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ぱっしょん・ぱっしょん・ぱっしょん。

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 特になし、本題に入ります。

 定跡形や流行形をソフト同士に指させてデータを取った。寝ている間も動いてくれるコンピューターをフル活用して。

千田ー「その中からなるべく僅差のものをファイルにして、コツコツ集めていったがどうもこの方法はうまくいかなかった。12月までやっていたが、それで勝てるか、というと違うきがする。得たものもあるが、今は定跡形の勉強は軽くに留めています。」

今後はどう活用する?

千田ー「ソフトといろいろやってわかったのは、やはり人間は終盤力に問題がある。ということ。自玉が安全か危険か、判断する能力がソフトと比べると著しく低い。このことは以前からわかってはいたが、あまりにも度が過ぎます。今後は終盤力の強化を真っ先にします。その方法はソフトの評価値を見ながらこの形はどうだ、こうだ、とサンプルを増やす。そうすることで人間的なミスが減るのではと期待しています。年の初めから3ヵ月ぐらい使って終盤を特化しようと考えている。」

人間が終盤に弱いのは時間や疲労などあるのでは?

千田ー「そうですね。しかし時間や疲労に関係なく形勢判断そのもが間違っていることが多々ある。それでは元も子もない。ソフトで自玉周りの感覚を鍛えれば、時間が少なくても冷静に指せるはず。」


ここから著者が「研究会ではわからないこと」と題して終盤の重要性について書いている。これは大昔から言われてきたことなので割愛する。千田が試行錯誤して改めてその重要性に辿り着いた、のめり込み過ぎて生活のリズムを崩した、etc。
 そして自玉の安全度について、人間的感覚とソフト感覚の違いに言及する。つまり、人間的に見れば危険でもソフト的には安全、ということが多々ある。その逆も。そういった感覚を身に着けられれば実際の局面に正確に指すことができる。守る必要のない場面で安心して攻めることができるようになる。それをソフトの膨大なデータを蓄積し、パターン化しようとしているのが斬新だ。
 詳しい方はご存知だろうが、千田は初手3八銀やNHK杯準優勝など、実績も出している。本人からすればまだまだだろうが、ソフト研究をしての変貌を自身はどうとらえているのだろうか。

  棋王戦第一局の初手7八金は記憶に新しいですね。本日はこの辺で、

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