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平安神宮神苑(東神苑)の秋のようす
平安神宮の神苑は、かつて東山界隈に円山公園、無隣庵を始め数多くの名園を残した名造園家で通称「植治」と呼ばれた7代目・小川治兵衛が20年以上かけて造った名園です。
神苑は社殿の背後を囲むようにして広がる、総面積は33,000m2(約10,000坪)という広大な池泉回遊式庭園で、東苑・中苑・西苑・南苑の4つに分かれ、昭和50年に国の名勝に指定されました。
この神苑は通常は有料ですが、9月19日に無料公開が行われました。この日は南神苑に「平安の苑」が開設された日ということを記念したもので、大勢の人が訪れ、秋の庭園を楽しんでいました。
今回は東神苑のようすをご紹介します。
東神苑には広大な栖鳳池と京都御所から移築された泰平閣(橋殿)と尚美館(貴賓館)がみどころで、池の周囲に植えられた八重紅枝垂桜が咲く頃がとりわけ美しい庭園です。
<東神苑の説明板>
・京都御所から移築された泰平閣(橋殿)と尚美館(貴賓館)があり、広大な栖鳳池には、鶴島・亀島の二島を配し、その周囲には八重紅枝垂桜をはじめ、さつき、ツバキなど多様な花木が植栽され、水面に映る花々は格別の風情を醸す。
・東山を借景とした神苑は明治時代を代表する名園といわれる。
●東庭園のようす
・栖鳳池と右は泰平閣(橋殿)、左は尚美館(貴賓館)
・雪見灯籠
・尚美館(貴賓館)
※尚美館
・尚美館は、大正の始めに京都御所から移築された。
・中国の伝説の仙郷「蓬莱山」をあらわした「鶴島」と「亀島」がある。
・栖鳳池の辺に建つ尚美館や釣殿の泰平閣越しに、東山連山の一つ華頂山を借景としている。
・泰平閣(橋殿)
・出口
<平安神宮について>
・明治28年(1895)3月15日に平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として平安京遷都当時の大内裏の一部復元が計画された。
・当初は実際に大内裏があった千本丸太町に朱雀門が位置するように計画されたが、用地買収に失敗し、当時は郊外であった岡崎に実物の8分の5の規模で復元された。
・博覧会の後は、建物はそのままに、平安遷都を行った天皇であった第50代桓武天皇を祀る神社として創祀された。
・皇紀2600年にあたる昭和15年(1940)に、平安京で過ごした最後の天皇である第121代孝明天皇が祭神に加えられた。
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京の庭園めぐり
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