本は今までにまして宗教や哲学っぽい話が多く、やや苦戦しました。
私にフロイトやユングについての知識が少しでもあれば、もう少し理解が深まったと思います。
それでも今回の話も面白かったですよd(*^ω^*)
こんなにも私が京極さんの作品にハマっている要因は
自分で考えられる&知らない知識がたくさん詰まっているという部分じゃないかなぁと思います。
うまく言えないんですけど、
自分で考えられるというのは、
物語に張り巡らされた伏線を探して推理したり、自分だったらどうなんだろうと考えるきっかけをくれる
ということです。
例えば今回の話には夢分析に関する話題があって、そうすると自分の夢はどうなのかなって。
他の方の作品でもこれは言えることですけどね(^^)
知らない知識というと京極さんの作品に出てくる単語ほぼすべてが
今までに聞いたことのないものです。
古事記の〜に出てくる…神とか、中国の○○○ていう文献には〜が書いてある
っていうそういう類のものが多いんですけど
そんなに堅苦しくなくて分かりやすく説明してくれるから案外すんなりと入れるんです!
この前授業で「青磁(セイジ)」という単語が出てきたんですね。
確か『枕草子』を読んでる時だったかなぁ・・・
古典の中に出てくるものなんてイメージが浮かびにくいから
その単語を知らないと右から左へ受け流すってことになりがちじゃないですか。
でも偶然、私は京極堂シリーズから得た知識があったので
「あ!!あの時の青磁だ」と分かってちょっと嬉しくなりました(≧∀≦*)
さて、さっそく次の作品を読み始めています。
妹が次の作品『鉄鼠の檻』と一緒に話題の『ホームレス中学生』も借りてきてくれたんですが
今の私は迷わず京極堂シリーズです\(*^▽^*)/
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