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金戒光明寺にある頭部の螺髪(らほつ)が異様に長く伸びた石仏
京都にはおそらく数えきれないほどの石仏がありますが、ここ左京区にある金戒光明寺(黒谷)の三重塔(文殊塔)に上がっていく石段の左側にある石仏は、京都でもめったに見ることのできない珍しい石仏です。
「五劫思唯の阿弥陀如来石仏」といわれています。
※場所↓
頭部の螺髪(らほつ)が異様に大きく伸び、アフロ仏とも呼ばれている阿弥陀如来石仏です。
なぜこのようなアフロヘアーのように螺髪を異様に長く伸ばしているのか。
それは、阿弥陀仏が衆生救済の四十八願をたて、五劫という、無限に近い長い間考え続けたことを表したものだといわれています。
京都では五劫思唯の石仏をみることができるのは、ここのほかに知恩寺の墓地にあるのを見たことがありますが、他にはないように思います。
なお、奈良では、東大寺の北にある五劫院という寺院に五劫思唯の阿弥陀如来坐像があり、事前予約をすれば拝観することができます。
※劫(こう)
時間の単位です。40里四方(一辺160km)の大きな岩の上に3年に1度、天女が舞い降りて、着ている羽衣で岩をこすると少しずつ摩滅していきます。この巨大な岩が、摩擦してすべてなくなってしまうまでの、ものすごく永い時間を一劫と言います。五劫とは、その5倍もの時間です。
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