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ぱっしょん・ぱっしょん・ぱっしょん。
 対戦相手はどんな気分で少年と向き合うのだろう。

 ここまでのフィーバーで何かと記録、記録と中身のない下品な質問ばかりする記者にうんざりしてしばらく見ていなかった。キッカケになったのはやはり佐々木勇気戦。彼の準備に目が留まり、動画を追っていくと様々なことが見えてきた。とにかくマナーだ。

 佐々木勇気に関しては賛否あることは想像に易しい。だが若者らしく、私は好きである。生意気が通るうちは、思いっきり生意気すればいい。小奇麗な若者など何の魅力もない。若くて強けりゃ踏ん反り返る、その方が人間として自然だ。

 肝心の動画は1-3まであるのが、だんだんとスイッチが入る勇気は面白い。

この動画を全部見てみれば、藤井聡太が持つ様々な「クセ」に気づく。それをなんとなくほのめかす勇気、そう、目の前に座る中学生はちょっとしたPC並の速度で手を読むことができる「特技」を持つ少年なのだ。これは努力とかの部類でどうこうなる領域ではない。どうも「普通」ではないのだ。その様子は彼の対局姿勢を見ていれば自然とわかってくる。そして、私が一番言いたいのは、彼の持つ集中力がもたらしてしまう、マナーの悪さである。これが故意ではないのが始末に悪いのだ。これは師匠杉本の責任と言わねばならない。

 だが、ライオン風に言えば「金のガチョウ」に泥を塗ることは、どうも今の将棋界は厳禁らしい。

 皆、口を揃えて「すごい」「考えられない」そして「完成度の高さ」をいう。
そんな右ヘならえ、の空気に真正面からアゲインストの立場を取るのがこの時の勇気なのである。その反抗心と勝った実績からくる、漲る自信、が手に取るようにわかってこの頃の勇気は面白いオモシロイ。

 クセ、及びそれらを裏付ける事実

 ・絶えず手に取り、開閉の連続を繰り返す扇子。相手の手番でも絶え間なくその動作を繰り返す。その音がうるさい、私が相手なら恐らく我慢できない。それは他の動画を見て確認した。これは現在でも見られる。
 ・口周りの行儀の悪さ。下唇をブルル、パッパッと鳴らし、唾を飛ばす。不快な音が出る。相手の手番でも。(この動作は現在では見られない初期のもの。瀬川戦なので見られる。瀬川の休憩時のカメラに対するリアクション、投了時の口元にワザとらしく添えるタオル、記録里見のマスク、などがそれを物語る。)口元にハンカチを当てるようになったのはこの後のこと?。
 ・対松尾八段戦、局後の松尾の別室への誘導。対応が大人だが、その事実が見える。全ては見ていないが、その後の対局は大部屋ではなく個室で対局が行われているように思う。報道陣への対応が主な理由なのであろうが、音の問題もあると思う。
 ・読む時、左前傾姿勢になり盤に没頭する。
 ・自分が悪いとダレる。深浦戦が如実。
 ・詰み、読み切り、全てわかった時は背筋が曲がり、まるで「もう終わったよ」といわんばかりの態度が子供の様に出てしまう。(今は知らないが連勝中は見られる。)
 ・勇気の言う通り、相手の手まで読んで、それが態度に出てしまう。難しければ読む姿勢になり、答えが出ていれば、子供が出る。
 ・佐藤真一五段戦、扇子の音全開。口癖のブルル、パッパッも聞こえる。解説が読み切れない詰みを瞬時に読み切る。(イヤホン推奨。8:40から扇子→口ブル→指すのリズムがハッキリとわかる。昔は佐藤の黒いボヤキがあったように記憶している。32:55ぐらいの「簡単には折れないよう」は相手に対してではないか?現に将棋の内容は圧倒なのだ。)↓この動画は音のすごさがハッキリわかる。

 とまあ、ざっと挙げてみたが、これらは動画を見ただけで推測した私の主観である。が、そんなに遠い事実ではないと思う。もっと精査すればまだあると思うが、大体わかったのでこれ以上は調べていない。とにかく今の問題は扇子の音。

 動画を見ているこちらですら「うるせ〜な〜」となるのだ。対局者なら迷惑千万だろう。先にも書いたが、これは師匠がキチンと指導すべき躾の問題。相手の手番でもお構いなしの姿勢はさすがによくない。ようは、お行儀が悪いのである。

