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エリジュウム

エリジウム

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エリジウム 監督 脚本 製作 製作総指揮 出演者 音楽 撮影 編集 製作会社 配給 公開 上映時間 製作国 言語 製作費 興行収入
Elysium
ニール・ブロムカンプ
ニール・ブロムカンプ
サイモン・キンバーグ
ビル・ブロック
ニール・ブロムカンプ
  • スー・ベイドン=パウエル
  • ビル・ブロック
ライアン・エイモン
トレント・オパロック
ジュリアン・クラーク
リー・スミス
コロンビア映画
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/Flag_of_the_United_States.svg/25px-Flag_of_the_United_States.svg.png 2013年8月9日
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9e/Flag_of_Japan.svg/25px-Flag_of_Japan.svg.png 2013年9月20日
109分[1]
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/Flag_of_the_United_States.svg/25px-Flag_of_the_United_States.svg.png アメリカ合衆国
英語
$115,000,000[2]
$280,968,066[2]
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エリジウム』(Elysium)は、ニール・ブロムカンプ監督・脚本による2013年アメリカ合衆国SF映画である。荒廃してしまった地球とエリジウムと呼ばれるスペースコロニーを舞台とする[3]。出演はマット・デイモンジョディ・フォスターシャールト・コプリーほか[4]。製作費1億1500万ドル。
米国ではR指定のレイティングで、2013年8月9日に公開。日本では、刀剣・銃器等による殺傷表現を理由にPG12指定(12歳未満の年少者には保護者の助言・指導が必要)で9月20日に公開された。

あらすじ[編集]

2154年、大気汚染や人口爆発によって地球上の生活環境は悪化している。少数の富裕層は衛星軌道上に建造されたスタンフォード・トーラス[5]型の宇宙コロニー「エリジウム」へ移住しており、高度な科学技術により老いや病から解放され、水と緑にあふれた理想郷で暮らしている。
一方、荒廃しスラム化した地上では、大勢の人々が過酷な労働とエリジウムより遥かに遅れた医療に喘いでいる。市民はエリジウムの生活に憧れ、密航を企てる者もいるが、デラコート防衛長官(ジョディ・フォスター)は反移民法を敷き、アーマダイン社製ドロイドや傭兵を配して侵入者の排除に努めている。
そんな中、ロサンゼルスに暮らす工場労働者のマックス(マット・デイモン)は作業中の事故により余命5日と診断される。マックスはエリジウムの先端医療に希望を求め、闇商人スパイダーとの取引に応じてコロニーへ向かうが、謀略に巻き込まれる中で不平等なこの世を正すために立ち上がる[6]

キャスト[編集]

