大槌の船、兵庫へ漂流 持ち主は震災で犠牲に 31日午前10時40分ごろ、兵庫県香美(かみ)町の沖合約1.2キロの海上で小型船が漂流しているのを地元の漁船が見つけ、第8管区海上保安本部に通報した。香住海上保安署によると、東日本大震災で岩手県大槌町の港から流された船で、津軽海峡を経て漂着したとみている。両町は海岸沿いで約1500キロ離れている。
同署によると、船は長さ5.7メートル、幅1.6メートルで、水につかった状態で浮いていた。船体の登録番号を調べたところ、大槌町の吉里吉里(きりきり)漁港の船とわかった。
所有者は3月11日の震災で犠牲になった大槌町の左官業、野崎長一(ちょういち)さん(当時63)。兄の重太(しげた)さん(68)によると、長一さんは海岸の様子を見に行って津波にさらわれ、翌日に遺体で見つかった。港にあった船も流された。釣りが趣味で、アイナメやカレイを近所の人に配り、自身は釣った魚をつまみに焼酎を飲むのが大好きだったという。
海流は太平洋から 日本海に・・・
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20キロ圏に数百〜千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」http://img.47news.jp/PN/201103/PN2011033101000449.-.-.CI0003.jpg 東京電力福島第1原発から30キロにある「10キロ先立入制限中」の看板=30日、福島県南相馬市
福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百〜千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。
警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。
遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。
警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。
身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。
27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。
2011/03/31 14:02 【共同通信】
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