文庫本
「お菓子の髑髏」ブラッドベリ 文庫通信1...
2013/7/13(土) 午前 9:01
レイ・ブラッドベリの初期ミステリ短編集読了。
「お菓子の髑髏」――いかにもそそわれるタイトルではないか。
SFの名手、ブラッドベリだが、20代前半の若書きにしては味のある短編が並ぶ。
秀逸な作品がいくつか……。
サーカスの団員たちを描いた「屍体カーニバル」は、シャム双生児の片割れの殺人事件の犯人を捜す。
盲目の男が自室で殺される「地獄の三十分」は、部屋の荒らされ方から意外な展開となる。
そして表題作「お菓子の髑髏」はメキシコの田舎町、失踪した友人を探しにやってきたアメリカ人青年を襲う嫉妬。
タイトル買いOKで、十分に楽しませてもらった。
「お菓子の髑髏」2012年5月初版 ちくま文庫


