ビルエヴァンスの言葉
「今夜も Blue-gな気分で・・・ 」1周年を迎えるに当たってジャズについて少し考えてみたい。
ジャズを愛聴する人は漠然でも1度や2度は、ジャズって何だろうとか、どう言った音楽なんだろうとか、どういった経緯で生まれたんだろうなどと考えたときがあると思う。
ここで自分のジャズ論を論じてもあまり説得力がないので一つの答えとしてビル・エヴァンスが60年代にTVのインタビューで、語っていた言葉を載せてみたいと思う。
以下ビル・エヴァンス談
ジャズという音楽の真の姿が伝えれていないから
ジャズを理解する人は少ない
私が考えるジャズという音楽は数世紀かけてアメリカが育ててきた芸術の一形式なんだ
その一方でジャズは、クラッシックの手法を復活させた音楽でもある
17世紀には、クラッシックでも即興演奏が行われていた。
でも当時は音楽をの残す手段がなかったんだ録音技術が存在していなかった
だから楽譜という形で残されたそして作曲者やミュージシャンは次第に音楽に
正確さを求めるようになったんだ
その結果クラッシックの世界では即興演奏という奏法そのものが忘れ去られた
そのため即興を行う数少ない作曲家たちは18世紀の終わりにはいなくなってしまった
かつてクラッシックで使われたプロセスを復活させたのがジャズだ
ジャズを゛スタイル゛と考える人は多いが私は音楽を作るプロセスだと思っている。
1分間の音楽を1分間かけて作るプロセスだクラッシックは、1分間の音楽を作るのに3ヵ月かかる
違いはそれだけだ!
ジャズは、その歴史的背景や生まれた場所アメリカ文化を反映したもので特定の音楽スタイルだと
思われがちだ、しかし覚えておかなければならないのは、ジャズは即興性が問われる創造の
プロセスでありただの音楽スタイルではない事をショパンやバッハ、モーツァルトだって、そうだ
即興でピアノを弾いていた時彼らはジャズを演奏していた。
それが私のジャズに対する考え方だ
ジャズとは、感性がうみだす創造的なプロセスだ、私がジャズを好きなのは録音した自分の音楽を
客観的に聴くことが出来るからなんだとても興味深いと思うことがある
クラッシックの作曲を教える人々がみんな即興に聞こえる音楽作れと教えることだ
゛自然な音楽を作れ゛とね!
つまり音楽とは
自然に生まれる音を使って語りかけることなのさ、感性が生み出す独創的な音楽を復活させたこと
それがジャズのすごいところさ18世紀に消えたクラッシックの即興演奏をよみがらせたんだ!
以上が語られた一部だが、偉大なジャズピアニストが語っているのだからそれなりの説得力はある。僕はこのインタビューはDVDで見たのだが、ビル・エヴァンスは音楽に対し真面目で真剣にそして誠実に捉えているなと思った。この言葉が全てではないにしろ的は得ている気がする。
これは僕の感想だが、語られて内容を聴いて、白人的意見だなとも思った。