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水曜 晴。
時折、ガスが流れ幽玄な世界を見せてくれる。
昼食を終え、祠にお礼をいって12:05下山開始です。
西に向かい、いきなりから花崗岩の巨岩を幾つも飛び越え、
岩の隙間に落っこちないよう注意して下ります。
踏み跡が薄く、ルートが判り難いです。
巨大な花崗岩が折り重なり、ハイマツが行く手を遮る。
岩場とハイマツ帯の境の踏み跡が消え、
判別しにくく難儀します。
ふと振り向くと、左後方、ガスに浮く仙涯嶺が
幽玄な世界を見せています。
右・北方には空木岳が鎮座し、
東川岳とのコルに木曽殿山荘が見えています。
木曽駒や宝剣岳のトンガリは雲に隠れ見えません・・・。
空木岳と東川岳の鞍部にある木曽殿山荘をズームすると。
右前方に目を向けると三ノ沢岳から延びる独標尾根の
遥か彼方に乗鞍岳、御岳山が雲に浮く。
岩の多い尾根を抜けると、
左右に崖や崩壊地が現れ注意して通過します。
奇岩の間に御嶽山が覗く。
振り向けば乗り越えてきた岩のドームがそそり立っていた。
岩場を越えたり、巻いたり、
草付きの場所には踏み跡が必ずあるので、
岩を乗り越えたら踏み跡を探せば迷うことは無い。
踏み跡が無かったら登る岩を間違えていると考えましょう。
2712m峰は、山頂南側をトラバースして進みます。
左後方には、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山の
美しい稜線がガスを纏って美しい。
左・仙涯嶺も城砦のようなシルエット。
さすがに中央アルプス三大岩峰の一つ、
宝剣岳とともに素敵ですね。
さようなら南駒ケ岳。
12:47 標高2700m峰を通過。
2600メートル付近からハイマツの海で
足元はしっかりしているが、
掻き分けないと進めない状態です。
やがてダケカンバ繁る細尾根の樹林帯を進みます。
ワタスゲ。
撮影に夢中になり、地形図を紛失(泣)
探しに5分ほど登るがヘロヘロで断念(泣)
13:23 標高2591m峰の道標。
南駒ケ岳よさようなら。
左斜面に引き掻いた様な崩壊地が谷底へ雪崩落ちています。
13:54 標高2411mの道標を過ぎ、シラビソ樹林帯を急降下です。
檜林からツガ林に変わってくるとササが深くなる。
14:24 標高2100m道標。
五合目の前後は急登が連続します。
針葉樹の原生林から植林帯に・・・。
道脇のクマザサが刈り取られており助かります。
14:48 五合目。
変なキノコ?
15:01 4合目へ30分の道標。
突然、金網に囲まれた建物が現れ・・・
民家が近い?と思わされたが・・・
先は長かった。
木曽檜林帯の急斜面をジグザグで下ります。
15:29 ようやく今朝沢に下り立ち、
今朝沢沿いを200メートルほど遡ります。
ガレキが堆積した枝沢を渉り、
やっと「ニワトリ小屋橋」登山口に到着です。
15:37 4合目登山口。
鉄の階段を降り林道に降り立ち、にわとり小屋橋を渡ります。
15:38 にわとり小屋橋上から今朝沢の清流を望む。
今朝沢の左岸を下流へ越百山登山口まで約45分の林道歩き。
そこから駐車地まで50分、17時過ぎに到着です。
無事下山、ありがとう♪。
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中 央 ア ル プ ス
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第2日目・水曜 晴。
起床4:30。同宿の3名さんも起きられ「おはようございます♪」
1名は先に下山され、ご夫婦は木曽殿山荘もしくは擂鉢窪避難小屋泊で
翌日に空木岳から今朝沢駐車場まで下山する由。
一足先に「お先です♪」。
4:55 越百小屋前から望むと、
北に南駒ケ岳、東に越百山が黒い塊で佇んでいた。
小屋前を東へ少し下り、コルの分岐、水場への道を左に別け
