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久しぶりにウイスキーカテゴリーで |
ウイスキーあれこれ
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スコッチウィスキーの蒸留所 キャンベルタウンは、スコットランドの南西部にあるキンタイア半島の町の名前で、かつては、数十の蒸留があったが、今は、スプリングバンクとグレンスコシアの2つの蒸留所しかない。 蒸留所が減った理由は、いくつか理由があるようだが、1番大きな理由はアメリカの禁酒法の時代に粗悪なウィスキーを造り過ぎて、そのイメージが強く残ったせいで、禁酒法が解かれると、一気に衰退を始めたようだ。 実際のところ、グレンスコシアは閉鎖と操業再開を繰り返して、供給は不安定だし、落ちぶれた1930年頃には、経営難で借金地獄に陥ったオーナーが、キャンベルタウン・ロッホ(入り江)で自殺を図ったという。 キャンベルタウン・ロッホ15年 しかし、グレンスコシアはどちらかと言えばマイナーにもかかわらず、かなり旨い。変にクセっぽくなく、バランスもよくて、決してまずいことはないのに、蒸留所が苦戦しているということは、もしかすると経営戦略が下手なのかもしれない。 一方、スプリングバンク蒸留所は非常に人気の高い蒸留所で、シングルモルトとして、メインのスプリングバンク、セカンドブランドで強烈な個性を持つロングロウ、そして少量ながら出回り始めた3回蒸留のヘーゼルバーンという、3つの銘柄をを持ち、スプリングバンクとロングロウはファンが多い。 ちなみに、ロングロウもヘーゼルバーンも、かつて存在したキャンベルタウンの蒸留所の名前で、それを偲んでか、スプリングバンクが気を利かせてその名前をつけたのだろう。 また、スプリングバンクでは先ほどグレンスコシアの話題で登場した、キャンベルタウン・ロッホという入り江の名前をつけた、ブレンデッドスコッチも生産している。スプリングバンクの、グレンスコシアと対照的な人気高さと経営のうまさには、脱帽である。
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アイランズはその名の通り、アイラ島を除く蒸留所のある複数の島々の総称で、島々とは、北から、オークニ島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島のこと。 最北の蒸留所であるオークニ島のハイランドパークや、スカイ島のタリスカーが有名である。ハイランドに属されることが多かったが、今はアイランズとして、独立させて呼ぶことが一般的だろう。 個人的には、ハイランドパークがお勧めで、バランスのよさと個性を両立したモルトで、とくにハイランドパーク21年は、素晴らしいスモーキーさで、表現が難しいが、上品で美味しい煙と言うべき香りが口の中に広がって持続し、余韻が心地よい逸品。
ハイランドパーク21年はカスクストレングスといって、その名のとおり加水なしのシリーズです。 ハイランドパーク18年も非常に評価が高いので、こちらも挑戦されるといいだろう。 |
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(6)スコッチウィスキーの蒸留所 ローランド ローランドはスコットランドの南部で、全体的に癖や雑味が少ないのが特徴となっている。 現在操業しているのは3つの蒸留所と少ない。 特に、オーヘントッシャン(ゲール語で野原の片隅)とローズバンクはスコットランド唯一の3回蒸留を行い、一般的な2回蒸留よりも、蒸留以前に由来する成分が少なくなり、そのためライトで飲みやすい仕上がりとなる。 オーヘントッシャン蒸溜所はグラスゴーのすぐ近くにある。
歴史的な事情もあり、蒸溜所の多くが人里離れた場所にあるスコットランドにあっては、かなり珍しい立地だと言える。 ローランドモルトが、ハイランドのものに比べてマイルドでやや個性に乏しいのはそのためである。私が初めて飲んだ時、ジンジャーのような風味を感じた。しょうがのようにすこしハーブっぽくて、後味がドライだった。 クセのないマイルドでソフトな味は、モルト入門者や女性にうってつけでしょう。 |
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(5)スコッチウィスキーの蒸留所 グレンリヴェット(リベット) グレンリリベットはスコットランド最初の政府登録蒸溜所として有名です。 グレンファークラスはシェリー樽熟成が特徴で(マッカランも)、シェリーのしっかりした香りと味わいが魅力的だ。 名スコッチの歴史において1824年という年は記念すべき年であった。その前年に酒税が大幅に改正され、1世紀以上続いた密造酒の時代が終わりを告げた。 このグレンリヴェットが政府公認の第一号蒸留所としてスタートしたのがまさにこの年、オレンジや花のようなエレガントな香りがあり、バランスがとれた深みのある味とシャープな切れ上がりがなんともいえない。 「グレン」というのは、ゲール語で「渓谷、(小さな)谷」を意味しており、スコッチに掛けられた酒税から逃れるために密造していた時代に、人目を避けるのと水源を確保するために谷で密造が行われ、そのため「グレン」という名の付いた銘柄(蒸留所)が多い。 現在もスコットランド全体の蒸留所の、半数近くである50ほどのが蒸留所が、非常に狭いスペイサイドに密集してることからも、スペイサイドがいかに、ウィスキー造り、密造に適していたかがよく分かる。
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