マックス・ダ・コスタ
演 - マット・デイモン、日本語吹き替え - 土田大
かつてはエリジウムに憧れる少年時代を送り、青年時代は車泥棒や武装強盗でかなり名を馳せたギャングだったが、刑務所に収容されてからは保護観察処分を受け、アーマダイン社の工員の職を得てしがない人生を送っていた。しかしある日些細なトラブルが原因で放射線に被爆し、余命5日を宣告され会社から放り出されてしまった。彼の身体はエリジウムにある医療機材でしか治せないほど重症であり、友人のフリオと一緒に過去因縁のあったスパイダーが率いるエリジウムへの密航組織の元を尋ねる。スパイダーは密航を引き受ける代わりにエリジウム市民を襲撃し、脳内に保存している莫大な資産へのパスワードを奪うというリスクの高い仕事をマックスに要求する。結局、少なからず恨みがあったアーマダイン社のCEOをしていたジョン・カーライルを標的に選ぶが、襲撃時にカーライルの脳から「あるプログラム」をダウンロードしたことによって追われる身となる。
被曝によって強力な薬剤を使わなければまともに動けないほど衰弱していたが、強力な身体能力を発揮できる第3世代のエクソ・スーツを装着する手術を受けたことによりドロイドに匹敵する力を発揮できる。カーライル襲撃時にはハイテク爆裂弾を装填した未来仕様のAK47レミントンM870などで武装し、エリジウム到着後は武器庫から奪った”チェムレイル”ライフルも使用する。
ジェシカ・デラコート
演 - ジョディ・フォスター、日本語吹き替え - 戸田恵子
地球とエリジウムを統括するエリジウムの防衛庁長官で地球市民を監視するCCB(民間協力局)の総責任者。地球人を容赦なく殺害するような冷徹な方針から、エリジウム上層部からも強い非難を浴びている。しかし本人はそのような上層部を「弱腰」と断じており、自らがエリジウムを乗っ取るためにジョン・カーライルと共にある計画を実行しようとするも、そのカギを握るプログラムをマックスがコピーしてしまい、彼を確保する任務を傭兵のクルーガーに命じる。
M・クルーガー
演 - シャールト・コプリー、日本語吹き替え - 斎藤志郎
地球に滞在しているCCB(民間協力局)所属の傭兵。エクソ・スーツを着たマックスをスーツ未着用の状態で倒すほど極めて高い戦闘能力持つ。
しかし同時に度を越して残虐な性格であり、レイプや誘拐、拷問など15件の非人道的な行為に及んでいる。その危険性故にCCBから解雇されるが、ジョン・カーライルがデータを奪われたことによりデラコート長官の極秘の仕事を請け負うこととなる。日本刀やナイフなどといった刀剣を主に愛用しているが、超長距離を航行する高性能スタビライザー搭載ミサイルを発射するミサイルランチャーや電磁シールド、爆発式の手裏剣など数々の未来兵器も使う。また物語終盤では最新型のエクソ・スーツを身に付けてマックスと戦う。
スパイダー
演 - ヴァグネル・モーラ英語版
地球の闇商人であり、地球人をエリジウムに密入国させる組織のリーダー。足を怪我しており、杖をついている。マックスにエリジウムに行く条件として、エリジウム市民が脳内に保管している莫大な預金や資産などのパスワードを手に入れるように要求するが、彼が予想外のものを手に入れたことにより今回の事件に巻き込まれる。
本心ではエリジウムと地球の格差に苛立ちを感じており、マックスがジョン・カーライルから奪ったプログラムを利用して自らの理想を叶えようとする。
フレイ
演 - アリシー・ブラガ
マックスの幼馴染の看護士。重病の娘をエリジウムに連れて行く事を望んでいる。
フリオ
演 - ディエゴ・ルナ
マックスの友人で元ギャング仲間。スパイダーとも繋がりがある。
マティルダ
演 - エマ・トレンブレイ
フレイの娘。末期の白血病に罹っている。
ドレイク
演 - ブランドン・オーエット
クロウ
演 - ジョシュ・ブラッカー
クルーガーの手下となる傭兵二人組。クルーガー同様残虐で無抵抗の人間を撃ち殺すことに微塵の躊躇もない性格。ブラジルのカイザークロウ社製銃器や、南アフリカ国旗が描かれたオリックス R-165 レイヴン・VTOL機を使っている。
ジョン・カーライル
演 - ウィリアム・フィクナー
エリジウムの住人でアーマダイン社CEO。エリジウムの設計者で、地球人達を汚物のように見ている。
ある過程でマックス達に襲撃され殺害されるが、彼の脳内にはデラコート長官が考えた恐ろしい陰謀の鍵が隠されていた。
マニュエル
演 - エイドリアン・ホームズ
スパイダーの仲間の一人。マックスが使う武器の性能を説明していた。自身もカスタムしたFNミニミやベクターR4などで武装することがある。
サンドロ
演 - ホセ・パブロ・カンティーヨ
スパイダーの仲間の一人。カーライル襲撃計画ではクラッキング担当。
CCBエージェント
演 - カーリー・ポープ英語版
CCBエージェント
演 - マイケル・シャンクス
パテル総裁
演 - ファラン・タヒール
夫人
演 - タリサ・ソト
技術者
演 - テリー・チェン

製作[編集]

アカデミー賞4部門にノミネートされた『第9地区』(2009年)のニール・ブロムカンプが脚本、監督を務めている。前作では出身地の南アフリカ共和国に残る人種差別問題をSFエンターテインメント作品に仕立て上げたが、本作でも現代の格差社会を地上と宇宙、ディストピアユートピアに二極化した近未来世界に投影している。
2011年1月、インディペンデントスタジオのメディア・ライツ・キャピタルは『エリジウム』を提供してもらうために大手スタジオと会談し、ブロムカンプは美術デザインを見せた。最終的にソニー・ピクチャーズがより良い条件を出したために参加が決まった[7]
2011年7月よりブリティッシュコロンビア州バンクーバーで撮影が開始された[8]。2012年10月時点では再撮影が進行中であると報じられた[9]
メインキャストにはマット・デイモン、ジョディ・フォスターというハリウッドスターを起用。『第9地区』の主演シャールト・コプリーが前作から一転して冷酷な悪役を演じた。
ニュージーランドのWETAワークショップ強化外骨格「エクソスーツ」などの小道具を制作。宇宙コロニーのコンセプトデザインには、『ブレードランナー』などの未来的デザインで知られるシド・ミードが協力。他にもヴェルサーチブガッティジョルジオ・アルマーニなどの企業がメカニックやコスチュームのデザインを提供した。