シラビソの林を登るとやがて森林限界を越え、ハイマツ帯になる。
左後方に雲海に浮く御岳山や乗鞍岳、穂高連峰の峰々が望まれる。
7:12 白砂のザレた道を登ると越百山々頂に着く。
北西に御嶽山、乗鞍岳、穂高の峰々。
北方には南駒ケ岳を前面に空木岳や木曽駒ケ岳が連なっている。
山頂は360°の展望だ♪
東を望むと逆光に雄姿を浮かべる、南アルプスの峰々が雲海に浮く。
名峰・富士山が、左・塩見岳と右・荒川岳の間に
特徴ある頂きを呈していた。
南を望むと中央アルプス南部の峰々が、
奥念丈岳からピラミダルな安平路山を経て、
遠く恵那山まで連なっている。
西側の遠見尾根を見下ろすと昨夜泊った越百小屋が
赤と黄色に光って見えていた。
中央、白い雲の向こうは、今春登った南木曽岳。
これから進む北方には、仙涯嶺、南駒ケ岳が
仙涯嶺と南駒ケ岳の稜線は、険しそうな切れ込みだ。
天空の散歩道♪
右に南アルプスの峰々が、雲海の変化に容姿を変える・・・。
左前方には、御嶽山や乗鞍岳、北アルプスの峰々が
雲海で見え隠れ・・・。
振り返り見れば、たおやかな稜線を延ばし、
越百山が堂々と聳え立っていた。
道々の奇岩群に見惚れて・・・。
奇岩群と中央アルプス南部の峰々。
ハイマツの花が真っ赤になっていた。
アップダウンを繰り返し仙涯嶺へ登ってゆく。
仙涯嶺を巻き、いよいよ最難関部の南駒ケ岳コルへ岩間を這い下ります。
下山に使う北沢尾根の稜線が、
南駒ケ岳頂上から西へ延びそそり立っていた。
この北沢尾根コースは、不明瞭な個所があり
熟達者向きの難コースとの事、 不安がよぎる。
<パート3・南駒ケ岳からニワトリ小屋沢登山口下山へ。>
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火曜 晴。<パート1>
数年前、百名山の空木岳に登った時から
何故か南駒ケ岳を見てチャレンジを意識していた。
東側からの登山道は、
伊那・飯島町のシオジ平自然園の登山口を
調べたりしていたが、廃道化しているようだ。
・・・で、今回西側・木曽谷からの登山を試みた。
道の駅・大桑を出て木曽・須原から伊那川を上ること
約10km、伊那ダムに着く。
ダムから林道を少し上ると
左に広場が2段になっており駐車場だ。
数台の車が停まっている。
時刻はすでに10:40だ。
出発か明日に延期か迷っていると一組のご夫婦が、
「道を間違えて遅くなってしまった」と急いで出発されてゆく。
Yamaも「登るべぇ〜」と電波の届く所まで5km下り、
自宅へ「今日登山するべぇ〜」と連絡し11:40に出発する。
林道ゲートを摺り抜け、直ぐにケサ沢橋を渡ると
【←左・空木岳】へ
【→右・南駒ケ岳・越百山】へ
の標識に従いケサ沢林道を登る。
今朝沢の快い瀬音を聴きながら上流へ。
12:35
福栃橋を渡ると越百山(4時間)3合目の登山口1310mです。
更にケサ沢林道を50分ほど登ります。
福栃谷沿いの草叢の中を少し進み
堰堤からシャクナゲ尾根の急斜面をジグザグに登ります。
木曽ヒノキやモミの巨木、広葉樹繁る混合林。
谷から吹き上げて来る自然のクーラー。
沢音に癒され登ります。
登山道脇に「水場」の標識があり
細い管からチョロチョロと水が出ています。
「下ノ水場」です。
火照った身体に沁みとおります。
右(南)の尾根は、山肌を引掻いた様な地肌が
山の恐ろしさを感じさせます。
13:30 やがて下のコル。尾根上に着きました。
シャクナゲ尾根と呼ぶが
石楠花は少ないように思われる。
上のコルを何時の間にか過ぎ、
オコジョ平を過ぎると7合目の展望所に着く。
標識の【←方向】を見るが樹木が繁り展望は不可。
展望のない尾根道をアップダウンを繰り返し
やがて「上ノ水場」標識がある分岐に着く。
分岐を左へ50mほど行くと水音爽やかな水場に着く。
空気がひんやりと気持ち良い。
分岐へ戻り、【あと越百山避難小屋まで2.3km】