 おいおい直るとは思うが、相手が考えているときは邪魔しない、はスポーツマンシップならぬ最低限のルールとマナー、というか原則に近いものだと思う。これは年齢は関係ない問題なのであえて書いた。今はブームに乗っかっている連盟もそろそろ姿勢を正してもらいたい。棋士間から溜まった不満が出るのは時間の問題なのだ。

 世間の評価は将棋が強い天才少年だが、私にその印象はとっくにない。今はただ、特殊能力を持つ人間である。対局者、これからガチで当たりそうな面々は今、虎視眈々と人間的な弱点を探っている真っ最中だと思われる。そのPCに有効なウィルスを研究中なのだろう。そう、読みではもう勝てないとわかりきっているのだ。

 今までの棋士とはまるで違う、作りが違い過ぎる、ライバルは……現るか。
 

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その男 高橋道雄

 最近高橋九段の将棋を見ている。訳は色々ある、それが重なる、それが訳だ。
藤井九段の解説や雑談をユーチューブで見たり、羽生の昔の映像を見たり、んでもって一番印象深いのは「私は名人に成り損ねた人間ですから」と俯きながらいった姿。
全ては過去のことで、遠い昔を回想するような語り口と表情、(僕の全てはあそこにあった)と言わんばかりの口ぶりに思わず見入った。後はこの理由に周りの彼に対する反応を追っていけば、あ〜これは全棋士、それもトップが高橋の将棋を見てきたんだ、とわかる。米長・加藤らをストレートで破って防衛とか絶頂期は結構すごい。んで今日はまだ数局だが、高橋らしい、と唸るような将棋を見つけたので紹介したい。

 谷川がウサギなら高橋はカメ、誰もが疑わないだろう、これほど俗な例えがしっくりくる2人も逆に珍しい。そしてこの時ウサギはカメの恐ろしさを身をもって知った。このシリーズは3-1で高橋がタイトル奪取。谷川がはじめて後輩に抜かれた瞬間ともある。

1987年棋王戦第三局 58手目
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4筋で銀交換をした直後、後手の谷川は狙いの一手を指す。端から香を入手して4四から打つ狙い、対して高橋の次の一手は観戦記者中平邦彦によると「谷川には絶対指せない手」と記している。『棋士ライバル物語』強者たちの盤上盤外、参照。
 高橋は黙って4八に飛車を引いた。以下△9六歩に▲9八歩と受けた。中平は無条件の屈伏、と書き、屈伏を二回重ねた後に「これが高橋将棋の強さ」と述べている。
 プロにとってはそんなに指しにくい手らしい、だが高橋は「この手が一番粘れる」と忍んだ。非を認め、砦一個タダでやった、って感じだろうか?まぁ〜私の感覚などどうでもよいが、ともかくこの飛車引きを堺に谷川がおかしくなったらしく、形勢は高橋へと傾くわけだが、そこはプロ、そんなに簡単ではない。

 図から高橋が放った一手に驚愕しこれを書いているわけなのだが、さぁ〜果たして当てられる人はいますかな?まぁ〜難しいと思う。
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  30秒〜













  55秒〜  7.   8.   9.



 87手目 先手▲3九角  打てる?これ。

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打たれてみれば、なるほど納得できる理屈は見えてくる、が8四とか8二とかが自然で、もしこの角が空ぶったらそれでおしまいである。ギャンブルするには、にしてもこの角は打てない、まぁ〜すごい感覚だ。5七の銀を取ってしまえば話が早いということだが、それにしても、まだ6三歩成りとかのがわかる。谷川にしてみれば文字通り、一秒も読んでない手であったであろう。事実この二十手後に谷川は投了に追い込まれる。

 全盛期を知る人ならタイトル獲得数5期の実力は承知だろうが、今はアニメ好きのオッサンである。そして謙虚でいつも所在なげなやさしいオッサンである。当時の読み物を見ると、相当無口だったらしい、中原曰く「あんまり無口なのもね」と周囲に愚痴をこぼしたらしい。なんでも自分が勝った感想戦でも喋らず、指摘されると黙って駒を動かすだけだそうで、なるほど、それはちょっと困る。藤井九段戦の藤井の敬意の態度とか、羽生のコンピューターのデータにやたら高橋の文字が並んでいたとか、理由はそんな小さな断片が積み重なって私はこの角に行きついた訳だが、そんなことで、次の一言で締めたいと思う。

