04年7月30日。 お花畑と南アルプス北部の展望を期待して来たが、生憎の雨と風に見舞われ、数日を要する縦走登山ならばいざしらず、日帰り登山として最悪の選択をしてしまった。 早朝、戸台駐車場では、青空が覗き晴れを期待したものの、北沢峠登山口では、既に小雨が降っていた。 ここで諦める勇気を出し中止するかが、今後の登山安全のキーになることを認識しました。 ということで、藪沢カールに建つ仙丈小屋を発ち、ガレの道をジグザグに登ると右から地蔵尾根が合流し稜線に出る。 左に藪沢カールを巻きこむように80mほど登ると仙丈ヶ岳頂上に着く。 ●仙丈ヶ岳・地図。 ↑ 仙丈ヶ岳3,032.6m頂上。 頂上からは、富士山や甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、北岳、間岳など南アルプス北部の峰々に出会える期待をしていたが、雨に煙り靄の中**テンション↓**トホホホ** 強風吹きすさぶ中!傘もラッパ状態!!雲の切れ間を期待するものの、待つわけにもいかず、風下の仙丈小屋へ早々に退散です。 こんな時は、長居は無用!!さっさと下山して温泉入湯に限ります。 レッツゴ〜!!小仙丈ヶ岳への尾根道を止め、雨風を避けて藪沢コースを太平小屋へ下ります。(12:23発) ↑ 藪沢に懸る、幻の滝…??多分、雨降りの時にだけ出来るだろうと思われる滝。 頂上で降っていた雨も上がり、気分よく下山です。 靄っていなければ、正面に甲斐駒ヶ岳を見ながら歩けるのだが…。 ↑ 藪沢小屋横の沢から流れ落ちてきたと思われる小さな沢の滝。 明るい藪沢の左岸を下ります。 ↑ 藪沢の渓流。 ↑ 藪沢を見上げる。 やがて藪沢を右岸へ渡って緩やかな道を進むと藪沢大滝の音が聞こえてきます。 展望台もあるらしいのですが、知らぬ間に通過してしまい残念!! 急傾斜を下り、中腹の巻き道の緩やかな道になると右側から沢が現れ、南アルプス独特の原生林的な苔むす樹林帯に出会います。 ↑ 苔むす原生林。 ↑ 苔むす小沢。 なだらかな道を下ると、やがて太平山荘が建つ広場に出ます。 ↑ 太平山荘。(14:13着) 太平山荘から北沢峠へ林道を歩かず、標識に従って登山道を登ると10分余りで着きます。 バスで戸台へ下る場合は、太平山荘前でバスを待てばよい。 (仙流荘前15:45着) ↑天竜川・伊奈峡。 ↑ 駒ヶ根から中央アルプスを望む。 明日は、中央アルプス・南駒ケ岳の登山道を下調べして帰途へ着きます。 << 完 >>
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南 ア ル プ ス
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南アルプスは、北部の甲斐駒ヶ岳〜鋸岳一帯を除き、比較的なだらかな山容の山が多い。これは、南アルプスが北アルプスより新しく隆起した山であるため、比較的浸食が進んでいないためだと考えられている。
赤石山脈は二列の山並で東側の連山は白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と白峰南嶺(広河内岳・黒河内岳・笊ヶ岳など)と呼ばれ、西側の連山は仙丈ヶ岳を北端とし、塩見岳(この尾根を仙塩尾根という)・荒川三山・赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳から南アルプス最南端の光岳に至る。
赤石山脈は二列の山並で東側の連山は白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と白峰南嶺(広河内岳・黒河内岳・笊ヶ岳など)と呼ばれ、西側の連山は仙丈ヶ岳を北端とし、塩見岳(この尾根を仙塩尾根という)・荒川三山・赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳から南アルプス最南端の光岳に至る。
