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随心院と境内の桜

随心院と境内の桜
 
 
 
 随心院は、市営地下鉄東西線 の小野駅 から東に向かって5分くらい歩いたところにある真言宗善通寺派の大本山の寺院です。
 
 このあたりには、かつて小野小町の住居があったという伝承があり、境内には、小町が恋文を埋めたという「文塚」、「小町化粧井戸」と名づけられた井戸、書院には深草少将の「百夜通い」の伝説のカヤの実が展示され、随心院から少し離れた所には、カヤの大木が残っています。
 
 ここはまた、「はねず梅」と呼ばれる遅咲きの薄紅色の梅のある小野梅園が広く知られていますが、桜もなかなか見事なもので、特に、総門の脇に植えられている桜と梅園の横にある大きな桜の木は見ごたえがあります。
 
 雨上がりの境内を訪れると、霧のたちこめる醍醐の山並みを背景に、満開の桜が咲いているようすは、とても風情のあるものでした。
 
2 境内
①総門と桜
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・総門の脇の桜
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②総門から境内に続く参道
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③雨上がりの境内の桜と醍醐の山並み
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④薬医門
寛永年間、徳川秀忠夫人天真院尼の寄進により建造されたと伝える。
 
・薬医門と桜
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⑤大玄関
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薬医門の正面に大玄関が見える。
寛永年間(1624-1631)九条家ゆかりの天真院尼の寄進により建立。
 
・薬医門から見た大玄関近くのしだれ桜
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⑥庫裏
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 宝暦3(1753)、二条家からの移築。同家の政所御殿であったもの。
 
ここから拝観料を払い、表書院、本堂などを見学する。
 
 
⑦小野小町歌碑
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 庫裏の前庭にある。
 
「花の色は移りにけりな いたづらに我が身世にふる ながめせし間に」
 
 
⑧小野小町化粧の井戸
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 井戸は小町が使用したものと伝えられている。
 
 
⑨境内で見られた桜
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※あせび(馬酔木)の花
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 雨上がりで濡れているところがいい雰囲気です。
 
 
≪有料拝観部分≫
・表書院
寛永年間(1624-1631)に徳川秀忠夫人天真院の寄進により建立。
・表書院「能の間」
九条家の寄進により宝暦年間(1753-1764)に建造され、平成3(1991)に改修工事が行われた。
 
・本堂
桃山期(1599)の建築で寝殿造。
 
 
 
3 沿革
<説明板>
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・真言宗善通寺派の大本山。弘法大師の八代目の弟子に当たる仁海僧正が正暦2年(991)に創建した。山号「牛皮山」。本尊は如意輪観音。
 
・もとの名は牛皮山曼荼羅寺といい、その名は、ある夜、亡き母が牛に生まれ変わっている夢を見た仁海僧正が、その牛を捜しあてて世話をしたものの、間もなく死んだため、悲しんでその牛の皮に両界曼荼羅の尊像を描いて本尊としたことに由来する。
 
・その後、第五世増俊が曼荼羅寺の塔頭として随心院を建立し、第七世親厳の時、後堀河天皇より門跡の宣旨を受け、門跡寺院となった。
 
・この辺り小野は小野一族が栄えた場所であることから、絶世の美女として名高い小野小町ゆかりの寺としても知られ、境内には小町に寄せられた多くの恋文を埋めたという文塚や化粧の井戸などが残されている。
 
・梅の美しい寺としても有名で、三月の最終日曜日には、小野小町に恋した深草少将の百夜通いの悲恋伝説をテーマにした「はねず踊り」が披露される。
 
 
 
4 京都検定の出題歴
(1)平成16年度3
【問】 はねず踊りが行われる随心院は、( )ゆかりの寺として知られている。
 (ア)和泉式部 (イ)清少納言 (ウ)小野小町 (エ)式子内親王
 
【正解】(ウ)
 
(2)平成17年度3
【問】百夜通いとは、深草少将が(   )のもとに通い続けたという伝説である。
(ア)紫式部  (イ)清少納言  (ウ)小野小町  (エ)吉野太夫
 
【正解】(ウ)
 
(3)平成18年度2
【問】 「寺院」と「ゆかりの人物」の組み合わせ 誤っているものはどれか。
(ア)清閑寺小督局 (イ)随心院小野小町 (ウ)滝口寺横笛 
(エ)廬山寺和泉式部
 
【正解】(エ)
 
(4)平成19年度3
【問】小野小町に恋して伝説「百夜通い」の主人公になったのは誰か。
(ア)頭中将 (イ)在原業平 (ウ)大友黒主 (エ)深草少将
 
【正解】(エ)
 
 
 
5 練習問題
(1)真言宗善通寺派の大本山。山号「牛皮山」。本尊は如意輪観音。
 
(2)通称「( 1 )」
 
(3)東密(真言宗)の寺相である( 2 )の発祥の寺。
 
(4)沿革
・正暦2年(991)に( 3 )が当地に牛皮曼荼羅を祀り、曼陀羅寺を創始。
5世増俊の時に「随心院」に改名し、7世親厳の時に門跡寺院に。
・承久・応仁の乱後に衰退し、慶長4年(1599)に復興。
・明治41年に独立して真言宗小野派となったが、昭和6年に善通寺を本山とする善通寺派に所属。
 
(5)( 4 )ゆかりの寺
小野小町の住居跡と伝える。( 5 )の「百夜通い」。小町が恋文を埋めたという「( 6 )」。「小町化粧井戸」。遅咲きの( 7 )と「はねず踊り」(3月最終土・日曜)。
 
【正解】
1 小野門跡
2 小野流
3 仁海
4 小野小町
5 深草少将
6 文塚
7 はねず梅

山科川沿いの桜

山科川沿いの桜
 
 
山科川は醍醐山地の千頭岳あたりを源流とし、山科盆地を貫流する川で、途中、四ノ宮川、安祥寺川などと合流して南へ流れ、宇治川に注いでいます。
 
また、山科川は近世中期までは「櫃川(ひつかわ)」と呼ばれ、平安時代には和歌にも詠まれ、歌枕にもなっていました。
 
現在、流域には水と親しむための飛び石や石段、遊歩道などの施設もあり、地域住民に密着した川となっています。
 
とりわけ、山科川の土手には沢山の桜が植えられており、満開になる頃にはとても見ごたえがあります。
 
今年も満開の時期に、遊歩道に沿って、花見をしながら散歩することができました。
 
 
 
撮影地
 
①ビルの上から
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②市営大受団地あたりから
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③近鉄MOMOの横あたりから
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・川辺で咲いていた菜の花
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