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この記事は、題に書いたWOWOWの放送を見ていない人には、伝わらないので、見たことのある人に向けて、未来の自分に向けて、

 「ANGEL」
 最後の曲になるやもしれぬ、そんな覚悟は彼の表情には、確かに在った。先日、引退を発表した氷室京介。その彼が選んだのはまさしく、満身創痍、裸の俺、であった。

 一BOOWYファン、そして氷室ファンとして、少々恥ずかしい。本当の彼の姿、そして、生き方、を私は今の今まで、全く知らなかった。

「選ばれた人間だと思うよ」そう語る彼は大真面目であり、嫌味でもない。そんなことは疑いようがない。氷室京介は絵に描いたようなロックスターじゃないか。この放送を見ていない人は、少なからずそんな印象を持っていると思われる。けど、実際は違う。
どこまでも真面目で、嘘を吐かない。オーディエンス(我々)に対しても自分にも。

 「はじまりとおわりは、いつも雨」「けど、そこで(おわり)んだよ、雨かよ。っていうのと、ああ雨か、知ってたよ。けど俺はここまでやってきたよ。」「前と後ろじゃ、全然違う。たとえ同じ結果であったとしてもね。」
 正直にいえば、彼の口から「哲学」ということばが出ただけで驚いた。(あの氷室が哲学だと!?)そんなこと考えて感じてるんだ。この時は、やっぱり嬉しかった。人間、歳を重ねれば、一度や二度は考えると、やっぱりおもう。生とか善悪とかetc、

 「選ばれた人間」が、確かに天に向いて唾を吐くように言った。
 
 「偶然じゃね〜って、こんなの偶然なわけね〜だろ」

 「俺、最初もコケたんだよなぁ〜、誰だ!こんな所にモノ置いたヤツは!って。」
メイクスタッフに向けて、確かにそう言った。左ひじを抱え込みながら。

 ツアー最後の横浜スタジアム、思い出深い場所らしく、本人いわく「最初の氷室京介としてのかたちができた場所なんだ。」だそうで、十数年前の同場所でのライブが完成度が非常に高く、ファンの間でも語り継がれているステージらしい。ちなみに「100回やって3回ぐらい、本当に勝った、って心から思えるのは。ほぼ負けてるんですよ、ああ、また負けるのかって。」数少ない勝利の場所なのだ。だから偶然じゃないのだ。「そこで一つの答えが出るんじゃない。」後でわかったことだが、これは彼の精一杯の、痩せ我慢、だったと私は今思っている。

 リハーサルにも手を抜かない、ふつうの人間なら、彼ぐらいのスターなら、リハーサルなど確認程度ですませるであろう。しかし彼は、手を抜かない。入念に毎回時間をかけて、一曲ごとの調整や照明の位置など、丁寧すぎるぐらいに準備する。「手を抜けない病気なんだとおもいますね。」嘘か本当かは、アナタと天がきめること。

 そしてその時はおとずれた。偶然じゃない時が。

 最後のリハーサルの曲の最後、足を滑らせ、コケたのだ。その下には、いつも足を乗せて歌う返しのアンプがあった。左脇からもろに崩れ落ちた。三角に出張った個所に左脇を当てて、彼のアバラ骨は折れた。

 すぐには動けなかった、大慌てでスタッフが駆け寄る。本番まであと2時間。責任感の強い彼が一番にしたことは、声が出るか、歌えるかどうか、それだけだった。痛みはあるが歌える、決断したのは決行だ。

 2日間の初日、昼での出来事、後に「天がタオルを放る時。」といった。

 初日の4曲目で音がした、と語るほどの違和感を感じ、ステージ後に診てもらった、その時にアバラ骨折の事実確認をした、が、本人は震えるほど、感じていたいただろうし、わかっていた、だろう。

 そして2日目の最終日、そこには、雷と雨。アンコールで50分もの中断を余儀なくされた。この50分という時間は、彼の人生において、最も色濃い50分であっただろう。あれだけ優しい彼が確かに怒っていた。天から轟音と共に稲光が落ちた。雨も降っている。そして彼は、リハでコケてアバラ骨を折り、満足なパフォーマンスができない。「最後の最後でこれかよ、ここまで来てこれかよ。」うつむいて、かすれた声で、彼はそう言った。

 ぐったりと椅子にもたれたその姿は、今も忘れることができない。

 この50分の内に、さまざまなことが彼の内外で起こった。「偶然じゃね〜って」と声を荒げたのもこの時であった、「こんなんじゃ歌えない、もうやめる。」自暴自棄にも写る言動も出た、必死で周りのスタッフがなだめる。そしてアンコールは再開される。その時、アンコールで選んだ、最後になるやもしれぬ曲は、の問いに答えたのが「ANGEL」