の標識を見て小屋を目指します。
シラビソの根っ子の張る急登の登山道。
標高差100mほど登ったろうか【福栃山横巻】の標識がある。
山頂をトラバースし下り道になると
前方に赤い建物がシラビソの樹間に見えてくる。
目的地の越百山避難小屋だ。
17:19 越百山避難小屋。
避難小屋だと思っていたが、営業していた。
素泊¥3000を支払い素泊小屋へ。
駐車場で出会ったご夫婦と単独男性と4人同宿だった。
<パート2・越百山〜南駒ケ岳〜下山へ>
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<パート2>
日曜 晴。
南木曽避難小屋の部屋は、コの字形の板の間になっていて
十人くらいは泊まれる広さだ。
三組のグループが食事中。
少し登るとツガの立枯れに出合い、
コルを少し登ると左に「南木曽嶽山大神」の大岩が鎮座している。
右の展望台から北西に御嶽山、乗鞍岳が望まれた。
御嶽山。
乗鞍岳。
生憎、穂高連峰は霞んでかろうじて目視できただけだった。
展望台から少し奥へ進むと南木曽岳1676.9m三角点に着く。
昼食でもと思ったが、避難小屋分岐へ戻り、
展望の良い岩上で、の〜んびり展望を楽しみながら山食を戴く。
中央アルプス連峰が一望される。
ズームして、左から麦草岳、木曽前岳、木曽駒ケ岳、三ノ沢岳、宝剣岳。
中央の左・熊沢岳、右へ東川岳、空木岳。
左端・空木岳、右へ南駒ケ岳、仙涯嶺、越百山。
未踏の南駒、仙涯嶺、越百山を予定しているが、はたして登れるだろうか。
ズームして南アルプス。
下山専用路を行く登山者たち。
暖かな日差しを浴び、展望を楽しみ13:22往路を下山します。
駐車地に無事15:34下山する。
春うららな花桃咲く上ノ原登山駐車場から南木曽岳を望む。
無事に下山!ありがとう。
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南木曽岳は、木曽谷南部の独立峰で急峻な岩峰である。
古くから山岳修験の山として崇められてきた。
登山口は、南からの蘭(あららぎ)地区からが一般的だが(3時間50分)、
今回は北の登山口・上ノ原からロングコース(4時間20分)を登ります。
JR南木曽駅の北から高架を渡り山麓を登って行くと南木曽小学校がある。
更に進み等覚寺前を通り、やがて上ノ原登山口駐車場に着く。
6:00 駐車場一番乗り〜。
準備中に名古屋ナンバー単独行の男性が先行される。
6:30 駐車場から農道を少し登ると標識があり、
その横の細い道を畑に沿って登って行く。
やがて笹繁る杉木立を登ると高圧鉄塔に着く。
7:07 第一鉄塔。685m
7:23 第二鉄塔。775m
春を謳歌する新芽が美しい。
進むと左がスギとヒノキの混林で右は自然林。
新芽が萌黄色で清々しい。
7:58/930m 自然林の中にミツバツツジが朝陽に輝き美しい。
8:03/966m 道標・南木曽岳=150分、上ノ原=55分
8:53/1155m 主尾根に登り右へ曲がる。
クマザサ繁る自然林の中、暖・急斜面を繰り返し、
左(東)に中央アルプス、右(西)に木曽谷を
樹間に見ながらの〜んびり登ります。
9:01/1575mから左後方に木曽駒ケ岳の峰々が望まれる。
9:04/1180m 見事なミズナラの巨木。
10:07/1470m 道標・南木曽岳=60分、上ノ原=120分。
10:17 所どころにバイカオウレンの群落が謳歌していた。
10:33/1570m 右後方に御岳山が望まれた。
10:33左後方に中央アルプスが勢ぞろい。
1620m付近に花崗岩の岩場が現れ積雪が凍りつき難儀する。
11:06/1650m 避難小屋分岐。
11:08/1650m避難小屋分岐から南木曽避難小屋を望む。
11:27/1655m避難小屋から恵那山を望む。
<つづく>
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