 「流行の雁木より終わった矢倉」

 高見君、アマにも捻くれた意地は確実に存在するのだよ。タイトル5期以上取って高橋に言ったら認める、今は勝って当たり前の時期、履いた唾呑むんじゃね〜ぞぉ。と嫌味を言いつつ、純文学の再ブームを待つとしよう。

 以下はその棋譜です。↓

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貴乃花の行方

 青木がヤクルトへ復帰、3年10億と紙面が伝えている。青木の能力や集客力を考えると安いと思う。複数年が決め手になったのだろう。3年フルはきついと思うが1年は出られない、なんてお約束はやめてもらいたい。

 さて、本題に入る。今回は大相撲。ここ数か月紙面やニュース、ワイドショーを白熱させている。この構図はどこかの本職の分裂の構造と一緒じゃね?と思う方も多いだろう。年寄りは若いのを潰す、若いのは古いものを壊そうとする。この構図はある意味世界に通ずる普遍的なテーマで最も古く、根源的なテーマであるといえる。破壊と創造。行きつけの風呂やのサウナで、貴乃花親方がインタビューに答える映像を見た。ので少々。

   やっぱ違和感

 笑顔が気持ち悪い。その作り笑いに「やっぱこの人普通じゃないな」と思わされる。何でもこのTV出演は違反らしく、理事選の前に勝手なことしやがって、と八角周辺は息巻いているらしい。まったくバカげた話である。一派の会合があったホテルを張っているカメラがある時点でおかしい、明らかにリークである。そして各親方が高級車で出ていくなか、貴乃花だけはタクシーで、それもカメラに向けて会釈、完全にTVと通じていることが伺えた。そして例のインタビューへ、まるで茶番である。
 何かと付きまとう洗脳説、それを信じさせるに十分な映像と問答だった。実際には洗脳とまではいかないまでも、考え方や他人に対する接し方が著しく偏った人間になったのだろう。若い時に強くてお金持ちで地位もあった。そして、世の中の妬みにもてあそばれた。人を信用できないのだろう。何を考えているのかまったくわからない。だが、付いていく人間が相当数いるのは現在の相撲界が相当にオカシイのがわかる証拠でもある。中でも錣山親方の存在が大きく、「自由な立場でモノをいえるようになりたい」と割って出たのは有名。

 この2人の現役の時の初取り組みは有名で、負けた寺尾の悔しがり方は今でも焼き付いている。絶対に勝てると思っていたらしくそれをひっくり返されたことに我慢ならなかったらしいが、少々パフォーマンスも入っているのでは?と思ったものだ。

 だが人物は人を引き付ける。解説を聞いていると快活で適格で平等、精神的清潔感を感じさせる。マスクもよく女性受けも良いだろう。要するに貴乃花にとってはこれ以上ない援軍なのは明白で、これに追随する親方も多くいただろう。そう、この寺尾の存在が大きいのだ。

  力の世界

 私は将棋が好きで、その構図も将棋界とよく似ている。構成員は全て元力士であり、例外がない。(第三者がいない、横審は置いておく)そしてそれは「強い者が一番」という最も単純なルールが支配する世界であり、それが己の指針となっている人間が作る小さな社会ということである。「強え〜やつが一番、弱かったのは黙れ」ってな空気がどうしても存在するのである。だからそのルールからすると貴乃花と八角ではケンカにならないのである。貴乃花のあの強気はそこからきているのは容易に想像できる。
 なまじか人気があり過ぎる為に組織は潤沢であり、そこに発生する利権を巡る今回の抗争であるが、そこを考えると世論は貴乃花派を押すのは当然である、が、如何せんその貴乃花が危うい。

  貴乃花の資質

 やはり相撲界を背負って立つには問題がある、と言わざるを得ない。事の発端である日馬富士問題を見ても、伊勢ケ浜親方が部屋にまで横綱連れて謝りに行っているのに、それを無視した。これは足蹴にするようなものである。事の経緯はどうであれ、これは大人の取るべき行動ではない。知らなかったなどという子供の言い訳は通用しない。伊勢ケ浜の会見での涙は少々しみったれた感もあったが、己が弱かったから、との無念の思いも感じさせた。こういう所があっては大所帯を預かるにはどうしても問題があると思う。個人では強いだけでよいが、組織は強いだけではダメなのだ。それは弱い者が集まることで社会を形成していることと同じで、個人だけは限界があるのである。そのことをまだ十分に理解していない。あるいは理解できないかもしれない。

