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京都・西山にある善峯寺と秋明菊
 
 
 善峯寺は京都の西山の中腹にあり、境内は京都の市街地を眼下に一望できる見晴らしのよいところに広がっています。
 
ここはまた、西国観音霊場20番札所として年間を通じて多くの参詣者が訪れています。
 
善峯寺は西山の中腹にあるので紅葉も早いのですが、ここには秋明菊が境内のあちこちに植えられ、特に、本坊庭園と奥の院わきの蓮華寿院庭がとても見事です。
 
また、境内に植えられているフジバカマの花にアサギマダラという蝶が飛んできていました。アサギマダラは夏に日本本土で生まれ、秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れる蝶として知られ、中には直線距離で1,500km以上も移動した蝶もいるそうです。
 
善峯寺の秋の境内のようすです。
 
 
場所
 
 
 
1 境内
 
山門
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 元禄5年(1692)桂昌院によって再建。
 
「西山宮門跡」と書かれた札が下がっている。
 
拝観受付になっており、ここから境内に入る。
 
楼上の文殊菩薩と両脇・金剛力士は運慶の作、頼朝が寄進したものと伝わる。
 
 山門から順路に従って直進し、石段を上がって、正面にある観音堂(本堂)を参拝する。
 
●山門近くで咲いていた秋明菊
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●観音堂への石段を上がったところから見た山門
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観音堂(本堂)
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 元禄5年(1692)桂昌院によって再建。本尊の十一面千手観世音菩薩は仁弘法師の作。
 
 
●観音堂前から見た経堂と多宝塔方面
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 観音堂(本堂)から北に、石段を上がると遊龍の松があり、多宝塔、経堂が並ぶ。
 
 
遊龍の松
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 樹齢600年の五葉松で、天然記念物。
 
安政4年(1857)、花山前右大臣家厚公が「遊龍」と命名。
 
もとは全長54mあったが、平成6年、松くい虫のため15mほど切った。
 
 
●経堂(左)と多宝塔(右)
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●多宝塔(左)と護摩堂(右)
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・多宝塔は重文。元和7年(1621)の再建。
 
・経堂は宝永2年(1705)建立
 
 
●鐘楼
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●開山堂と秋明菊
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●幸福地蔵
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阿弥陀堂、青蓮院宮御廟へ向かう参道と秋明菊
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●本坊の門と秋明菊
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●釈迦堂への石段と秋明菊
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●釈迦堂
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●釈迦堂脇のムラサキシキブの実
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●釈迦堂の狛犬と秋明菊
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●奥の院への参道から見た開山堂方面の紅葉、萩の花
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●青蓮院宮御廟
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●蓮華寿院庭園の秋明菊
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境内のフジバカマの花に飛来していたアサギマダラ
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アサギマダラは夏に日本本土で生まれ、秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れる蝶として知られ、中には直線距離で1,500km以上も移動した蝶もいるそうです。
 
 
 
2 秋明菊について
 
・金鳳花(きんぽうげ)科アネモネ属。
 
・秋に菊に似た花を咲かせるところからこの名前がついたもので、菊ではない。
 
・アネモネ属は、花びらに見えるものは花びらではなく、萼(がく)片が花弁状になったもので、花弁はない。
 
・中国原産でかなり昔、日本に渡来した帰化植物。
 
・京都の貴船地方に多いことから、濃いピンク色の花は別名で「貴船菊(きぶねぎく)」とも呼ばれている。
(フリー百科事典「ウィキペディア」より引用)
 
 
 
3 善峯寺の沿革
 
<説明板>
イメージ 20
 
・長元2年(1029年)、恵心僧都(源信)の高弟である源算上人が創建した。
 
・その後、長元7年(1034)に後一条天皇から「良峯寺」の寺号を賜った。
 
・鎌倉時代初期に後鳥羽上皇直筆の寺額を賜ったことによって寺号が善峯寺と改められた。
 
・青蓮院から多くの門跡が入山したため「西山宮門跡」と称された。
 
・応仁の乱の兵火により伽藍が焼失。
 
・江戸時代に桂昌院の寄進によって再興された。
 
 
 
4 練習問題
(1)山号:( 1 )。本尊は( 2 )
 
(2)沿革
・長元2(1029)、( 3 )の弟子源算が、当地に小堂を建てたことが起こり。
 
・源算が、のちの後三条天皇の皇后の安産を祈願したところ、男子(白河天皇)が生まれ、その功績により伽藍を造営。
・その後、青蓮院の各法親王が代々住職を務めたため、『( 4 )』門跡と称された。
・源頼朝らの援助により繁栄したが、応仁の乱により大きな被害を受けた。
・元禄年間(16881704)徳川綱吉の母( 5 )の寄進によって諸堂が復興され現在に至る。
 
(3)( 7 )
樹齢600年。境内に長大な枝を伸ばす。
 
 
(4)西国第( 8 )番札所。
 
(5)広大な境内地
重要文化財の多宝塔をはじめ、多くの堂塔が立ち並び、池泉や四季の花々で彩られており、特に、眺望がすぐれている。神経痛、腰痛の祈願所でもある。
 

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