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04年7月30日。 昔、仙丈ヶ岳へ登るには戸台から戸台川を遡るか、尾白川渓谷から甲斐駒ケ岳を縦走して北沢峠を経て登るしか方法がありませんでした。 南アルプス林道が出来て、山梨県南アルプス市からと長野県戸台から北沢峠までバスで入れて、仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳も日帰り登山が可能になりました。 今日は長野県側・戸台からバスで北沢峠へ上り、藪沢小屋〜馬ノ背ヒュッテ〜仙丈小屋を経て仙丈ヶ岳を目指します。 ↑ 戸台駐車場の夜明け。 仙流荘前からバスで、戸台大橋を経て南アルプス林道を北沢峠へ走ります。 林道をジグザグしながら高度を上げて行きます。 左に戸台川から競り上がる鋸岳の断崖絶壁に数頭のカモシカがいました。 藪沢コース登山口の太平荘を右に過ごすとやがて北沢峠に着きます。 ↑ 北沢峠。 北沢峠バス停2,040mから南西へ延びる仙丈ヶ岳への県境尾根を登ります。 小雨降る樹林帯の中、岩の剥き出しになった道を注意して登り、左から合流する道を合わせると2合目2,175mです。 ↑ 岩剥き出しの登山道。 急傾斜を踏みしめてゆっくり高度を稼ぎ、五合目標識2,520mの立つ小仙丈尾根道と藪沢への巻き道分岐に出合います。 展望の良い小仙丈尾根道を歩く予定でしたが、小雨と強風で尾根道は危険だし、展望も利かないと判断し、樹林帯の右の道・藪沢への巻き道を行くことにしました。 ↑ 藪沢小屋横の小さな沢。 ↑ 五合目分岐から20分で藪沢小屋に到着です。 張り紙に、素泊まり¥3,000。フトン\4.500と表示あり。 藪沢小屋を過ぎ、10分で藪沢コースの道を合わせ、左へジグザグに登ると馬ノ背ヒュッテに着く。 ↑ 馬ノ背ヒュッテ。 藪沢小屋から20分。 馬ノ背ヒュッテを過ぎるとお花畑が続きますが、雨と靄で楽しむゆとりも無く、黙々と馬ノ背稜線へ登ります。 ↑ お花畑を馬ノ背稜線へ進みます。 お花畑が広がる馬ノ背稜線尾根に登りつき、右の丹渓新道を別け、左へ緩やかに登ります。 ダケカンバがハイマツにかわり稜線を外れると、藪沢カールに建つ仙丈小屋に着く。 ↑ カール内に建つ仙丈小屋。 水場もある。 甲斐駒ケ岳の展望があるとのことだが、小雨降る中、靄ってなにも見えません**ガックリ!!**
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04年7月27日。 5:15・池山林道終点Pを発ち、池山尾根を辿り駒石コースを空木岳駒峰ヒュッテの直下に着く。 空木岳頂上は後僅かだ。 ↑ 空木岳駒峰ヒュッテ直下から振り返ると、池山尾根が池山へと続く。 右下の沢に空木岳避難小屋が望まれる。 ↑ 前写真をズーム。 ↑ 空木岳駒峰ヒュッテ直下から空木岳を見上げる。 ヒュッテの管理人がこちらを窺っています。 ↑ 前写真をズーム。 ヒュッテの主人が仁王立ちでこちらを窺っています。 ↑ 空木岳駒峰ヒュッテまでの稜線北側は断崖絶壁。 地形を楽しみながら進みます。 ↑ 空木岳駒峰ヒュッテのテラスで一服。 ↑ 空木岳頂上から池山尾根を見返る。 駒峰ヒュッテが眼下に望まれる。 ↑ 空木岳2,864m頂上。 後方に南駒ケ岳が覗く。 ↑ 空木岳2,864m三角点。 ↑ 空木岳頂上から奥・南駒ケ岳を望む。 ↑ 前写真をズーム。 雲が流れて兜の姿(田切岳?)が現れた。 雲が沸き周囲の稜線も見え隠れ、展望もままならず、諦めて下山します。 ↑ 針葉樹林帯を下り。 ↑ 苔むす道を急ぎます。 ↑ 池山小屋の水場で出会ったご夫婦。 今夜は空木岳駒峰ヒュッテでお泊りとのこと。 ↑ お花畑を通り過ぎ。 ↑ 駒ヶ根市街を俯瞰して。 ↑ 池山林道終点のPに無事下山です。 感謝!!ありがとう!! 駒ヶ根・こまくさの湯で汗を流します。 << 完 >> .