  寺尾こと錣山をトップに

 結論として理事選を勝てば(二名当選)錣山をトップに据えていくのが最も妥当な人選であろう。人気、信用、マスク、十分に頼れる人物である。横綱ではなかったので、どうしても力の世界である相撲界では、自分がトップに立つべきではない、との思いが本人には強くあるのだろう、だから貴乃花の元で相撲界の為に全力を尽くす、と思っているのではないか?
 貴乃花の元で若頭として尽力しているが、将来は錣山がトップに立つのがどう見ても理想である。本人にその気はないだろうが、周りがその方向へ持っていくべきだ。彼なら八角陣営とも上手く交渉できるだろう、これは貴乃花では無理だ。よって組織運営には錣山が最も適任である。

 血が濃すぎるから問題が起こる、これは将棋界も同じ。やはり第三者を入れることが最も簡単で効率が良いと思われるがこれができない、しようとしない。利権を他人に渡そうとしないのはわかるが、権力が集中しすぎていることが問題なのだ。相撲人気は衰えることを知らずまだまだ白熱が続きそうだが、そろそろ変革の時を見たい。

 やはり気持ちのいい人ですわ 暇つぶしにどぞ↓
 

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 ついにこの時がきた。この目で見ることが、瞬間を共に生きることが、

 羽生善治が空前絶後・前人未踏・千載一遇、言葉が・・・追いつかない。

 将棋界の七大タイトル全ての永世称号を手にした。

 誰もが、あと一つ、と願っていただろう。

 屈辱の3勝からの4連敗という記録を作った彼は、その借りをその相手から返した。

 なんという喜びと驚愕と感動だろうか、

 とにかくおめでとうございます。と賛辞を贈りたい。と共に感謝を。

 素晴らしい瞬間、時、今、過去、未来、全てに感謝したい。

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もう一週間

 NHK杯を久しぶりにリアルタイムで見ていたのでついでに、
 
 負けても元気な糸谷君は実に清々しい、本当に内心も、あんな風に切り替えられているのだろうか?実体験からすると甚だ疑問なのだが?見た感じはサッパリしている。こういう所が彼のいい所と再認識させられる。見習うべきだが、とてもできない。

 こんなヒドイ負けでもTVの手前、感想戦は行わなければならない。実際に糸谷側を持って真剣に行う人は・・・ここには来ないだろう。木村のグチャグチャな駒と田村の顔が浮かぶ。こんな時、普通の人は相掛かりや横歩のオッカネエ〜ところが出ただけだ、とこの様な将棋は振り返らない。逆にこんな負けの方が引きずらない。異名のごとく一刀両断された糸谷君も・・・だけはそうはいかない。TVのオッカネエところも出た。見ている方はあまり面白くないんですけどね。1人隣の井上が楽しいオーラ出しまくっている。まぁ〜たまにはこういうのもアリですかね、結果を受けた両対局者を見れるのはTVの醍醐味でもあるし、郷田の受け答えも、糸谷の若さと大きさも、見ていて微笑ましかった。

 さて、前回の正解を結びに。 皆さん、見えましたか?
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正解=▲7三馬

スバっと馬捨てが、この一手。 

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将棋雑談と次の一手

 久々の更新、何かと忙しかったり、やる気が出なかったりと、まぁ〜そんな感じ、
手こずった「次の一手」があったので最後に、まずは軽い雑談から(スルー化)

