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僕は普段あまり天然石を用いてロザリオを作りません。
その理由は
第一に高い。ハイリスク・ローリターン。バザーで売れなかったりしたら……
第二に重い。見た目はいいけど爪繰りにくい……小さい珠にすれば解決できるんですがね……
第三に市販の天然石は穴が小さいので、ワイヤーが通らない…… リーマーでくりくりするのが大変。
僕は普段丈夫さを追求して、ステンレスワイヤー使ってるんですけど、ワイヤー通す過程で結構欠けちゃったりするんですよね。穴の部分に結構力がかかるんですよ……だからちょっと敬遠しちゃったりします。
ただ今回は天然石。
教会のKさんから、「ロザリオが切れちゃって、修理頼めないかしら」との事で……
何やら聞くに聖地旅行の記念品らしいとか……
もともとは質素なロザリオだったんですが、今回は長崎編みではなく市販のパーツを使い、主禱珠はビーズキャップをつけてちょっと派手にしてみました。
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ロザリオ
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オレの作ったロザリオや、関連する話題を紹介していくぜ。ドルガバにゃ負けないぜ!!
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「一枚にぃ〜心を込めてぇ〜小川和紙ぃ〜」
埼玉郷土カルタの「い」は小川和紙です。
埼玉県って言われると何を想像しますかね?
たぶんこれじゃないかな……
「ダサイタマ」
観光とか名産物であまりぱっとしないけど、いろいろあるんですよ。昔、郷土カルタやってたので、結構あげられます。
さてさて、埼玉の話は置いといて、今日は一連ロザリオの話です。
こんなやつです。見たことありませんかね?
ドミニカン・ロザリー(一般的なロザリオ)の一連分しかありません。小さいので携帯するのに非常に便利ですし、こっそりお祈りできたりします。
ただ、この小ささ案外考えもので、意外に爪繰りにくかったりします(泣) これは僕が作ったものに限ってかもしれませんが……
ドミニカン・ロザリーよりも珠数が少ないので、作るのには時間がかからないのですが…… 一連ロザリオを作るのは、結構難しいんです。
センターメダイの両端をつなげ、輪っかにしたとき捩れが出てくることがまれにあります。普通のロザリオよりも短い分、その捩れははっきりと表れます。実は、このロザリオもつなげた時は捩れていました。調整をして今は捩れは解決してますけど。コツとしてはたまの珠と珠をつなぐ輪を、少し斜めに角度をつけるとうまくいきます。
今回使用したジュズダマは、爪繰りやすいよう少し大きめのものを使用しました。
ワイヤーはいつも通りステンレス。丈夫さだけが取り柄です。
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例によってまたまたジュズダマです。今回は比較的小粒なものを選び、中継の鎖の数も一つ減らしたので、前に作ったものより短めです。自分でいうのもなんですが結構よくできたと思います。
十字架部分は、今回は磔刑像は使わず、諸聖人の十字架を用いました。
センターメダイもマリア様を前面に出したものではなく、イエスの聖心にしました。
成立したのが最近ということもあり、日本ではあまり見かけません。聖具屋さんにも置いてありません。そもそも聖公会にそういうお店があるのかすらわかりませんが……
日本ではまず見かけることのない聖公会のロザリオ。いつの日かこのロザリオが信徒の祈りの友になってくれることを願ってやみません。
お祈りの仕方なんですが、ドミニカン・ロザリー(ロザリオと言ったらこれってやつ)みたいに特に決まったものはありませんので、聖公会以外のプロテスタント教会でも使えるんじゃないかな?
十字架の部分で信仰を表すお祈りをします。「主の祈り」や「使徒信経」が適当でしょう。
次のビーズは「招珠」というもので、「主の祈り」もしくは、祈り全体を招くお祈りを唱えます。僕は祈祷書の聖餐式文の「主イエス・キリストよ、おいでください……」という部分を唱えています。
十字架から数えて二番目のビーズと各連、七つのビーズの間にある珠は、「十字珠」と呼ばれ、祈りの課題などを唱えます。僕はこの部分で「主の祈りを」唱えつつ、祈りの課題を黙想しています。
各連の七つのビーズは「週間珠(ウィーク・ビーズ)」と呼ばれています。ここで具体的なお祈りをしていきます。僕はここで「アニュス・デイ」を唱えています。
以上がの基本的な聖公会ロザリオの祈り方ですが、最初にも言ったようにこれといった祈り方は決まっていません。祈祷書や聖書を用いて自分なりにお祈りできる自由度の高いロザリオです。
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教会で得意になって手編みロザリオを作れるンですよって、自慢をしていたら地獄に落ちた……
今月中に、ドミニカン・ロザリー1串(ロザリオを数えるときはこう言うらしい)、アングリカン・ロザリー2串、一連ミニロザリオ1串を作らなければならなくなってしまった。
これ全部、洗礼・堅信の記念品で、遅れるわけにはいかない。
ああ、何で俺は断れないんだ…… 身から出た錆び、自業自得、自分で撒いた種は刈り取らなければならない…… みなさん口は災いの元ですよ。
ノルマとして、一日1連ずつ作れば間に合うとは思うのだが、ビーズが足りるかどうか……
とりあえず今日のノルマは終わったぜ(上段の黒いやつな)。
白いやつは、ちょっと高級品、ホワイト・ウッドビーズじゃないぜ、象牙だぜ。
一年前、教会のバザーで「象牙ビーズのロザリオ」を商品として出品したんだけども、売れ行きは芳しくなかった。と言うか売れなかった。
売れない理由その1、短すぎて首にかからない。
売れない理由その2、作りが未熟すぎた。
売れない理由その3、お値段が他のロザリオに比べて、べらぼうに高い。
売れない理由その4、重くてお祈りに不向き。
理由その1と2は、俺の努力で何とかなる問題。だから現在改善中。でも、3と4はなぁ…… 3は勉強するにしても、4はどうにもならない。
ビーズの軽量化=肉抜き…… ミニ四駆のボディーじゃないんだからそんなの無理だ。
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で、やっと右のロザリオを完成させました。
かれこれ、2週間ちょっと、暇を見つけてはちくちくやっていたわけであります。
で、このロザリオ、ちょっと変だと思いませんか?
わからない? そんなあなたも、下の画像を見れば、ご納得いただけるかと。
やけに短い。と言うかかなり中途半端な長さ。赤ちゃんでもない限り、首にはかけられません。
実はこれ、「アングリカン・ロザリー」って言いまして、聖公会のロザリオなのです。というか聖公会って何ぞや? って感じですよね。まあ、それはこの次ぐらいに説明するとして……
ロザリオと言えばカトリック、カトリックと言えばロザリオ。中でもドミニカン・ロザリー(俺がよく作るやつ)が非常に有名なんですけど、聖公会にもロザリオってあるんですよ。
実は、俺も「アングリカン・ロザリー」を知ったのはつい最近。聖公会の中でもロザリオを使う人たちがいるのは知ってたんですけど、その人たちもカトリックと同じ「ドミニカン・ロザリー」使ってたし…… まだまだ日本ではなじみの薄いロザリオです。
アングリカン・ロザリーは、十字架(磔刑像)、招きの祈りビーズ(十字架に一番近い珠)、十字ビーズ4つ、七つの週間ビーズ×4連、計33珠で構成されています。これはイエス様の地上でのご生涯の年数を記憶するためだそうです。
お祈りの仕方は、また次回にでも。
おっと、忘れるところだった。
【材料】
十字架:メタル製
センターメダイ:イエスの聖心
ビーズ:ジュズダマ(33珠、大粒)
ワイヤー:ステンレス線
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