公開[編集]

ソニー・ピクチャーズによる最初の発表では2012年後半公開の予定であった[7]。その後2013年3月1日に変更されたが、『オズ はじまりの戦い』との競合を避けるために1週間遅れの3月8日に再変更された[10][11]。2012年10月、ソニーは2013年8月9日に再度変更した[12]
全米3,284スクリーンで公開され、3,050万ドル(約29億4,200万円/1ドル=96円換算)の成績を収め、全米ボックスチャートの週末成績1位を獲得[13]。マット・デイモン主演作では「ボーン」シリーズ以来の好スタートとなった[13]。ただし、オープニングの興行収入は前作『第9地区』の約3700万ドルを下回った[14]

評価[編集]

2013年9月15日現在、映画レビューサイトRotten Tomatoesには、222件のレビューがあり、批評家支持率は68%となっている。一般観客の支持率は65%である。エリジウムへの評価を総括すると、「『第9地区』という素晴らしいSF映画の後では、『エリジウム』は少し物足りなく感じる。しかし、十分満足できるレベルだ。」となる。[15]

参考文献[編集]

  1. ^ ELYSIUM (15)”. British Board of Film Classification (2013年7月15日). 2013年7月15日閲覧。
  2. ^ a b Elysium”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年9月15日閲覧。
  3. ^ Staff (2011年7月20日). “SDCC: 'Elysium' Viral Launches”. ComingSoon.net (CraveOnline Media, LLC). http://www.comingsoon.net/news/movienews.php?id=80039 2011年7月21日閲覧。 
  4. ^ http://www.iamrogue.com/news/movie-news/item/7930-first-look-at-sharlto-copley-in-neill-blomkamps-elysium.html
  5. ^ Meredith Woerner (2012年7月11日). “New Elysium concept art shows off Matt Damon's perfect space station”. 2013年2月10日閲覧。
  6. ^ Chitwood, Adam (2012年6月14日). “First Synopsis for ELYSIUM, the New Film from DISTRICT 9 Director Neill Blomkamp”. ScreenRant.com. Screen Rant, LLC. 2012年8月25日閲覧。
  7. ^ a b Kit, Borys (2011-01-19). “Sony Snags 'District 9' Director Neill Blomkamp's 'Elysium'”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/blogs/heat-vision/sony-snags-district-9-director-73559 2011年11月18日閲覧。. 
  8. ^ Staff (2011年7月21日). “The bald identity: Matt Damon shaves his head for new tough guy role”. Daily Mail (Associated Newspapers Ltd). http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2017053/Matt-Damon-shaves-head-Elysium-role.html 2011年11月18日閲覧。 
  9. ^ Eisenberg, Eric (2012年10月10日). “Matt Damon Takes A Small Part In Terry Gilliam's The Zero Theorem”. Cinema Blend. http://www.cinemablend.com/new/Matt-Damon-Takes-Small-Part-Terry-Gilliam-Zero-Theorem-33483.html 2012年10月12日閲覧。 
  10. ^ McClintock, Pamela (2011-03-09). “Neill Blomkamp's 'Elysium' Has a Release Date”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/neill-blomkamps-elysium-has-a-166133 2011年11月18日閲覧。. 
  11. ^ Kroll, Justin (2011-06-09). “Luna in talks to join 'Elysium'”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118038335 2011年11月18日閲覧。. 
  12. ^ McClintock, Pamela (2011-10-15). “Sony Pushes 'Robocop' to 2014, Moves 'Elysium' to Summer 2013”. Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/news/sony-pushes-robocop-2014-moves-379137 2012年10月15日閲覧。. 
  13. ^ a b "タイムラインの写真". エリジウム公式Twitter.(2013年8月12日)2013年8月25日閲覧。
  14. ^ "【全米映画ランキング】鬼才ニール・ブロムカンプのSFスリラー「エリジウム」が首位デビュー". 映画.com.(2013年8月13日)2013年8月25日閲覧。
  15. ^ Elysium”. 2013年9月15日閲覧。

関連項目[編集]

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すっかり忘れていた。

2013/11/26(火) 午後 2:44 [ AH ]


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