 今期の順位戦を覗くと何やら順当な滑り出しが多いなぁ〜と思う。C2は藤井君の白星街道にベテランや中堅が意地を見せている格好となっている、はてさて、どちらがこの混戦を抜け出すのか見物。谷川や羽生でさえストレートとはいかなかった本場所、やはり順位戦でしか現れないナニカは存在するだろうが、藤井君には是非ともそれらを吹き飛ばしてもらい最短記録を作ってもらいたい。
 C1も千田や永瀬など有力株が上位を占めているが、詰将棋の雄、宮田が5−0と気を吐いている、もともとの才能は棋士間でも非常に高く、体が丈夫ならとっくに、ってのは有名。今期は体調が良いのか、ガス欠にならなければよいが。とにもかくにも、このクラスは面子的に乱闘気味の殴り合いって感じで面白い。
 B2は今タイトル挑戦中の中村が4戦全勝、野月はマグレなので眼中なし(特にNHKの解説、ムシズがはしるぐらいに腹立つのは私だけだろうか?)。中村はイケメン&高学歴なのでTVやイベントに引っ張りだこのなか、きっちり結果を出してきたのは、ものすごい評価に値すると思う。普通はそれだけでいいお金になったりするから将棋の勉強が疎かになってしまう棋士も多い(おまえだ!山崎ごるあぁぁ!)だが、表に出ていい方に向かっているのは、きちんと自己管理が出来ている証。よくNHK杯の記録係がいい方向に行く傾向がある、といわれるが全員良い方向に出るわけではないのは周知の事、中村はそれを自分のペースで己の力へと変えた。現在、羽生相手に二連勝中、初奪取の可能性は高い。前の王座戦(2013)の第一局は忘れない。ものすげ〜つえ〜わ、ってか、ここまで伸びたか・強くなったか〜本気で思った。んで、マジ取る、って本気で思った。んで結果を受け羽生の恐ろしさを再認識のパタン
 それと心配なのが先崎、何かと多忙な人であったろうが休場と最初聞いたときには信じがたかった。表ではへらへらのらりくらり、といったイメージはあるかもしれないが、将棋に対する彼の情熱は私の知る限りでは半端ではない。一刻も早い復帰を願うばかりだ。とりあえず観戦記からでも復帰してもらいたい。あなたの文を心待ちにしているファンは沢山いる。早く元気な姿と文を見せてもらいたい。
 B1は前期、山崎の昇級を退けた阿久津が1位で好成績だ、去年の勢いが残っているのか?はたまた米長哲学健在となるのか?これも見ものである。糸谷が全勝だが、まだ序盤だし、なんせ安定感のある棋士はいない。したがって見方によっては一番面白いクラスかもしれない。
 そしてA級、三浦が11位ってどうなってんの?とかはあまり触れないでおこう。羽生も渡辺も手傷を受けている。まぁ〜A級だなぁ〜と思わせる。しかし全勝がいる。豊島である。なんというかねぇ〜、まぁ〜正直つまづき過ぎた感は否めない、私の予定だと、とっくにA級で名人挑戦をしてて、タイトルは2個ぐらいもっていて、合計4期、ぐらいの勘定だったのだが、えらく失速した。あと一歩の所で、と本人が言っているが、私が一番印象に残っているのはこれまた2013年の竜王戦決勝トナメの対谷川戦。
この一局を落とした豊島に私は期待していたものを大分下した記憶がある、いくら谷川といっても落ち目の永世名人相手に、なにやってんだ!って思ったのは私だけじゃないはず。なんでもない所ならよかったが、負けた場所が最高の最悪だった。そんな彼は長く低迷が続き、天彦に先を越され、どんな気持ちだろう、今。このまま変わらず、今期こそ宿敵、生涯のライバルであろう天彦に挑戦してもらいたい。山崎がコケて「運」を味方につけて上がったA級だ、これも何かの因縁、開き直って突っ走れ!

 とまぁ〜将棋談義はこの辺にして、冒頭の「次の一手」を紹介します。ネタ元は、わかる人にはすぐわかります。それでは、いきやす!
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 こんな簡単な問題取り上げてんじゃねぇ!って人はスルーお願いします。
実戦で出そうな形でもあり、いい問題かなと思いました。ではどぞん〜。
なお回答は次回。待てない!って方は一言くれれば解説をコピペでお送りします。

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菅井 王位奪取!!!

