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09年7月23日(木 ☁/風雨) 13:45分 急坂の御前坂を息を切らし一ノ王子へ登り上げると、突然目の前の小高いピークに積み石に囲まれた飯豊本山小屋が姿を見せる。 13:52分 本山小屋着。 親父と二人の男性が缶ビールを手に談笑している。 小屋に貼り出されたメニューにはビール800円とある。 確かめると350m.缶とのこと、高いが百名山完登の祝杯用にと求めると、親父が宿泊するのかと聞く、飯豊山を越えて御西小屋泊りですと答える。 親父、うちの小屋泊まり以外の者には売らないことにしている言う。 メニューを貼り出しているからには売り物ではないのかと重ねて問うと、宿泊者以外はダメ、百名山完登と多勢来るが関係ない、宿泊者以外は飲み物・食べ物も一切売らないと言う。 何か特別な理由でもあるのかとさらに問うと、俺は頑固者だ、宿泊者以外には売らないと決めていると繰返すだけ、怒る前に笑ってしまった。 山に来てまでビールを求める登山者、宿泊者以外には食べ物・飲み物を売らないと言う小屋、お互いの身勝手さを笑うしかない。 頑固親父のお蔭でシャリバテも忘れた。 風が強くなってきた、ガスが辺りを暗くする雨になりそうだ 14:03分 小屋を後に飯豊山に向かう。 14:16分 無人の飯豊山山頂着。 日本百名山完登は頑固親父のお蔭でクールなもの、ガスで展望なし、風の中苦労して記録写真をとる。 雨まで降り出した。 14:30分 飯豊山頂を発つ、飯豊山を越えると踏み後は所々で不鮮明になる。岩混じりのザレ場を地図を頼りに下る、少し登り返したピークが駒形山、14:50分 通過。 ここも役に立たない標柱が棒杭の様に立つだけ、飯豊山系は国立公園であるが歩いた縦走コースの標識はまったく意味を成さず、ガスで展望の無い中では地図を読めないと位置確認も出来ない。 駒形山を下って不鮮明なコースの確認をしているとガスの中から熟年ツアーの集団が現れた。コースは左に回りこんだところであり、一行と出会ったことで迷わずにすんだ。 20名ほどの一行は切合小屋をベースに飯豊・大日岳をピストンしての帰りだった。 御西小屋の今日は空いていて小屋の親父が寂しそうだったとか。先を急ぐ、ここから御西小屋へは草原風のお花畑の道、晴れていれば文字通り天上の楽園なのだろう。 時折吹く突風が身体を揺らす。 道に水溜りや流れができてきた、咲き乱れる花の中の道を小屋へ急ぐ。 15:40分 御西岳を通過。 15:48分 雨混じりの強風の中に建つ御西小屋着。 宿泊手続きをして、小屋親父自慢の飯豊で一番美味い水を汲みに往復30分の水場へ向かう。 風雨は強まり小屋を叩きつけるように吹き荒れる。 明日は大日岳をピストンして往路を弥平四郎の登山口まで戻る。 1) 一ノ王子から飯豊本山小屋と神社の石積 2) 飯豊本山小屋 3) 飯豊山への道から振り返る飯豊山神社と小屋 4) 飯豊山頂、百名山完登記録写真 5) 駒形山山頂標柱 6) 駒形山下のお花畑への道 7) 草原の中に立つ玄山道分岐標柱 8) 草原平のキスゲ群落 9) 同、アオノツガザクラ群落 10) 同、ツガザクラ・チングルマ・コイワカガミ等 11) 御西岳標識 12) 御西小屋 小屋は宿泊代、二千円(協力金) 朝夕に頼んだカップラーメン二個千円、ビール350m.缶千円。の〆て四千円也。 09年7月24日(金 強風雨/☁
![]() 叩きつける強風雨のなかで目覚める。 同宿者は登山道整備・草刈の二人を含め6人、全員が天気待ちだ。 小屋親父に天候具合を尋ねると二〜三日は続くだろう、今日の風では大日岳は危険とのこと。 7:30分 停滞を決めた登山者3人と別れて小屋を発つ、親父は心配して三国小屋へ着いたら必ず立ち寄るようにと何度も念を押し、350m.の缶ビールをくれた。 なぜか本山小屋も切合小屋も立ち寄ることは進めなかった、微妙な関係が有るようだ。 強い風と雨は御前坂を下ると山影になるのか弱まった。 御秘所付近の岩稜帯通過は気をつけるようにとの御西小屋の親父の親切を思い出しながら下る。 本山小屋に泊まった一行を岩稜帯で追い抜いて先を急ぐ、11:20分 濡れ鼠で三国小屋に着く。小屋に立ち寄るようにとの約束通り親父としばし談笑。上は大変だったろう・・・・ここでこれだけの風だと上は歩くのは危険だと・・・・話し好きの親父の話は続く、そんな中、予約していたらしい五〜六人の一行が濡れ鼠で到着したのを機に小屋を発つ、ながっ尻だつたせいか県境尾根のアップダウンはしんどかったが15:00分 には弥平四郎登山口Pへ無事帰着。大日は踏めなかったが日本百名山完登、飯豊連峰の旅を終わる。 |
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2009年08月29日
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