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詩仙堂の朝
ここは、拝観時間は朝9時からです。
詩仙堂は、四季折々の花のきれいなことで知られていますが、なかでも初夏のサツキの花の頃が人気で、今がまさに見頃です。
拝観時間の10分前には既に8人が行列を作っていました。
8人全員がデジタル一眼カメラと三脚を持っており、そのうち4人はカメラを2台肩から下げていました。
カップルは1組で、見た目は40代で、どちらもすごいカメラを持参しており、ほかの人も全員が中年以上のおじさんたちでした。
やがて9時になり、10人以上に膨れ上がった中年カメラマンたちがぞろぞろと詩仙の間に入ると、今度は全員が部屋の奥に散らばり、一斉にシャッターを切り始めました。デジタル一眼はシャッター音が大きいのですが、その音は、静かな詩仙堂の静けさを打ち破る「騒音」そのものでした。
(自分もその一人でしたが・・・)
見かけたところ、部屋の中での撮影枚数は、一人最低でも200枚以上になっているようです。
デジカメの良さは、沢山写して、よく撮れたものを少し残すことができることです。
また、誰一人として縁側に出て写真を写そうとする人はいませんでした。
庭というのは、部屋の中で座った状態で、庭を部屋にとりこむようにして、庭と部屋が一体となっているようすを楽しむことを想定して作られているので、写真もまた、柱を額縁に見立てたりして、部屋の中から庭を写すのが一番引き立って見えるようです。
≪詩仙の間から見た庭≫
そのほかの写真は近日中にアップします。
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