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 幾度のチャンスをモノにできない者もいれば、一度のチャンスを掴む者もいる。

 これまで、彼は苦難の道を歩んできた。順位戦での頭はねなど幾度あっただろう。
だが、不撓不屈の精神で歩んだ先に、一つの栄光を掴んだ。キンピカのと金になった。この結果を受けて見れば、今までの苦労は報われた、と、いうべきであろう。羽生善治、いわずと知れた、神の子を4勝1敗という結果をもってして退けた。結果もさることながら、内容でも圧倒していた。最終局も3時間以上残している。完全勝利といっていいだろう。

 一度、彼の事はNHK杯の記事で書いた。だが、こうも早く結果を出すとは思わなかった。やはりタダ者ではない。って、んなこたぁ〜みんな知ってますよね。
 羽生は下手に強い、とよく言われる。だが5局全般を通して見ると羽生としては完敗であろう。今は、竜王戦に備えて準備している、と信じたい。というか、王位はいいから竜王取って、が私のみならず、多くのファンの本音だろう。にしても強かった。

 ボタンダウンの菅井君(勝手なニックネームだが、なかなかいい、と私は思っている・W・)今日の和服は・・・似合ってないwなんじゃ〜その色のデコボコ感はw
けど、そんなことどうだっていいよねwとにかく初タイトルおめでとう!!!

 羽生を相手に、変な三間飛車、いやw、振り飛車一本での奪取、この結果は大きい。今の今まで居飛車に押しに押されていた振り飛車党にとってこれ以上ない吉報だ。久保王将の存在を忘れてはならないが、これで新たな柱が生まれた。振り飛車の定跡、特に今シリーズの菅井の棋譜は、これから隅々まで研究対象になることになった。
 藤井システム、ゴキ中、以来の振り飛車ブームの再来を予感させる。

 とまぁ〜、かたっ苦しいのはこの辺にして、とにかく菅井!おめでとう!
その和服、おもくそ似合ってね〜ぞw けど、ほんっと、おめでとう〜〜〜!!!
 うらぁ〜永瀬、豊島、千田、佐々木、etc・・・菅井は一発でモノにしたぞ〜!
モタモタしてっと、歳だけくっちまうぞぉ〜、純粋な水も時が経てば濁るんだぞぉ!

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松尾1勝

 相がかりから双方が動きの取りにくい展開、端攻めを決行した後手の羽生が良さそうに見えたが、地味ながら一組優勝者、最後はきっちり余して勝ち切った。これで挑決は五分、まったくの五分、うむ〜、わからなくなってきたが、やはり羽生に目が出ることしか考えない。考えたくないのかもしれないが、やはり松尾では役不足だ。

 順位戦もおもしろい、A級は三浦が11位におり、最終戦が渡辺戦、なにも最後に組まなくたっていいじゃん、と思ってみたものの、これはこれで面白い。と思うようになった。そこになんらかの昇・降級がかかればもっと面白い、とまぁ〜見ている方は、まったくもって気楽である。当人だったらもう・・・・・・、考えたくない。

 ニコニコ動画での中継をはじき出されるまで、ほんのつかの間見ていたが、やはり竹部はダメだ。見ているこちらが気分悪くなるし、何よりプロフの写真は、なんじゃあれ。きもだめし?まったくもって恐ろしい写真である。某TVにも(アウトデラックス)電話出演した際、放送事故ギリギリでだった、あれは表に出してはいけない女である。相手をする棋士は戦々恐々とするだろう、今回は田村康介であったからよかったが、並の棋士なら、竹部パラレルワールドで一撃撃沈必死である。

 とまぁ〜今日はこんな感じで締めたいと思う、連盟さん、竹部だけは表向きじゃないよ・・・・・・、見たかい?あのスカート・・・あれで電車乗る女だよ・・・もう少し人選を考えて下さい、イヤホント、もりあがってきた将棋界の為です。

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 藤波について、先日書いたが、同じ様な見解を丁寧に書いている記事を発見。金本監督の起用法についても疑問を投げかけている、ファンはご一読あれ。(こりゃご法度だけど、楽でいい{苦笑})

