名馬たち

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永い歴史の競馬。数々の名勝負。。
そんな中で、個人的に思い出に残っている名馬。
歴史上の名馬など。
記憶から消えないように…
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思い出の名馬② オグリキャップ
 
ミスターシービーの次は当然シンボリルドルフだが、先月訃報があったこともあり、
追悼の意を込めてオグリについて思い出を。。
 
1985年生まれ
父 ダンシングキャップ
母 ホワイトナルビー
鷲見昌勇厩舎(笠松)
瀬戸口勉厩舎(栗東)
32戦22勝(地方含む)
有馬記念(2回) マイルCS 安田記念
 
オグリキャップ…芦毛の怪物、ハイセイコー以来の地方出身のアイドルホース
競馬ファンでなくてもその名を知らぬものはないのではないか。。
 
地方笠松競馬出身。ちなみにハイセイコーは大井競馬
地方で12戦10勝2着2回
 
エリート街道を歩む馬をよそに、オグリキャップはクラシック登録がなく、裏街道を歩む。
そこでの強さは際立ち、背景の不運さも手伝い彼は人気を博す。。
個人的には、芦毛のグレーの馬体が泥臭さの演出を手伝い、さらに人気に拍車をかけたと思っている。
 
名馬にライバルは付き物だが、四歳時のライバルは一歳上の当時古馬最強だったタマモクロス。
同じ芦毛の対決を観ながら、いつも手に握る馬券はオグリ。
興奮でいつも馬券は手の中でぐしゃぐしゃになっていた。。
天皇賞とJCで後塵を拝し、有馬でついに負かした時は本当に嬉しかった。
 イメージ 1
 
 
(流行りましたね。このぬいぐるみ。。
実家にまだありました^^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
五歳時は何と言ってもマイルCS⇒JCの連闘。。
私はこの2戦が、オグリの真骨頂だと思っている。
真相はわからないが、馬主が変わりその資金を回収するために無理使いをしている。。との噂も流れる中、
四歳時のライバルの主戦だった南井が騎乗し、マイルCSでのバンブーメモリーとの接戦を制し、
翌週のJCでは、世界レコード(2着)の走りでファンを湧かす。
どんな状況でも全力で…そして結果を残す。オグリの気迫が伝わるレースだった。
 
イメージ 2
(15年も前ですが、北海道の牧場巡りをしたときの写真。引退後のオグリ。。優駿SSにて)
 
六歳になり、ついに天才武豊が初騎乗する安田記念。
全くの楽勝。
同期のスーパークリークのほうが強いと言い続けていた武騎手は騎乗後、
「僕は何もしていない。つかまっていただけ。全く面白みのない馬」と言う。
当時は不快感を覚えたものだが、今思うと武騎手からオグリへの最大の褒め言葉だった気がする。
 
その年も順風かと思われたが、宝塚では2着(故、岡騎手)天皇賞秋6着・JC11着(いずれも増沢騎手)
3レースとも各ジョッキーは「手応えは抜群だったのに…」と敗因は不明。
気持ちで走る馬だけに、燃え尽きたかと思っていた。引退を勧告する声も多く聞こえた。
 
そして、再び天才とのコンビで臨んだ有馬記念。
4番人気と低評価。見事に覆し有終の美を飾る。
感動のラストラン!自然とわいたオグリコール(当時、馬名のコールは珍しかったと思う)
日本中が感動した(私も泣きました。。)そのレースは伝説の域へ。
ラストランでオグリキャップの単勝馬券を購入できたことは、とても幸せだった。
その馬券も興奮で、私の手の中でぐしゃぐしゃになっていた…
 
競馬ファンならずとも知っていたオグリキャップ。ここまで多くのファンに愛された馬はいない。
 
ありがとう!オグリキャップ!
思い出の名馬① ミスターシービー
 
1980年生まれ
父 トウショウボーイ
母 シービークイン
松山康久厩舎
15戦8勝
皐月賞・東京優駿・菊花賞・天皇賞(秋)
 
シンザン以来の三冠馬で、天衣無縫の三冠馬と呼ばれた名馬。
母:シービークインの初産駒にして最後の産駒で最高傑作。
 
私が競馬を観るようになったきっかけの馬が、ミスターシービー。
まだ中学生の頃、たまたま観たレースが、日本ダービー。
ダービーがどんなものかも知らない頃。。
 
スタートしてすぐに後方待機。
道中後方2〜3番手を進む。
当時「ダービーポジション」と呼ばれる1角10番手以内でないと勝てないという、ダービーの常識を覆す。
(当時は20〜28頭以上の馬が出走。1983年は21頭。大外は圧倒的に不利)
レース中盤もシービーは3〜4角でまだ中団。
そこから、吉永騎手が気合いをつけると、ぐんぐん伸びる。。
最後は2馬身近い差をつけて先頭でゴールを駆け抜ける。
そのとき釘付けになった。。
 
イメージ 1
<写真は菊花賞パドック:ウィキペディアより>
 
今でこそ「逃げて勝つ馬が一番強い」などといわれるし、同感だが、中学生には追い込みのほうが魅力的に映った。
 
そのまま後ろから追い込んでこれないんじゃないか?といつもハラハラさせる。
 
でも、いつも最後は先頭でゴール板を駆け抜ける。。
 
そんなミスターシービーは私の競馬の原点。。
 
秋には京都新聞杯の敗戦を経て、菊花賞を制し三冠達成。
 
そのときも常識破りの京都下り坂での仕掛け。。
 
杉本清アナウンサーの「大地が弾んでミスターシービー!」の名言に、鳥肌が立ったことを今でも覚えている。
 
古馬になったシービーは、毎日王冠から2000mに短縮された秋の天皇賞を獲り4冠。
 
そして迎えたジャパンカップ。。
 
一歳下の三冠馬シンボリルドルフとの初の直接対決で、シービーは敗れる。(優勝はカツラギエース)
 
先行好位でレースを進める、優等生「皇帝シンボリルドルフ」
 
対して後方一気・豪快なレース運びのミスターシービー。
 
好対照の2頭の対戦は有馬・天皇(春)と続くが、シービーは後塵を拝し続けたまま引退する。
 
三冠の栄光から挫折へ…
 
その後「同世代が弱かったための三冠馬」といわれ、一ファンとして非常に悔しい思いをした。
 
確かにルドルフは強かった…自分でレースを作れないシービーにはなす術はなかったかも知れない。
 
 
それでも私はこの馬が好きだ。今でも凄いと思っている。
 
私に競馬の楽しさを教えてくれた馬… 名馬 ミスターシービー。
 
ルドルフとシービーの関係は、その後その産駒に引き継がれる…

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