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もう20年以上前の話です。
当時住み込みで丁稚奉公をしていた私にとって唯一の楽しみは競馬でした。
そんなある日...と言ってもその年の春の天皇賞....当時は昭和天皇の誕生日である4月29日と決まっていた。
まあなんと...奇遇にも....私が社長からお小遣いをもらった翌日とは....
史上初めての三冠馬同士の対決...ごぞんじミスターシービーとシンボリルドルフ...
私は前日にもらった小遣いとそれまでに貯めていたお金をすべて持ち、京都競馬場へ出向いた。
この2頭の連複(今で言う「枠連」)は私が買った時点で1.8倍。
帰りの電車賃を残し全財産すべてを賭けた。
ゲートが開き2週目の3コーナー手前でシービーが仕掛けたとの場内アナウンスに大きく湧く。
なんでやねん...いつもの定位置とちゃうやん....
最後の直線...たまらず「神様!」....って連呼したが....
ルドルフが真っ先にゴールを駆け抜け、やや空けてサクラガイセン、スズカコバンとなだれ込む....
生まれて初めてギャンブルで全財産を失った瞬間。
神は私の願いを聞いてはくれなかった。
その後、どうやって丁稚先の社長宅までたどり着いたか、全く記憶に残っていない。
そのレースを境に私はギャンブルと神の関係を大きく探求することとなった。
今、ここで神の存在の有無を語るつもりはありません。
このお話は、神が存在するという前提でのおとぎ話.....
キリスト教の神:
キリスト教では人の幸せについてのお話はいっぱいありますが、人がお金持ちになることには否定的だと思われます。
お金持ちが幸せになれるのはゾウが針の穴を通るより難しい....などと....
そんなお方に宝くじの高額賞金をお願いして...どうするの....
日本の神:
父親が京都の一番大きな神社で神棚を買ってきてくれました。
それには丸い鏡が置いてあります。
神棚に向かって宝くじのお願いをした時、その鏡を覗いてください。
ナニが見えるでしょうか?
欲で目が血走ったマヌケな顔が見えるはずです。
お稲荷さん:
私は鉄砲猟師ですが、お金を持ったキツネをみたことがありません。
蛇神様:
ヘビの抜け殻を財布に入れておくとお金が増えると聞いたことがあります。
この低金利のご時世...ありがたいことです。
しかしギャンブルで効果があったという報告を聞いたことがありません。
仏教:
仏様は人の欲や煩悩を戒めておられます。
仏壇:
私のご先祖様がろくに働きもせずに宝くじでラクして儲けることに手を貸してくれるとは思えません。
お墓:
私のお墓の前で泣かないでください。
そんなお願い、千の風となって飛んでいく....
大黒様:
お願いする以前に、彼のメタボリックをついつい心配してしまいます。
恵比寿様:
関西では「えべっさん」
商売繁盛の神様です。
宝くじ販売店の店主には効果あるかもしれません。
悪魔:
魂を悪魔に売った時点ですでにお金持ち...宝くじを買う必要があるでしょうか....
風水:
宝くじをワインレッドの箱に入れて家の北側に置いておくと、泥棒が入った時によく目立ちます。
ピラミッドパワー:
ミイラになります。
星占い:
私は魚座です。
生まれた時に太陽が魚座の位置にあったそうです。
誰が見たんや?....眩しいやろに....
大安吉日:
この日に宝くじを買う人は多いでしょう
よって、この日に発売された宝くじの中から当たりくじが出ることは他の日より多いでしょう。
但し、確率は変わりません。
本日....年末ジャンボを買った.....わ・た・し
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