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イ ミヌ

 「愛が花咲く教室」(1994年KBS)は前半の主人公イ・ミヌが18歳の頃のドラマです。茶目っ気があって明るくて楽しいイ・ミヌ。心の葛藤はありますがその中に心の闇はなイメージ 2く、純粋に生き方を悩み、おせっかいに感じるほど人のために何かをしようとします。かといって成績のいい優等生ではなく、上手にサボる事を考える抜け目のない高校生を演じています。他の出演者たちは普通の高校生に見えるのですが、イ・ミヌは5歳から子役で演技賞を受賞するくらい芸達者なので、サークル仲間の友人たちとは大分違います。イ・ミヌの芸風もあり、「愛が花咲く教室」は楽しく観た大好きなドラマの一つです
 国立の科学技術大学を舞台にした学園ドラマ「カイスト」(1999年SBS)で、初めてイ・ミヌを知りました。イメージ 1「カイスト」では学年でもトップクラスの成績優秀な大学生を演じています。元々頭がいいものの、人一倍努力する秀才です。生まれつきの天才には敵わないというコンプレックスを持っていますが、それでも”あきらめないこと”が彼の信条でもあります。
 困った人に心を寄せるのは「愛が花咲く教室」にも通じます。人を助けたことで留年してしまい、初めての挫折を経験します。悩み傷ついて、友人や教授の励ましで立ち直りまた再び、”あきらめない、努力する”イ・ミヌに戻ります。彼の挫折した姿はかわいそうですが、葛藤して次の目標を見つけた姿は清清しくて素敵でした。韓国ドラマを数多く観てきましたが、カイストでのイ・ミヌは私の愛する俳優ベスト5に入ります。イメージ 5
 高校生だった「愛が花咲く教室」(1994年)に次ぐ、「個性時代」(1995年KBS)では大学生の役で、ソン・ユナとカップルでした。明るいシットコムコメディーなのでイ・ハンウィなどの脇役男優たちと絡み楽しく観る事ができました。
 イ・ヨンエ主演の「インビテーション」(1999年KBS)では年上のチュ・サンミとカップルでした。似合わなさそうな二人ですが。シリアスなドラマを、二人のユーモラスな演技で明るくほっとさせました。
 二話ドラマ「残された家」(1999年SBS)は「砂時計」「カイスト」の脚本家、ソン・ジナの脚本です。偶然出会った末期ガンのイ・ミニョンを、建築家の学生イ・ミヌが最後を見守イメージ 6るという話です。辛いなかにも最後は幸せに旅立てるよう、廃屋を改装し”終わりでありながら始まる空間、オープンエンディッド”を作り始めます。しかしイ・ミニョンは確実に最後のときが来る悲しい恋物語で、悲しみに耐えて最後まで黙々と幸せな空間作りをするイ・ミヌは本当に”善き人”でした。
  時代劇の「女人天下」(2001年SBS)では真摯な儒学者を演じていましたが、奴生(キーセン)と恋愛をして愛におぼれるような役でした。
 「19歳の純情」(2006年KBS)は「愛が花咲く教室」「カイスト」の学生だったイ・ミヌが、イメージ 7そのまま30歳の大人になったような”善い人”を演じていて、ドラマも面白くてとっても楽しめたドラマでした。ク・ヘソンに振られてしまい、イ・ユンジとカップルになりますが、ク・ヘソンとイ・ミヌの善い人同士で結ばれてほしいと思いながら観ていました。このドラマでは”チッチッケ(どじょう)”のソ・ジソクのほうがブレイクしてしまい、イ・ミヌがあまり話題に上らなかったのが残念です。
 「美しき人生」(2010年SBS)ではウ・ヒジンと夫婦役でしたが、イ・ミヌの良さがあまり引き立たなかったのが残念でした。”人はお互いに傷つけあう”がテーマのキム・スヒョン作イメージ 3家のドラマには相性が良くないのかもしれません。
 最近の出演ドラマはあまり観ていないのですが、本来のキャラクター”善き人”を演じ続けて欲しいです。「王女の男」(2011年KBS)ではコミカルで奇抜な演技が絶賛だそうです。お茶目でいたずらっ子の雰囲気はありますから、それはそれで喜ばしいことです。「メリーテグ」(2007年MBC)「エンジョイライフ」(2009年)あたりから子役、ハイティーンスターのイメージから、かけ離れた役を演じるようになりました。
 「強力班」(2011年KBS)を3話まで観ました。被害者側から、復讐する連続殺人者として登場するダークなイメージのイ・ミヌ。殴り合い、暴力のシーンもあり、観ていて辛い。今までのイメージを脱ぎ捨てて新しい役柄に挑戦しているのでしょうか。私はかわいい我が子が変わってしまっイメージ 4たようで、最後まで観る事ができなくなっています。悪役を演ずる変身ぶりを喜ぶべきでしょうか。でも1年に1本は「19歳の純情」のような、かけがえのない優しさをもつ役も演じてほしいのです。
 1976年生まれの37歳。若いのに芸暦は32年でベテランです。1990年代半ばから子役から大人の俳優として大きく飛躍し、演技と勉学を両立させて、中央大学演劇学科を主席で入学しています。声と表情がソフトで優しく、セリフ回しに独特な味があり、演技も自然で達者で安定感があり、安心して観ていられる大好きな俳優の一人です。
 
 
 
 

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