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連日続いた35℃以上の猛暑はようやく収まりつつあるし、
夜はだいぶ涼しくなってきて、虫の音が騒がしいくらいだ。
去年、一昨年くらいの秋は虫の音が少なかったが、
今年は虫たちも復活してきたようだ。
朝7時前、
朝風呂から出てくると、携帯電話が鳴る。
こんなに早く電話してくるのは、有害班長くらいだ。
2年前の銃刀法改正以来、有害班の鉄砲隊はかなり減った。
以前なら仕事の時間に出動することはほとんど無かったが、
人手不足の今となっては仕方なく会社を遅刻することもある。
私が到着した時には5人ほどの村人たちが待っていた。
ほどなくして有害班長も到着して立会人がそろい、
作業開始の合図が出た。
班長の話では、この1週間で10頭以上のししが駆除されたらしい。
季節の変わり目は、野生動物も良く動き出す
隣町の猟友会に所属する猟友Sクンは、
収穫前の田んぼを親子のシシに荒らされたとぼやいていた。
この冬は、お仕置きだな....
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狩猟、射撃
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これは本当にあった、昨日の夕方の話。
隣のF市で取引先のメーカーの研修が終わった後の帰り道、
突然携帯電話が鳴り出した。
普通なら運転中は電話に出ないが、
あまりにも長く鳴っているので
植林すぐそばにある僅かに広くなった路肩に駐車して、電話に出た。
取引先のお客様の電話の内容は、
そう長く鳴らして呼ぶほどのことではなかったが、
まあ、そんな人もいる。
停車して3分ほど話している間に、何台かの車がスピードを出して追い越していく。
電話が終わると、水筒のお茶を口に含んで何気なくすぐそばの植林を観た。
クマザサが、不自然な動き方をしているのを観て、
ケモノの気配を感じる。
何か居る。
きっと何か居る......
夕方になって暗くなった植林によくよく目を凝らして観ると、
なぜか人が椅子に座っている。
更によく目を凝らすと、よく見かけるさわやかな水色の制服が見えた。
なんでこんなところに交通機動隊の人が、椅子に座って居るんだろう.....
わっっっっっっっ!
躰は一瞬にして凍りつき、目をゆっくり前に戻すと、
私の車の左前方1mほどのところに、ネズミ捕りのレーダーが立っていた。
あわてて頭を下げ、謝ったフリをして走り始めると、
100mほど走ったところに同じ制服を着た人が赤い旗を持って立っていた。
その時私の頭には 「公務執行妨害」 の6文字漢字がよぎる。
数ヶ月前にようやく免許証がゴールドにもどったというのに.......
しかも公務執行妨害で逮捕されれば、鉄砲を取り上げられることは間違いない。
神さまぁぁぁぁぁぁぁ !
恐る恐る通りかかったが、
車を止めようともせずに、
あっさりと笑って通してくれたわ......
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梅雨が明け、ちょっとした季節の変わり目。
またもや朝早くから有害班長から電話がかかってきた。
ドンコが5頭、有害柵にかかっているという。
ちょっと写りが悪くてわかりにくいけど、
うり坊からやっとこさ卒業した感じの小さなドンコたちが入っていた。
村の人が2名、立ち会いにやってきて、
有害班長の合図でさっそく仕事にかかった。
網目が小さく、上下2連では真っ直ぐ筒が入らない。
村の人には、後でクリッパーで一カ所空けておくように頼んでおいた。
それに加えて小さなドンコはウロチョロ.ウロチョロと良く動き回るもんだ....
弾を8発も使ったわ............(笑
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先週は仕事が忙しかった上に、
暑さや貧血気味なのが祟って、体の調子が悪かった。
そこで会社の専務にお願いして、先週の土曜日は休ませてもらうこととなった。
しかし....
この世はそう甘くは出来ていない......
朝6時頃、一旦目が覚めたのでトイレに行って用を足し、再び毛布に潜り込む。
お昼までは爆睡することを決め込んで目を瞑っていると、携帯電話が鳴った。
こんなに朝早く、人の都合も考えないで電話してくる連中は、有害駆除員しかいないじゃないか....
案の定、有害班長からだった。
7時までに現場に駆けつけるよう言いつけられて、しぶしぶ着替えた。
それでも現場に着いたのは約束時間の10分前。
先日撃ち獲ったシシと同程度の大きさ。
私が到着した時には班長も村の立会人も既に到着して、
証拠写真や諸々の作業が終わっていたので、
すぐに引き金を引いて、私の仕事は終了。
しかし、約束の時間通りにやってきた他の村人たちは、
田畑を荒らす、憎っきシシが撃たれるのを見損なったと不満を漏らす。
そんなことを言われても.....
眠い....
ああ眠い、眠い.....
サッサと帰って銃を片付け、
NHK BSの『梅ちゃん先生』をみた後に爆睡したわ......
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先週の初めの頃に、猟友会の有害駆除班の会議があって、
そこでの話題は有害獣がなかなか捕獲檻に入らないとのことであった。
そう言えば、今年に入って、まだ一度も出動要請がかからない。
まあ、そんな年があってもええか....
などと考える日々が続いたが、
久し振りにお声がかかって行ってきた。
市が設置した有害柵。
私が猟師になった時には既にこの柵はあったが、
この柵に有害獣が入ったのは初めて見た。
私が到着した時には、既に足が折れていた。
私の仕事はただ撃つだけ。
証拠写真は市の職員や有害班長などの立会人が撮ってくれるし、
処分はこの村の人たちが埋設することになっている。
そこへ別の有害柵にシシが入っているから撃って欲しいと要請があった。
まったく同じ夜にシカやシシが入ったのは偶然ではないように思えるが、
私はワナ、オリ猟師じゃないので判らない。
柵を管理しているおばさんたちの話では、
柵のまわりの草を刈ると、良く入るのだとか言っていたが、
今回の両方とも、つい最近に入り口付近の草を刈ったような痕だったので、
もしかすればそうなのかも知れない。
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