先日、日刊ゲンダイでの私の連載『対岸のヤジ〜プロ野球自腹言論』において「なあ藤浪晋太郎、野球は楽しいか? 野球で最近笑ったか?」と題したコラムを発表した。去る8月16日の広島戦に先発した阪神・藤浪が、あろうことか広島・大瀬良大地と菊池涼介に死球を与えてしまった、あの試合の直後のことだ。
 あのとき、大瀬良の優しい対応はもちろん、降板時の藤浪に送られた客席からのエールも含めて、とにかく厳しい現実とは裏腹な周囲の温かさが余計に藤浪の深刻さを物語っていた。以降、多くのメディアが今まで以上に彼の制球難(ことさらイップス説)について取り上げるようになったが、私としてはそういうデリケートな問題の各論に入る前に、そもそも今の藤浪の沈鬱な表情や蒼ざめた顔色が気になってしょうがない。
 もしや藤浪は野球自体が嫌いになっているのではないか? もっと掘り下げると、日々の生活でさえも苦しいのではないか? そんな人間としての根源的な精神問題が脳裏をよぎり、冒頭の連載ではそのことを中心に私見をつづらせていただいた。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AAqFptJ.img?h=971&w=728&m=6&q=60&o=f&l=f&x=999&y=778© 文春オンライン 制球難に苦しんでいる藤浪晋太郎 ©文藝春秋

早期復活を目指して実戦を重ねる、これまでと変わらない阪神の方針

 果たして、その後の藤浪は二軍に降格すると、早くも二軍戦に登板した。私はこういった流れを受けて、今度は文春野球で再び藤浪を取り上げたいと思うに至った。
 阪神首脳陣としては、あくまで早期復活を目指して実戦を重ねていく方針のようだ。すなわち、ここまで事態が深刻化しても、再生方針自体は今までと大きく変わらない。一部報道によると、シーズンオフに米国留学のプランもあるらしいが、今の藤浪については来たるシーズンオフよりも“現在の精神状態”が心配でならない。
 確かに、何人かの阪神OBは「実戦のマウンドで自信を取り戻すしかない」といった意見を展開している。また、その実戦とは二軍よりも一軍のほうが良いという。一軍のプレッシャーに打ち克って自分のピッチングをすることが、なによりもの心の薬になるわけだから、がんばって乗り越えてほしい――そういう期待含みの叱咤である。
 複数のプロがそう言うのだから、本来はそれが正論なのかもしれないが、今の藤浪を見ていると、もしやその正論は正論であるがゆえの頑迷さをまとってやしないか、と思えてくる。なにしろ、マウンドの彼はとてもじゃないけど好きな野球をPLAYしているようには見えない。折しも8月17日、元広島の北別府学氏が『藤浪投手に寄せて』と題したブログ記事を投稿し、その冒頭で「藤浪投手が野球が面白くないと話していたと聞いた」とつづったが、確かにそう漏らしていても不思議ではないくらい彼の表情は重く、暗い。

今の藤浪に発破をかけることは逆効果なのではないか?

 そう考えると、今の藤浪に実戦登板を何度も促して、「乗り越えろ乗り越えろ、がんばれがんばれ」と発破をかけることは、かえって逆効果なのではないか。
 金本知憲監督は先述した8月16日の広島戦の前々日に「(今回の先発は)今後、彼の人生を左右する」などとコメントして話題を呼んだが、個人的には危うい言葉だったように思う。金本監督ならではの体育会系的な荒療治は、精神力を鍛えるためにはある程度なら有効かもしれないが、精神に負った深い傷を癒すためには無効どころか、そこに塩を塗る行為に近い。鍛えることと癒すことは、まったくの別物だ。
 私は野球については素人だが、これまで執筆活動と並行して大学や専門学校、進学塾などで教鞭を執り、多くの学生を指導してきた。そういう中で、なんらかの問題に悩んでいる、あるいは人生そのものに苦しんでいる学生とも数多く接してきたのだが、彼らに対して「がんばれ」「乗り越えるしかない」といった熱い言葉は重荷にしかならなかった経験がある。心の問題は発奮を促すようなものではなく、寄り添うものだと痛感してきた。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AAqFE2x.img?h=485&w=728&m=6&q=60&o=f&l=f© 文春オンライン 野球を楽しんでいないように見える藤浪晋太郎 ©文藝春秋

