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釣行前夜、 Dr.T氏と杯をかわして釣り談義に花が咲き、翌日のスケジュールを尋ねると、 『朝まずめ』が良いでしょう とのお言葉に、それで決定。 しかし、 釣行当日(5月5日)の朝まずめの時間には、ふたりでいびきの大合唱。 ビールと焼酎のチャンポンが良く効いた。 川に着いたのは10時を超えていました。 この川。 過去には淡水漁業組合があり、漁業権も設定されて、 アユやアマゴを放流していたのですが、数年前に解散して放流もなくなった。 その後アユは天然遡上するものが多く、巻き網などで猟は続いていますが、 アマゴのことは誰もウワサにしなくなった。 私自身はこの川でウナギやズガニを獲っています。 漁業組合が無くなったと言っても、魚種や漁法によっては、 資源保護の観点から、お役人様の許可が必要となります。 上の写真は巻き網によるアユ漁の許可証で、今年から私も許可を取っています。 川に着き、竿に天井糸、そして道糸兼ハリス、釣り針をくくりつけ、 ガン玉をかみつけて目印を2カ所にセットした。 Dr.T氏はフライフィッシング。 アタマの上で鮮やかに竿を振る姿は、相当の熟練とお見受けしたが、 こんなもんすぐに出来ますよ、 今教えましょうか.... などと曰う。 二人で交互に攻めながら川を上るが、釣れるのは 『ハエ』 ばかり.... 『ハエ』 というのは私の地方だけの呼び名のようで、 ウグイ、オイカワ、カワムツなどの総称みたいにして、そう呼んでいます。 そのうち川に木の枝や草などが立ちこめ始めて、竿が振りにくくなってきました。 するとDr.T氏が やまべぇさんは提灯釣りにした方がいいですよ.... 提灯釣りとは、釣り糸を思いっきり短くして、竿の長さの範囲をピンポイントで攻める釣法。 見た目がかっこ悪いし、エサをつけたり魚を取り込むのが面倒くさそう.... などと疑問をぶつけると、 竿をのばしたりたたんだりして操作するようです。 なぁ〜んだ....がっはっは.... やってみると、確かに上手い具合に絡まないし、おもしろい。 しかし、釣れるのは 『ハエ』 ばかり.... 精魂尽き果て、陽が暮れて....納竿。 帰りに葉ワサビを摘んで、その夜の酒のアテにした。 グラスを傾けるたび、目の前にアマゴが浮かんでは消え.... その川のアマゴは幻となった.... 幻を求めて、またいつの日かこの川に入ろう....
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さかなとあそぶ
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