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五龍閣カフェ(旧松風嘉定邸)と武田五一
清水寺へ向う坂の途中、石畳の奥に、大きなレトロな洋館があります。
ここは国の登録有形文化財にもなっている「五龍閣」です。
この建物は最近まで湯豆腐で有名な清水順正として使われていましたが、2009年11月、五龍閣は、順正経営の「五龍閣カフェ」としてオープンしました。
湯豆腐は、向かいに移って、「清水順正 おかべ家」としてリニューアルオープンしています。
五龍閣は、もとは、清水焼から事業を起こし,義歯や碍子で財を成した明治の企業家であった松風嘉定の邸宅として、大正10年(1921)頃までに建てられたとされています。
設計をしたのは、明治・大正期の著名な建築家で、京都大学建築科の創始者としても知られている武田五一です。
外観は,和風と洋風が自然に入り混じった折衷様式で、国の登録有形文化財に指定されています。
建物の内部はステンドグラスなど見どころが多く、店内には竹久夢二の作品が展示されています。
②外観
③説明板
④店内
●武田 五一(明5.11.15 〜 昭13年.2.5)
・広島県福山市生まれ。関西を中心に活躍した日本の建築家。 ・京都帝国大学(京都大学)に工学部建築学科を創立し多くの後進を育成した。
・よくアール・ヌーボーを日本に紹介した建築家、とも言われる。フランク・ロイド・ライトとも親交があり、国会議事堂建設をはじめ多くのプロジェクトに関与している。
<主な作品>
・同志社女子大学ジェームス館 ・京都市役所(東半分1927年、西半分1931年)
・島津製作所河原町別館(1927年、京都市) ・旧毎日新聞社京都支局(1928年、京都市) ・京都大学人文科学研究所東洋学文献センター(旧東方文化学院京都研究所)(1930年、京都市) ・同志社女子大学栄光館(1932年、京都市) |
京の近代洋風建築
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