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04年7月25日。 昨日、塩川小屋にPして塩川渓谷沿いを登り三伏峠小屋に宿泊。 今日は、塩見岳へ登頂して同じ道を塩川小屋へ下山します。 ↑ 三伏山から振り返ると、三伏峠小屋とお花畑が広がっています。 小屋を早朝4:40に発ち、寝静まったテン場の脇を通り、シラビソの雫を受けながら三伏山へ登ります。 朝靄の懸る山々の眺望を楽しみ本谷山のコルへ下り、少し登り返したところにお花畑が広がりシラビソの若木が朝日に光り輝いています。 ↑ 後方に烏帽子岳が望まれる。 ↑ お花畑から望む、南アルプスの山々。 ↑ 本谷山直下のお花畑。 ↑ お花畑からハイマツの斜面を少し上ると本谷山2,657.8m三角点だ。 朝日が眩しい!!清々しい一日の予感です。 小黒山への尾根道を左に別け、塩見岳へ立ち枯れた尾根を東北へ下り、権右衛門沢源頭よりシラビソの斜面を登ります。 ハイマツ生える主稜線に出ると権右衛門山からの道を合わせ塩見小屋の建つP2,766mに着く。 ↑ 立ち枯れの尾根から奥に左・仙丈ヶ岳、右・間岳が望まれる。 ↑立ち枯れ尾根からの展望。 ↑ 権右衛門山分岐から塩見岳を望む。 ↑ 権右衛門山分岐から南アルプス南部を望む。 中央は荒川岳。 ↑ カラマツ稜線の向こうに、怪奇にも見える天狗岩と塩見岳が空に向かって突き上げている。 ↑ 尾根から少し下がったところに建つ塩見小屋。朝日が眩しい。 宿泊した人たちが準備に忙しそうだ。 ↑ 天狗岩へ登る登山者たち。 ↑ 天狗岩への岩場を登ります。 ↑ 前写真をズーム。 ↑ さぁ〜!!いよいよ核心部へ!! ↑ 岩場にてこずっています。 ↑ 鹿が岩場を跳んでるように下って来られます。 ↑ 天狗岩から少し下って、塩見岳への最後の登りです。 ↑ 塩見岳直下のお花畑。 ↑ 塩見岳東峰3,052mから南アルプス北部を望む。 縦走登山者が一人こちらへ登ってきます。 塩見岳は、東峰と西峰3,046.9mの小さな双耳峰で三角点は西峰にあります。 山頂で無事と展望を祈り楽しんで下山します。 撮影に夢中になり、高度計時計をお花畑で落とした模様**ザンネン!!** 三伏峠小屋に着いて間もなく、雷とドシャ降りの雨に見舞われ14:20まで1時間10分の足どめ大休憩でした。 塩川小屋駐車場へ17:20着でした。 << 完 >>
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04年7月24日。 南アルプス中央部の塩見岳は、一山だけ独立した山のように聳え立っています。 東峰3,052mと西峰3,46.9mがあり三角点は西峰にあります。 南アルプスの中では、登山口のアプローチが短く、日本一高い三伏峠2,365mを経て登るコースです。 大鹿村から二つのコースがあり、塩川小屋からのコースを歩きます。 ↑ 塩川渓谷。 塩川小屋まではバスもあり、小屋の下のPから堰堤脇の右岸を上流へ、木橋を左岸へ渡り沢沿いを登る。(6:30) 右から流れ込む小さな沢を過ぎると沢が狭まり、落差のある流れを見ながら右岸へ渡り、ブナ林を登ります。 ↑ ブナの樹林帯を登ります。 左岸へ渡り川原の中をカラマツ林の奥水無沢へ。 いよいよ支尾根へ取りつきます。(7:30) 三伏峠まで標高差約1,000mだ。標準時間3時間50分に挑戦です。 ↑ 小広場で小休憩。 カラマツ植林帯をジグザグに登り、やがてツガの大木やモミの針葉樹林帯に入り、喘ぎながら登ります。 へろへろになりながら急傾斜をしばらく登るとブナの林になり小広場に着きます。 やれやれ!!一息入れましょう。 更にシラビソ林や草付き道を登り、左稜線に本谷山を見るようになると、右から鳥倉林道コースが合流します。 分岐からジグザグ道を15分も登れば、日本一の三伏峠2,365mに建つ三伏峠小屋に着く。(12:20) ↑ 三伏峠小屋。 今夜は、ここでお世話になります。 宿泊手続きを済ませ、近くを散策してみます。 リュックを背負ってないとこんなに楽なんですね〜**ルン!!ルン!!** ↑ テン場。 一度でいいからテント泊してみたいなぁ〜。 ↑ 小屋からシラビソ林の中を行くと塩見岳へ北行する道と烏帽子岳へ南行する道が交差しています。 南へ行ってみましょう。 ↑ 分岐からなだらかな道を下ってきました。 少し下って稜線のお花畑の下へたどり着きます。 ↑ 鬱蒼とした原生林を過ぎるとお花畑が広がっていました。 ↑ 上=シシウド。左下=マツムシソウ。 ↑ ホソバコゴメクサ。 ↑ 稜線上のお花畑。 稜線の反対側から雲が沸きます。 明日は、本谷山〜塩見小屋〜塩見岳をシャトルして下山します。 <パート2へ続く> .
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