 この「ANGEL」は、彼の全てだ。

 不器用な俺を見つめなよAngel 今飾りを捨てるから
 裸の俺を見つめなよAngel ・・・・・・、

 ざっくり書いたが、今日はここまで、
 「花燃ゆ」は対した進展もないし下関戦争は下手の東出君が見るに耐えないし
新展開があるまでちと離れます、なんか書きたくなったら勝手に書くかも、ってな訳で
 今回はう〜ん、最近ハマっている「マトリックス」のサントラをちと紹介。
なんていうんでしょうか、今更ですが偉大です、偉大すぎます、ホントに1999年作?
疑いたくなるほど、今見ても、いや過去にこの作品が出ていなくて今2015年に出ても
同じような社会現象になったでしょう、それほど今見ても面白い、深い、熱い。
 いや、年を重ねた今だからこそきっと面白いのでしょう、有名なアルファブロガーが
こんな事言っていました、「古典ってのは年を取って読む物だ、意味がわかるから」
これは目からウロコでした、でも言われてみれば当然っちゃ当然、当たり前の事です。
 私が始めてマトリックスを見たのは20歳前後でした、いわばクソガキ、世の中の事
なんてま〜ったく知りません、当時の感想は今思うと酷いもので、当然のもので
(なんかようわからんけどアクションはスゴかった、話の内容はようわからん)
正直に言うとこんな感じでした、ですが数年前に(金曜ロードショー)で放送され
(あ、マトリックスか〜若い頃見たけどようわからんかったな〜いっちょ見てみるか)
こんな心情で録画したのが始まりだったのです、もう一つ小さな理由があって
ジムで会った大学生が(工学部)一番好きな映画がマトリックスだと言った事、
以下の理由で再び見た「マトリックス」・・・いやぁ〜衝撃、衝撃、衝撃、
 感動と衝撃と喜びと、書ききれない、大袈裟に言えばちょっと人生変わりました。
あと大きいのが(日本語で見た)って事です、これはすごく大きくて、
生意気だった20歳前後の私は(字幕でみないとダメよ、映画は)
なんて馬鹿げた価値観がありました、これは大きな間違いで、
翻訳家の戸田奈津子さんは「日本だけなんですよ、字幕で映画見るのは」
と言ってました、そうですよね〜字幕追って映像も見る、この作業は大変だもんね〜
付け加えるとマトリックスの翻訳家は下手です、真面目に訳そうとするあまり
文章が硬っ苦しく、内容が全然伝わって来ません、その点、日本語は生きた言葉で
声優さん達が喋っているのでストレートに頭に心に入ってきます。私と同じく昔
見たけどあまり覚えてない、って人は、日本語でマトリックスを見てみて下さい。
人生が変わる、とまでは言いませんが、有意義な二時間になる事はお約束できます。
 そして最近ハマっているのがサントラ、遅い、と言いたければ言えばいいさ!
サントラで聞いてみるとまた違った世界が広がってきます、勉強する時に聞く人も
多いみたい、私も本やネットサーフィンをしている時、聞いています、
 有名な曲も基本2本のベースラインであれだけの深みとカッコよさ、まったく・・
二種類あってサントラとスコアー、まぁ〜本体と付属品、みたいな感じですが個人的にはスコアーが気に入ってます、絵が出てくるんだよね〜部分部分、映画とサントラの
ラスト、レイジアゲイントザマシーン(wake up)う〜ん、完璧だ・・・
 完璧すぎるんだ、どうしたらこんな物語を作れるんだ、こんな音楽を生み出せる、
天才だ、性同一性障害であっても、いや、だからこそ見えるものも大きいと思う、が
天才と言わずしてどうする、1999年製作・・・いったい何年先を行っているんだ?
ユニコーン まぁ〜偉大ですわな、中でも「すばらしい日々」「自転車泥棒」
この辺りは15年近く経った今でも、いや、今だからこそ心に染みてくるものが大きいです。しっかし民生をは天才やね。これを天才を言わずしてどうする!間違いなく日本音楽の歴史の中に5本の指に入るミュージシャンでしょう。いいなぁ〜|民生、いきさつをちっと調べるとパーソンズのメンバーと組む予定だったのにドタキャンに近い形で偶発的にユニコーンが出来たとかなんとか、運命とは不思議なモノですね。民生らしい、っちゃらしいエピソードで微笑ましい限り、でも最近の出す曲はやっぱピンと来ない、やはり全盛期の曲がすばらしいモノばかりです。いろいろ書きたいのですが長くなるので今日はこの辺で、「全てを捨てて僕は生きてる」こんな詩・・・くやしいが天才はいる。

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