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「Nature Medicine」という医学雑誌に非常に興味深い論文が掲載されました。 Loss of sorting nexin 27 contributes to excitatory synaptic dysfunction by modulating glutamate receptor recycling in Down's syndrome. というものです。 要約すると、 「番染色体を余分に持つことによって、正常よりmiR-155が上昇しC/EBPβ遺伝子の発現を抑制。 この抑制がSNX27遺伝子の発現も抑制し、この遺伝子の抑制により、 エンドソームでのグルタミン酸受容体の再利用がうまく行われなくなり 神経細胞上でのグルタミン酸受容体が不足して神経の機能低下が生じる」 という内容でした。 ということは、SNX27遺伝子の発現を強制的に上昇させれば、 ダウン症特有の症状は消失する可能性があるということになるのです。 現在、SNX27に限らず、様々な遺伝子治療薬の実験が行われていますが、 近い将来、ダウン症は薬によって症状が改善される可能性があると、 個人的に期待しています。 ※ ご意見・ご感想をお待ちしております。 |
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