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写真は漆喰研ぎ
グーグーの家の壁を塗ってくださっている 左官屋さんからいただきました。 写真では伝わらないと思うのですが 触り心地がすごくいいです。 これで洗面ボール等もつくれるそうです(FBに写真がのっているそうです)。 いろいろな形ができるし この季節、触れたら気持ちよいだろうなぁと思います。 いつか実現してみたいな。 白壁屋 左官 橋本さんのHPです(リンクしました) |
左官
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遠山記念館で行われた
久住章さんによる遠山邸の左官についての講演会に行ってきました。 久住さんといえば、カリスマ左官屋さんとして有名ですね。。 若い頃、いいと聞けば、 日本中どこへでも、行って門徒をたたき、左官を教えていただいたと おっしゃっていました。 東北のほうに行ったとき、 29歳のとき、遠山記念館のトイレの赤い壁をすすめられ、 見に行ったそうです。 そのとき、休館中だったのにもかかわらず、みせていただいてからの縁だと おっしゃっられていました。 本職の左官でも1回2回みただけではわからない 3回目にしてわかるようになってきたとおっしゃっていました。 そのトイレの赤い壁を塗られたのは、 東京の左官屋さんで、 久住さんが29歳とのときはまだ生きていらしたそうで、 その壁を塗られた、最後の仕上げの鏝は、 今の金額で鏝一本100万円もしたそうです。 すごいですね。 ちなみに数寄屋の左官をするには、鏝、300は必要とおっしゃられていました。 その後、玄関、2階、茶室をまわり、 各部屋ごとの壁についてお話をしてくださりました。 写真は外部の壁、蛍壁です。 茶室の壁は侘びた雰囲気になるよう荒壁をくさらせ、あくをださせて、 黒っぽく変化するようにすることがあるそうなのですが、 その中に鉄粉をいれることによって、鉄粉まわりはあくがでない性質を利用して、 時間と共に蛍のような文様がでるように つくられたそうです。 大阪には、これを応用した蝶の壁というのもあるそうです。 荒壁を腐らせるのは、住宅など普通の仕上げではやらないそうですが、 防水性を増すという効果もあるとおっしゃられていました。 その後、 茶室の墨差天王寺という壁について実験を通して説明をしてくださりました。 墨差し天王寺と書いてありましたが 天王寺という土はこんな色をしていないと思って文献を調べたところ 川上さんの書かれた本に載っていたそうです。 でもカネコさんという方が天王寺には黄色い土しかないと思って焼いてみたところ 赤くなったというお話があったそうで、 昨日は皆の前で黄色い土を焼いて赤くしてみせてくださりました。 焼きすぎては左官ではつかえなくなる。 そんなお話もしてくださりました。 その天王寺という土が早く侘びた雰囲気がでるように 墨を差したのでそんな名称になったのだろうとおっしゃられていました。 漆喰に墨を差した場合、経年変化で薄くなるので 土も変わるのですか?と聞いてみましたら、 土はならないんだよとおっしゃられていました。 面白いですね。 ちなみに天王寺という土は 桂離宮の補修で 使用されたそうです。 丸い窓がつながる茶室。。名前は忘れてしまったのですが 桂離宮に見学に行くと拝見することが可能です。 長文になってしまいました。 素とつくりてたち 左官 つくりてに写真をのせています。 お時間ありましたらご覧ください。 ピンボケしていますが、 久住さんが若い左官屋さんに この仕上げが難しいとおっしゃられていたところ。 のせてみました。 |
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先日、
榎本新吉さんが亡くなられたそうです。
榎本さんといえば、左官をやっている方なら知らない人はいない。
泥だんごや、大津磨きで有名な方ですね。 はじめて、榎本さんが調合されたという壁をみたのは
設計事務所で働いていたときのこと。 その壁の美しさに感動したことを
今でも覚えています。 土ってこんな色を、こんな表情をしているんだ!と。
その建物には、夜になると星のように
みえる壁というのもあったと思います。 写真は榎本さんからいただいたもの。 この赤も、土のいろです。 設計者、自ら見本をつくりなさい
っておっしゃてくださって、 怒られながら、半分泣きながら
(大人になってあんなにしかられることないですものね!!) 泥だんごを下地からと、小さな板での見本の つくり方を教えていただきました。 家で練習しなさいって
いただいた、 材料と道具。 キッチンにあるものだったりして。 職人さん=すごい道具・・ではないんだなぁとびっくりしたけれど、
今になって思うと、私がつくる上で一番あっているものだたんだなと思う。 何をどうつくるかによって、一番やりやすいもの、綺麗に仕上がるもの だったのかな。 最後にお会いしたのは、かなり前ですが、
田村先生と一緒に行った病院でした。 そこでも、次に何をつくろうか
目をきらきらさせてお話されていました。 他の方の追悼のお話をいくつか読ませていただいたのですが、
そこでも、直前までつくられていたのだとか。
いつか左官屋さんに泥大津の壁や
土の色をいかした壁もつくっていただきたいな。 ありがとうございました。 ご冥福をお祈りしています。
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久しぶりに泥団子をつくりました。
田村先生のワ−クショップにて。 土をいじるのって気持ちいいですね。 小学校くらいの男の子たちが口も利かず 夢中になってつくっていました。 おもしろかったのでしょうね! この白も本当の土の色です。 |
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漆喰の原材料である 石灰岩の採掘場と工場を見る機会がありました。
漆喰は、2億五千年前のサンゴやフリズナなどが石となってできた石灰岩からできるそうです。
(葛生のものはハワイのプレートが流れてきたのだとか!すごいですね。) 漆喰=白いイメージがあったのですが、
石灰岩はグレーをしていました。(写真はフリズナのある石灰岩) それを爆発させて砕いたものを掘って、集めて、
焼成させていくそうです。 焼成の釜は、2種類あり、斜面に掘られた土中釜と立釜があり、
左官の材料になる漆喰は、昔ながらの方法である土中釜に岩塩をまえて、時間をかけて焼くことで、 割れにくい漆喰用の石灰となるそうです。 その粉状になったものに、水をゆっくりと消化させると消石灰に、 ドボンと消化させると生石灰になるその様子までみさせていただきました。 こうやって、材料がつくられている様子を見たり
つくりてさんたちが思いをこめてつくられていることを知ると 大切にしていきたいと思いますね。 ネット時代、その場に行き会うということの大切さ楽しさを改めてかんじました。
素とつくりてたちの左官(いつもの壁)に 写真を少しのせました。
今回、見学をさせていただいた村樫工業さんのHPです。
国産材の石灰をつかいたくて、
お世話になったこともあります。 |


