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かなり間隔が空いてしまいましたが、勝沼レポート最終のパート4です。
5月5日です。明日は名古屋に帰らなければいけないので今日はワイナリー巡りも最後になります。今日は朝10時からグレイスワインで知られる中央葡萄酒のワイナリーツアーに申し込んでありました。2時間あまりのコースで、まず会社内のワイン醸造設備の見学や、それに伴う中央葡萄酒さまのワイン造りのこだわりをお聴きしました。ここで一番関心したのはワイン造りから瓶詰、貯蔵まで一貫してワインの酸化に対しての対策(設備の充実・志の高さ)が素晴らしいことでした。
次にグレイスワイナリーのワイン畑に案内していただきました。山の傾斜地で葡萄を育てる大変さや、食用のワインの棚栽培からワイン用の葡萄畑のための垣根栽培へ移行するための、本当にさまざまな試行錯誤の連続のお話などを伺いながら、葡萄畑を散策しました。とても貴重な経験でした。
いよいよワインサロンに戻り、テイスティングです。ワイナリーツアースタッフのお話を伺いながら、美味しいワインをたっぷりいただきました。
ワイナリーツアー後、ちょうど昼だったのでタクシーを40分ほど飛ばし、韮崎に近い明野という場所にある中央葡萄酒さんの別のワイナリー、ミサワワイナリーに隣接する直営のレストランに伺いました。ここで、ここでしか飲めない「あけさくら」という、ロゼワインをいただきました。美味しかったです。またランチのビーフシチューが絶品でワインにも合い最高でした。
この日はキザンブランドで知られる機山洋酒工業さんへも伺ってお話が聞きたかったのですが、ランチに遠くへ行き過ぎてしまい残念ながら断念しました。
それで今日の宿であるワイン民宿「鈴木園」へ向かいました。とても趣のある宿で、なんと敷地の一角にワイン博物館が併設されており、夕食までの時間があったので楽しく拝見しました。ルパイヤードの社長さんから、ここの宿は勝沼で最高と聞いていたので期待大でしたが、その通りでした。料理はシンプルですが、飛び切り美味く、地下にはワイン庫があり、勝沼地域のレアなワインが所狭しとありました。
夕食のスペアリブとルパイヤードのプティヴェルドー1998との、マリアージュは最高で口中で果実味が弾けました。このワインはプティヴェルドーという品種の葡萄を100%使用した赤ワインで300本あまりしかない超限定物です。普通プティヴェルドーという品種は、メルローやカベルネソーヴィニヨン
を主な品種として醸す赤ワインに補完的に少量ブレンドするために使用するのですが、このワインは大胆にもプティヴェルドーを100%使用したところが冒険であり成功でした。
今回の日本のワイン探訪記の総括です。
勝沼は熱かった。ワインの造り手の心と志が熱く、素晴らしかった。僕が今回、一番感じたのは今、日本のワインは多きな分岐点にあること〜皆さん試行錯誤でのた打ち回りながらも、確実に前進されていました。
日本人よ!今こそ日本のワインを飲もう!安易なナショナリズムではなく、いま本当に日本のワインは、美味いのだから。
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