いったん野球から離れて心を休めてほしい

 今の藤浪はたぶん野球を楽しんでいない。23歳の若者らしい、弾けるような瑞々しい笑顔は久しく見ていない。きっと彼は子供のころ、野球を始めたばかりのころ、あの有り余る才能と破格の体格を存分に生かして、夢中で白球を追いかけていたんだと思う。そういう野球の原風景みたいなものが、23歳の藤浪からはまったく感じられない。
 もしも今の阪神に新庄剛志がいたなら、「乗り越えろ」ではなく「楽しめ楽しめ」と明るく声をかけて、被り物でもやらせていたんじゃないか。以前に本連載でも書いたけど、その意味でも今の阪神には新庄剛志が足りないのかもしれない。
 極端な話、私はいったん野球から離れてみるのも良いのではないか、と思っている。シーズンオフに米国留学のプランがあるなら、今からしばらくの休暇を与えて、異国という藤浪の顔を知る人が少ない地域で心を休めるのも一案なのではないか。今の藤浪には投手としての再生プランよりも、心の解放と療養のほうが先決のような気がする。
 もちろん、いつかは乗り越えてほしい。だけど、いつか乗り越えるためには、まずは乗り越えるための気力が必要だ。今はその気力をみなぎらせるべく、ゆっくり休むときなのではないか。野球から離れることで、野球を取り戻すことだってあるはずだ。

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阪神 藤波について

 復帰戦となった8月16日のカープ戦 阪神のエース候補、藤波晋太郎。
期待と不安が入り混じった注目の一戦は、最悪と言っていい程の結果になった。人として気の優しい、気持ちの良い青年であることは疑いがない。が、良すぎるのが問題なのは、見ている野球ファンならずとも明らかであろう。2015年には奪三振のタイトルも取ったピッチャーが、16日の登板ではまるで別人のように写った。言わずもかな、皆が心配している通り「イップス」である。それもかなりの重症のように写った。

 イップスはご存知、精神的なトラウマから来る非常に厄介なものであるのは言うまでもないが、まったく躍動感のない、オドオドした投球に、「これはヤバい」と見ているファンも多かったのではないだろうか。5回途中3失点、という内容で降板したが、最初に当てた大瀬良に対する死球は、元の藤波からはありえないものだった。変化球が抜けて顔面付近の肩にぶつかった。相手(藤波)を気遣う大瀬良の態度は非常に気持ちのいいものだった。

 さて、問題の当人だが、表情やしぐさに出てしまう。とても気のいい若い青年である。「やってしまった」という隠しきれない表情から、痛々しさ、さえ覚えた。だが、そのマウンドはプロの世界だ。次に当てた菊池についても同じような球であった。「投げるのが怖い」その気持ちを隠し切れない。相当な重症であろう。

 ここで金本の采配について触れたい。本来、阪神を背負って立つ逸材であるのに、いきなり首位カープ戦にぶつける神経がわからない。それだけの期待をかけているのはわかるのだが、もっとプレッシャーの少ない、ヤクルトだとか、中日だとかに当てればいいと思うのは、私だけではないはずだ。

 その逆にカープは徹底している。野村である。彼は甲子園で明らかなストライクをボールと判定され、その後の一球で満塁ホームランを浴び、甲子園で涙を呑んだ。試合後、異例中の異例ともいうべき、広陵の監督が記者団に「あれはストライク、選手も命をかけてグラウンドに立っている、審判にもそれ相応の覚悟でジャッジしてもらいたい。」といったのは記憶に新しい。鳴り物入りで地元カープに入団した野村は、実に3年間、甲子園での登板を回避させた。球団側の配慮である。これは選手に対する思いやりと期待、色々なものを鑑みてとった戦略である。選手を大事に育てる。という点では、カープに軍配があがるだろう。その点金本は選手に求めるものが大きすぎるのではないか?金本に出来たことや精神面を他の選手に求めても土台無理なのは過去記事で触れた。だが、今回もそれが出た。阪神ならびに藤波を今後を考えると、やはり首位攻防(もう決まってはいるが)に当てるのは配慮が無さすぎる、と言わざるを得ない。

 とにかく藤波が心配だ、素質はピカ一なのに、イップスで潰れてしまっては目も当てられないし、何より首脳陣の責任だ。時間はかかるだろうが、2.3年じっくり精神を鍛練し、向き合い、克服してもらいたい。一野球ファンとしての願いである。あれほどの素材を潰してしまうのはあまりに惜しい。
 
 野球に限らず、多いのはゴルフのパッティングなどでも多いイップスだが、完治は正直言ってとても困難である。時間と歳が必要になってくる。まだ23歳、先は長い。なんとか克服して元の藤波晋太郎に戻ってもらいたい。福留が声をかける姿は何よりそれを心配してのことだろう。新人で10勝、2015年には14勝、阪神には欠かせないエース候補なのだ、一野球ファンとして、気長に期待せずに待ちたいと思う。

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