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療育ママ、という言葉を聞いたことはありますか? お受験に熱中し過ぎて周りが良く見えなくなっている教育ママのような あまり良い意味で使われていない言葉です。 私が療育を始めたころは、 「ダウン症の赤ちゃんはいつかは発育するのだから、、、」 という意見が多く(今でもそういった意見の方が多数派ですが)、 山田のやっていることは、育児ストレスにしかならない、と言われたものです。 ですが、その子の可能性を伸ばしてあげることを放棄するのは、 育児を放棄するのと同じです。 ダウン症のお子さんに限らず、ジェームスでもカブキでも、 脳性麻痺のお子さんも、みんな、潜在的な可能性があるのです。 例えば、ダウン症のお子さんは数概念を構築するのが大変といわれていますが、 療育を行えば、年少の終わりくらいには、 1から10のカードを並べることはもちろん、 その数字の下に該当する数のイラストを持ってくることのできます。 (例:3のカードの下にリンゴのイラストが3つ書いてあるものを合わせられる) そして年中には簡単な足し引きもできてきます。 知的領域の拡大は、子供にとって世界の広がりと同じです。 その広がりを大人が閉じてしまうのはとても残念なことだと思うのです。 すべての才能は親が引き出す責任を負っています。 一流の才能を発揮する人たちは、親が小さいころからサポートしています。 その結果が大人になってからの才能として開花するのです。 そこまでの労力をすべての親が子に傾けるのは無理かもしれません。 ですが、教育の一環として、療育にもう少し時間を割いてもよいと思うのです。 すべての親に療育ママになれとは言いませんが、 療育ママを揶揄したり、 その頑張りを否定するようなことは言わないでほしいと思うのです。 是非、療育を行っている方はその子の才能を大きく開花させてあげてください。 注:今回の話題は、ある地域療育担当者と話した際に、 「小学校入学後のダウン症のお子さんの教育は授産施設で働けるのを目標にしている」 という事を聞き、私が「ダウン症のお子さんは療育次第で知的レベルを大幅に引き上げられる」 と反論したところ「療育ママは〜〜」という話になったことから書かせていただいたものです。 ※ ご意見・ご感想をお待ちしております。 |
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