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京都御苑の旧近衛邸跡の紅しだれ桜
<説明板>
京都御苑の北側を占める地域は、江戸時代末まで、五摂家の一つ近衛家の屋敷があったところで、今でも当時の庭園の遺構が残り、池を中心に築山、橋などが柵越しに見られます。
●近衛邸の庭園の遺構
かつては、庭園の池の西側に近衛家の大きな屋敷があり、御所炎上の際には仮の皇居として使われたと伝えられています。
かつての近衛家屋敷跡に、明治になって「糸桜」という早咲きの品種の大きなしだれ桜の木が何本か植えられ、毎年、京都の桜のシーズンのさきがけとして、例年、ソメイヨシノが咲く前に見事な花を咲かせます。
今年は4月2日には見頃になり、4月5日のこのブログにアップしました。
その後10日が過ぎ、15日に訪れた時には、糸桜は葉桜になりかけていましたが、紅しだれ桜が満開になっていました。
1 旧近衛邸跡と桜
ここの「糸桜」は昔から有名で、孝明天皇も次の歌を詠まれました。
「昔より名にはきけども今日みれば むへめかれせぬ糸さくらかな」
現在見られる桜はどの木も大木で勢いがありますが、いずれも明治以降に植えられたものだそうです。
それでも、在りし日の近衛邸の春の光景を想像させてくれます。
●糸桜のようす
葉桜に近い状態でしたが、まだまだ見ごたえがありました。
●紅しだれ桜
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京都の桜2012
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